2005年6月14日(火)広島・広島グリーンアリーナで開催される『K-1 WORLDGP2005 IN HIROSHIMA』スーパーファイトで、レイ・セフォーと対戦するルスラン・カラエフが公開練習を行った。
12歳でキックボクシングを始めたというルスランは、K-1のテレビゲームでK-1の存在を知り、それからテレビ中継を見るようになったという。アマチュアで170戦近く経験し、125のKO勝ちを上げている脅威の試合数とKO率を誇るルスランの必殺技は左フック。自らのことを「一発でもパンチが入ると思えば、そこから最後の最後まで相手を倒しに行くアグレッシブなファイター」と評し、そのファイトスタイルから付いたニックネームは”ハンター・ルー”(ロシアの狩人)。
対戦相手のセフォーについては「彼は本当にプロフェッショナルなファイターで、彼のような経験豊富な選手と戦えて光栄」とルスラン。セフォーへのメッセージを求められると「お互いの健闘を祈っています。そしてどちらが強いかを決めましょう」と語った。
インタビュー後に行われた公開練習では、得意の左フックだけでなくカカト落とし・ハイキック・バックキックなど多彩な足技も披露。オールラウンダーの一面も覗かせた。
――まずは自己紹介をお願いします。
名前はルスラン・カラエフ、ロシアから来ました。キックボクシングの選手で、アマチュアで170戦近くキャリアを積んで、色々な世界大会で優勝しました。プロのキャリアは5戦5勝(3KO)です。2004年の試合を最後に日本に渡り、K-1に参戦することになりました。
――ロシアにいた頃からK-1のことは知っていましたか?
はい、知っていました。最初はテレビゲームでK-1のことを知って、それからテレビで試合を見るようになりました。テレビゲームのおかげで選手の名前をほとんど覚えたんです(笑)
――好きな選手は誰ですか?
その頃はピーター・アーツが好きでした。でも今のアーツは昔のアーツとは違うので、今好きな選手というのはいません。
――ゲームがキッカケでキックを始めたんですか?
そういうわけではありません。12歳の頃にキックを始めたんですが、学校などで喧嘩が絶えなかったので、自分のことや友達を守る護身することがキッカケです。
――そのゲームには今回対戦するレイ・セフォー選手は出てきましたか?
はい。でも私はアーツが好きだったので、あまりセフォーを選んでプレイしたことはありません(笑)
――セフォー選手にどんな印象を持っていますか?
とてもいい印象を持っています。彼は本当にプロフェッショナルなファイターですね。彼のようにキャリア豊富な選手と戦うことは光栄ですし、彼と闘うことで私も大きな経験を得ることになるでしょう。
――得意技は何ですか?
パンチの方が得意です。左フックで一番KOしています。
――アマチュアで170戦も戦って、125のKO勝ちがありますが
確かにそうです。でもアマチュアはプロよりもレベルが低いですから。
――自分で自分のことをどんなファイターだと思いますか?
一発でもパンチが入ると思えば、そこから最後の最後まで相手を倒しに行くアグレッシブなファイターです。出来るだけ早い時間で試合を終わらせようと思います。
――ニックネームはあるんですか?
”ハンター・ルー”というニックネームがあります。ロシアの狩人という意味です。
――K-1ファイターよりも自分のどこが優れていると思いますか?
それはまだ分かりません。K-1ファイターは100kg以上の選手が多くて、技術的にどうかな?と思うところがあります。なので私は技術の高さとスピーディさで勝っていきたいと思います。
――セフォー選手もパンチの得意な選手ですが、パンチでKOする自信はありますか?
勝つ確信はあるんですが、パンチで勝つ確信はありません。セフォー選手もパンチが得意な選手ですからね。ただし試合が終われば、どちらのパンチが強かったか話すことが出来ますよ。
――セフォー選手の弱点は見つかりましたか?
まだそこまでは研究していません。リング上で彼の弱点を見せます。
――ルスラン選手を日本に紹介したポール牧さんが先日亡くなられたことは知っていますか?
はい。牧さんはいつも練習を見ていてくれて、とてもいい友人でした。私がK-1のリングに上がる日を楽しみにしていてくれてましたから。今度の試合の勝利を牧さんに捧げたいと思います。
テレビ広島/FEG
「K-1 WORLDGP2005 IN HIROSHIMA」
2005年6月14日(火)広島・広島グリーンアリーナ
開場16:00 開始17:00
<決定対戦カード>
▽JAPANGP
▼一回戦 3分3R延長1R
天田ヒロミ(TENKA510)
VS
富平辰文(SQUARE)
▼一回戦 3分3R延長1R
藤本祐介(MONSTER FACTORY)
VS
ノブ・ハヤシ(ドージョー・チャクリキ・ジャパン)
▼一回戦 3分3R延長1R
ボブ・サップ(チーム・ビースト)
VS
中尾芳広(フリー)
▼一回戦 3分3R延長1R
中迫剛(ZEBRA244)
VS
堀啓(チーム・ドラゴン)
▼準決勝 3分3R延長1R
天田×富平の勝者
VS
藤本×ノブ
▼準決勝 3分3R延長1R
サップ×中尾の勝者
VS
中迫×堀の勝者
▼決勝 3分3R延長2R
※この試合の勝者がK-1WORLDGP開幕戦への出場権を獲得
▼リザーブファイト 3分3R延長1R
タケル(正道会館)
VS
新村優貴(大誠塾)
▽スーパーファイト
▼K-1ルール 3分3R延長2R
レイ・セフォー(レイ・セフォーファイトアカデミー)
VS
カラエフ・ルスラン(マルプロジム)
▼K-1ルール 3分3R延長2R
チェ・ホンマン(フリー)
VS
”グリーン・ベレー”トム・ハワード(UPWシャークタンク)
▼オープニングファイト
山本優弥(BOOCH BEAT)
VS
濱崎一輝(シルバーアックス)
<チケット料金>
SRS席22,000円/S席12,000円/A席6,000円
<チケット販売所>
K-1オフィシャルサイト=http://www.k-1.co.jp
FEGオフィシャルサイト=http://www.feg-jp.com
i-mode K-1
Voda fone live! K-1オフィシャルサイト
EZ web K-1 オフィシャルサイト
チケットぴあ=0570-02-9999
CNプレイガイド=03-5802-9999
ローソンチケット=0570-063-006(Lコード:67132)
キョードー東京=03-3498-9999
イープラス=http://eee.eplus.co.jp
<お問い合わせ>
FEG=03-3796-5060
|