パンクラス
「PANCRASE 2011 IMPRESSIVE TOUR」
2011年2月6日(日)東京・ディファ有明
開場14:30 開始16:30 ※第1部は15:00〜
※観衆=1,800人(満員)
▼第6試合 バンタム級 5分2R
○赤井太志朗(ノヴァ・ウニオン・ジャパン/同級3位)
判定2−0 ※20−19、20−19、20−20
●佐藤将光(坂口道場 一族)
1R、サウスポーの赤井が勢いよくコーナーを飛び出し、強烈なフックを当てていく。佐藤はタックルでテイクダウンし、赤井が起き上がろうとすると下からの腕十字! これをかわした赤井が抑え込み、サイドからマウントに。佐藤がハーフに戻してブレイクとなる。
残り30秒でパンチの打ち合いとなり、佐藤の左フックで赤井がグラつく! 一気にパンチを打ちに行く佐藤は応戦する赤井に右アッパーをヒットさせる。
2R、前Rの続きをするかのようにパンチで打ち合う両者。佐藤の左右フックが赤井を捉え、赤井は首相撲からのヒザに持ち込む。ブレイク後、佐藤が片足をすくってテイクダウンすると、赤井はすぐに立ち上がって飛びヒザ蹴り。しかし、佐藤が胴タックルで再びテイクダウンに成功。
立ち上がった赤井は首相撲からのヒザ蹴り。佐藤はパンチで応戦するも、首相撲では一方的にヒザを蹴られる。残り1分で赤井が初めてテイクダウンに成功、アキレス腱固めで勝負をかけたが試合終了。赤井が判定2-0でランカーの意地を見せつけた。
▼第5試合 バンタム級 5分2R
△大石真丈(フリー/同級2位)
ドロー 判定1−0 ※20−20、20−20、20−19
△滝田J太郎(和術慧舟會東京本部)
1R、サウスポーの滝田がパンチからタックルに入ると、大石がすぐにバックを奪う。滝田の胴を足4の字で固めてのパンチ。しばらくその状態をキープしていたが、滝田が向き合うことに成功。ラバーガードの大石をバスターでマットに叩きつける。残り10秒で滝田が鉄槌を叩き込んだ。
2R、滝田がバックブローを放つと大石がバックを奪う。滝田はアームロックの体勢になり、大石は右足を引っ掛けてテイクダウン狙い。
滝田がアームロックのまま投げを打つが、大石はバックをキープ。しかし、すぐに滝田が上になり、立ち上がろうとした大石をガブる。
離れると両者はパンチの打ち合いを始め、大石の右ストレートがヒット。滝田も負けじと右フック。左ストレートを連発して前に出ていく滝田と、ジャブで迎え撃つ大石。残り30秒で滝田が連打を決めると、大石は首相撲からのヒザ蹴り。
滝田もヒザを蹴り返したが、これはローブローとなって試合は一時中断に。
試合が再開すると両者は再びパンチの打ち合いを展開、滝田の連打が大石を捉える。大石も右ストレートを打ち返し、バックを奪いに行く。滝田が倒れると同時に袈裟固めの体勢になった滝田。接戦は大石に1ポイント入ったが、ドローとなった。
▼第4試合 ライトヘビー級 5分2R
○田中章仁(SRC育成選手/2001〜2007年レスリング天皇杯全日本選手権7連覇&学生レスリング6冠)※デビュー戦
判定3−0 ※20−19、20−17、20−19
●福田雄平(HIDE’S KICK)
1R、サウスポーの田中は右手を伸ばしながら前進。鮮やかに片足タックルを決めると上になり、相手の首を抱え込むようにしてのネックロック、地響きがするような重いパウンドで攻める。
そしてサイドを取るとアームロックに。袈裟固めにポジションを変えると腕ひしぎ膝固めにいったが、これも極まらなかった。
2R、左フックをかわしてアゴが上がった田中に福田が右フック! しかし、すぐに田中が組み付いてバックを奪い、グラウンドでスリーパーの体勢に。バックマウントからのパンチ、そしてスリーパーを狙った田中だが、福田に立たれて逆襲の右フックをもらう。
残り10秒で福田が左右フックで前に出るも時間切れ。試合を全体的に支配していた田中がデビュー戦を白星で飾った。
▼第3試合 フライ級 5分2R
○松永義弘(禅道会新宿道場)
判定3−0 ※20−19、20−19、20−18
●江泉卓哉(総合格闘技道場武門會/同級5位)
1R、松永がボディと顔面へ打ち分けてのパンチ。江泉が時折ローを放つが、両者ともほぼパンチ主体。松永が思い切ってパンチを振っていく。2Rも同様の展開となり、松永が左ストレートで江泉に尻餅をつかせる。
江泉のタックルを切り続け、パンチの打ち合いでは江泉に鼻血を出させた。残り30秒で江泉がテイクダウンに成功するが、松永はすぐに立ち上がり、ランカーに判定勝ちした。
▼第2試合 フライ級 5分2R
○廣瀬 勲(ストライプル/同級3位)
一本 2R1分43秒 ※チョークスリーパー
●佐藤ハヤト(パラエストラ松戸)
1R、サウスポーの廣瀬が前に出て、佐藤が前蹴りで迎え撃つ。佐藤の蹴りをキャッチした廣瀬がテイクダウンするが、佐藤が度々ヒールホールドを仕掛ける。
2Rはバランスを崩して倒れた佐藤を廣瀬が踏み付け、パウンドからのチョークスリーパー。チャンスを逃さなかった廣瀬が一本勝ちした。
▼第1試合 ライト級 5分2R
○徳留一樹(パラエストラ八王子)
TKO 1R2分55秒 ※グラウンドパンチでレフェリーストップ
●太田純一(GOKITA)
1R、サウスポーの徳留に大田がパンチのラッシュを仕掛け、右のパンチで優勢に立ったが、打ち合いにいったところで逆に左アッパーをもらう。徳留が胴タックルでテイクダウンを奪ってマウントパンチ。
ガードポジションになった大田に強烈な左のパウンドを落とし、大田がグッタリとなってレフェリーストップとなった。
▽本戦第1部
▼第7試合 ウェルター級 5分2R
○西坂タツヒコ(ノヴァ・ウニオン・ジャパン)※初参戦
TKO 1R4分7秒 ※鼻骨骨折の疑いでレフェリーストップ
●北田 有(和術慧舟會富山支部S.P.O)
▼第6試合 ライト級 5分2R
○高橋克典(GRABAKAジム/2010年NBTライト級準優勝)
一本 2R1分32秒 ※腕ひしぎ十字固め
●下山 大介(和術慧舟會TLIVE)
▼第5試合 フェザー級 5分2R
○増田良太(GRABAKAジム)
TKO 2R3分4秒 ※グラウンドパンチでレフェリーストップ
●ワッサン相原(TEAM SNAP)
▼第4試合 フェザー級 5分2R
○ジョン・ショレス(ロデオスタイル)
判定3−0 ※三者とも20−19
●斉藤洋二(和術慧舟會TLIVE)
▼第3試合 フェザー級 5分2R
△伊藤尚司(CORE)
ドロー 判定1−0 ※19−19、20−19、19−19
△櫻井明大(BLUE DOG)
▼第2試合 バンタム級 5分2R
○清水隼人(パンクラスP’sLAB横浜)
一本 2R3分51秒 ※肩固め
●近藤尚平(U-FILE CAMP登戸)
▼第1試合 フライ級 5分2R
○辻田大祐(秋本道場jungle junction)
TKO 1R2分35秒 ※ヒールホールドでレフェリーストップ
●泰斗(KIBAマーシャルアーツクラブ)
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