▲新生K-1大会に「手ごたえを感じた」という魔裟斗エグゼクティブプロデューサー(写真は5・16エグゼクティブプロデューサー就任会見において)
新生K-1の魔裟斗エグゼクティブプロデューサー(以下EP)が、5月27日(日・現地時間)スペイン・マドリードで開催された『K-1 RISING 2012〜K-1 WORLD MAX FINAL 16〜in MADRID』を総括した。以下、主催者から発表されたコメントの全文。
「今回初めての海外大会を経験しました。今回は各試合に特別KOボーナスを出すと前日の記者会見で約束し迎えた大会当日は、選手もその期待にこたえるようにKOが多数出るエキサイティングな大会となりました。マドリードの観客の方々の熱気がとてもすごく、現場の盛り上がりが重要だと強く感じました。新生K-1の初めての大会でしたが、手ごたえもあり、本当に良い大会だったと思います。
私が思う今大会のベストバウトは、MAX(−70kg以下)ですと、試合が見ててわかりやすく、最後はしっかり倒したマイク・ザンビディスだと思います。ヘビー級は、記者会見といい、試合といい、チャンピオンの風格が漂うダニエル・ギダです。彼はオーラが他のファイターとは違いました。日本人選手の城戸(康裕)選手については、ファイトも含め、スタイルも自分の道が分かったのではないかと感じました。新たな路線でこのままいってほしいと思います。
FINAL8(MAXのトーナメント準々決勝)の組み合わせについては、これから考えますが、エキサイティングな試合ができるようなマッチメイクを組んでいきたいと思います。それにはファイターそれぞれの相性も考慮して考えていきたいです。期待してください。
次回L.A.の大会(9月8日、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス=ヘビー級のワールドGPアメリカ予選トーナメントを予定)も、熱気のある皆さまに喜んでもらえるようにEPとして頑張りますので、応援のほど宜しくお願いいたします」
なお、インターネットでのライブ配信の視聴数上位3カ国は、1位ギリシャ(ザンビディスの母国)、2位モロッコ(バダ・ハリの母国)、3位ルーマニア(ギダの母国)という結果だった。会場にはサッカー界のスーパースターであるクリスティーノ・ロナウドやUFCで活躍するクイントン・“ランペイジ”・ジャクソンも観戦に訪れていた。
同大会の模様はDMM.comにて6月下旬より、魔裟斗EPの日本語解説入りダイジェスト番組で配信予定。
<次回大会>
「K-1 RISING 2012 WGP in LOS ANGELES US GP CHAMPIONSHIP」
2012年9月8日(土・現地時間)アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス
LOS ANGELES MEMORIAL SPORTS ARENA
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