6月10日(土)都内ホテルにて、全日本キック連盟主催『Triumph(トライアンフ)』の前日計量が行われた。
日本人キラー“切り裂き魔”とワンロップ・ウィラサクレック(タイ)と対戦する山本元気(DEION
GYM)は一発で計量をパス。予備計量で400gオーバーしたワンロップ陣営のウィラサクレック会長が体重計を見つめる中、計量をパスした山本はウィラサクレック会長に親指を突き立てるなど、すでに気合十分だ。
計量後に囲み取材に応じた元気は「減量も順調だったし、コンディションは100%もう明日のことしか考えてない。ワンロップは見た目が強そうだった。
勝つ自信が20%から40%まで増えたって言ってましたけど、また20%に戻りました(苦笑)。ただ20%もあれば上等ですよ。だから大丈夫です。勝ちます」と、静かに闘志を燃やす。
対するワンロップは予備計量後の本計量ではしっかりとリミットをクリア。「今は日本で戦う方が好き。日本人と戦う方が簡単だから(笑)」と、ヒジだけでなく口でも日本人キラーぶりを発揮。
「倒すイメージは何も考えてない。どんな技を出すかは試合を楽しみにしていてよ」と語った。果たして日本キック界最高峰のカードと称される一戦の結末はいかに!?
またダブルメイン第1戦でヨードクングライ・ノーンカムジム(タイ)とのリベンジマッチに挑む小林聡(藤原)は「前回は全て自分のミスで負けた。あいつが強いわけじゃないし、普通にやれば勝てるってところを明日証明する」とリベンジに自信あり。「勝つことは分かっているし、ぶち殺しますよ」と殺気を漂わせていた。
しかしヨードクングライも「前回は自分の実力で勝った。小林のパンチとローは怖くないし、明日はまたヒジで切って勝つ」と返り討ちを宣言。こちらも山本×ワンロップ戦同様に、緊張感のある試合が予想される。
全日本キックボクシング連盟
「Triumph」
2006年6月11日(日)東京・後楽園ホール
開場17:00 開始18:30
※本戦開始前にオープニングファイト予定
<対戦カード>
▼ダブルメインイベント2 第8試合 日本VSタイ フェザー級 3分5R
山本元気(DEION/全日本フェザー級1位)57kg
VS
ワンロップ・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック/M-1バンタム級王者)57.15kg
▼ダブルメインイベント1 第7試合 日本VSタイ 62.5kg契約 3分5R
小林 聡(藤原/WKA世界ムエタイ・ライト級王者)62.3kg
VS
ヨードクングライ・ノーンカムジム(タイ)62.1kg
▼ダブルセミファイナル2 第6試合 日本VSタイ 57.5kg契約 サドンデスマッチ3分3R延長1R
山本真弘(藤原/全日本フェザー級王者)57.3kg
VS
ダーラタイ・ペッパヤッタイ(タイ)57.5kg
▼ダブルセミファイナル1 第5試合 日本VS韓国 54kg契約 サドンデスマッチ3分3R延長1R
藤原あらし(SVG/全日本バンタム級王者)54kg
VS
チェ・ジンスン(韓国/IKMF韓国バンタム級王者)53.9kg
▼第4試合 日本VS韓国 スーパーウェルター級 サドンデスマッチ3分3R延長1R
望月竜介(UWFスネークピットジャパン/同級3位)69.85kg
VS
MAD☆BULL(韓国/国際キックボクシング連盟ミドル級王者)69.85kg
▼第3試合 ライト級 3分3R
HIROAKI(峯心会)60.8kg
VS
加門政志(士心館)60.3kg
▼第2試合 ライト級 3分3R
田中信二(大村道場)再計量
VS
濱島康大(はまっこムエタイジム)60kg
▼第1試合 ライト級 3分3R
鈴木真治(藤原ジム)61kg
VS
野間一暢(JMC横浜GYM)60.8kg
▼オープニングファイト ウェルター級 3分3R
宮越宗一郎(藤原ジム)66.4kg
VS
平 航(REX JAPAN)65.9kg
<チケット料金>
RS席10,000円 S席7,000円 A席5,000円
※当日券は各1,000円増し。
<チケット販売所>
チケットぴあ=0570−02−9999
イープラス=http://eee.eplus.co.jp/
チケット&トラベルT-1=03−5275−2778
後楽園ホール=03−5800−9999
全日本キック=03−3365−1171
<お問い合わせ>
全日本キック=03−3365−1171
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