7月21日(土・現地時間)スペイン・カナリア諸島テネリフェで開催される『IT’S SHOWTIME 59』の全対戦カードが発表された。
スペイン大会であるだけに、地元の選手vs世界が基本的に多くマッチメイクされた今大会。セミファイナルでは、ハヴィエル・エルナンデス(スペイン)が保持するIT’S SHOWTIME世界61kg級タイトルに山本真弘(藤原)が挑戦する。
山本は2010年12月のギリシャ大会で、当時世界王者だったセルジオ・ヴィールセン(スリナム)に挑戦。1Rにダウンを奪われたものの、以後は自分のリズムを取り戻し、逆転を狙う中でまぶたの古傷が開きドクターストップ負けという苦渋をなめている。2度目のタイトル挑戦を前に、山本は「自分の持ち味はスピードと切れ。パワーで押し負けなければ、展開は変わってくるでしょう。後半に勝負をかけたい」と後半戦が勝負だという。「普通に判定までいったら勝てないでしょう。最悪でもダウンを2、3回は取らないと。頭の中では倒して勝つというパターンも用意しています。無傷で勝とうなんて思っていたら、絶対に勝てない。とにかくどんな勝ち方だろうと、勝たないと意味はない。これがラストチャンスだと思って闘います」と気合い十分のコメントを残している。
メインイベントではアンディ・サワー(オランダ)vsゼベン・ディアス(スペイン)の一戦が組まれた。サワーは『IT’S SHOWTIME57』にも出場し、クリス・ンギンビからIT’S SHOWTIME世界70キロ級王座を奪取したばかり。わずか20日間のインターバルの出撃となるが、ンギンビ戦の前にも1カ月半のインターバルで新生K-1のリングで闘っている。対するゼベンは“ザ・キラー・ボーイ”のニックネームで知られ、サワーに勝るとも劣らぬコンビネーションを得意とする。
「IT’S SHOWTIME 59」
2012年7月21日(土・現地時間)スペイン・カナリア諸島テネリフェ
<決定対戦カード>
▼メインイベント(第6試合) 70kg契約 3分3R
アンディ・サワー(オランダ)
vs
ゼベン・ディアス(スペイン)
▼第5試合 IT’S SHOWTIME世界61kg級タイトルマッチ 61kg契約 3分5R
ハヴィエル・エルナンデス(スペイン/王者)
vs
山本真弘(藤原ジム/元全日本フェザー級王者、Krushライト級グランプリ2009&Kick Returnトーナメント&IKUSA -U60 GP優勝/挑戦者)
▼第4試合 85kg契約 3分3R
マーセル・グローエンハート(オランダ)
vs
マキシモ・スアレス
▼第3試合 95kg契約 3分3R
ローレン・ハヴィエル・ホルヘ(スペイン)
vs
セルゲイ・ラシュシェンコ(ウクライナ)
▼第2試合 85kg契約 3分3R
モイセス・ルイバル(スペイン)
vs
アミール・ゼヤダ(エジプト)
▼第1試合 70kg契約 3分3R
アンディ・リスティ(スリナム)
vs
デビッド・カルボ
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