【PRIDE武士道】ハイアンがまたも吉田と桜庭を挑発!
「美濃輪を倒したら、次は吉田と桜庭だ!」 5月21日(金)都内で行われた、5・23『PRIDE武士道 其の参』で日本選抜チームと対戦するグレイシーチームの公開練習で、ハイアン・グレイシーが吼えた。 「俺はただ、自分の相手をぶん殴りに来ただけだ」と言うハイアンは、今回の対戦相手である美濃輪の事にはほとんど触れず、「美濃輪に勝ったら吉田と闘って勝つ。その次は桜庭にも勝つ。俺が桜庭と闘った時は怪我をしていたから、リベンジマッチを受けてくれるのを待っていたんだ」と、相変わらずのしつこい要求を繰り返した。 なにしろハイアン、美濃輪の印象を聞かれて「テクニシャンで本当に強い選手だと思う」と答える。美濃輪がテクニシャン? 明らかに美濃輪の事をしらないような発言だ。案の定、「ビデオは見てないよ」と笑い飛ばした。ハイアンが今回の試合のオファーを受けたのは二週間前。それまでは、「バカンスとトレーニングをしていたが、バカンスのほうが多かった」という。その証拠に、カメラマンへ向けてポッコリと突き出たお腹を披露。「2週間しかトレーニングできなかったのは残念だ。しかし、俺はいつでも試合が出来るように準備はしている。グレイシーは決して闘いから逃げない」と豪語した。 美濃輪を舐め切った態度。それでも、「今回の対抗戦は3−0で勝つ。全てのファイターをボコボコにしてやる。なんなら、吉田と桜庭は同時にリングに上がってきてもいいぜ」と自信をあらわにした。背中には、新しい十字架のタトゥーを施し、「これは悪魔の十字架なんだ…おっと、それは冗談。神様の十字架さ」と笑い飛ばした。 五味隆典と対戦するハウフ・グレイシーは、「彼はいいファイターだ。しかし、私はいい試合をして、勝つためにやって来た」と語り、日本語で「武士は死をも恐れず」と挨拶。 長南亮と対戦するパンクラス・ミドル級王者ヒカルド・アルメイダは、「PRIDEに上がれるのは本当に嬉しく思う。グレイシー一族の一員として誇りに思うよ」と感想を述べ、「(長南は)かなりアグレッシブな試合をするファイターだが、自分の人生を賭けて今までヘンゾから学んできた全ての技術をぶつけて闘う」と意気込みを語った。 チームの総帥ヘンゾは、「ハイアンは100%ではないが、いい試合が出来ると思う。アルメイダは私が今まで見てきた中で最も素晴らしく、いいファイターです。ハウフは前回みなさんが見たとおり、とても力強い試合をするが、今回はさらにもっと力強い試合を見せてくれるでしょう」と、チームの勝利を確信しているコメントを残した。
※この公開練習の動画は「クローズアップ!」で間もなく公開!
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