▲(左から)DRAGON GYM・佐藤亮会長、笠井流都、佐藤太陽、佐高仁、伊藤滉基、瀬野尾亜月、熊井亮介、石垣慎壱イベントプロデューサー
オープニングファイトでは、ドラゴンスタジアム認定王者決定トーナメントが行われ、6階級のキッズ王者が誕生した。
まず、50kg級では王座決定戦として熊井亮介(Y’ZD)と佐藤翔吾(秀晃道場)が激突。
→50kg級王座決定戦で対戦した熊井亮介(左)と佐藤翔吾
APKFジュニア50kg級&UKF48kg級のタイトルを持つ熊井はゴングと同時にラッシュを仕掛ける。強烈な左ミドルを食らった佐藤はうずくまりダウン! そのまま立ち上がることが出来ず、熊井が3本目のベルトを獲得した。
45kg級王者決定トーナメント決勝戦では、初戦をヒザ蹴りによるKO勝ちで勝ち上がってきた瀬野尾亜月(秀晃道場)とDRAGON GYM期待の齋藤紘也が対戦。
→瀬野尾亜月(左)と齋藤紘也による45kg級王者決定トーナメント決勝戦
距離を取ってミドルを当てる齋藤に対し、瀬野尾がパンチ&ミドルを出しながら距離を潰し得意のヒザ蹴りへ。接戦の末に判定で瀬野尾が勝利し、M-145kgタイトルに続いて2本目のベルトを獲得した。
40kg級トーナメント決勝戦は、伊藤滉基(DRAGON)と丹大亮(DRAGON湯沢)のDRAGON GYM同士による一戦に。
→40kg級トーナメント決勝戦、伊藤滉基(右)と丹大亮
重戦車のごとく重いパンチとローで前に出る丹に対し、長身の伊藤がミドルとリーチ差を活かしたパンチを的確に当てていく。伊藤がトーナメントを制覇。
35kg級では、佐高仁(DRAGON湯沢)と片岡亜沙人(FLAT UP)が決勝戦で対戦した。関係者の誰もがベストファイトと評するほど、レベルの高い攻防を見せた両者。
→佐高仁(左)と片岡亜沙人の決勝戦
佐高がパンチから左ミドルと的確に攻撃を当てれば、片岡も素早い動きで右ミドル、右ロー、さらに首相撲でも負けない。本戦では決着がつかず、延長戦の末に佐高が激戦を制した。
30kg級トーナメント決勝戦では、佐藤太陽(DRAGON)と鈴木統磨(DRAGON石巻)が対戦。
→30kg級トーナメント決勝戦、佐藤太陽(右)と鈴木統磨の一戦
離れてはミドルとパンチの手数で圧倒する佐藤。首相撲でも優位に試合を進めていく。2Rには、余裕からか前方回転蹴りを見せる場面も。鋭い左ミドルでダウンを奪うと、立て続けにダウンを奪いそのままKO勝ち。佐藤はWINDY20kg級タイトルに続いて、2本目のベルト奪取となった。
25kg級トーナメント決勝戦では、2連続KO勝利で勝ち上がってきた笠井流都(仲ファイティングジム)が高橋幸汰(DRAGON湯沢)を圧倒。ヒザ蹴りで2度のダウンを奪いKO勝利した笠井がチャンピオンとなった。
→25kg級トーナメント決勝戦で対戦した笠井流都(左)と高橋幸汰
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