2月25日(日)ADCC JAPANより、プレスリリースが届いた。内容は、来年5月にニューヨークで開催されるADCC主催「世界サブミッションレスリング選手権大会」に向けての日本予選についてのもの。ADCC
JAPANでは日本代表選手を決めるべく日本予選を行ってきたが、ADCC本部に近い筋より「日本人を含めた世界大会への推薦選手が発表される」という連絡を受けたという。
正式な決定事項ではないものの、もし推薦選手が発表されるのであれば、すでに始まっている予選システム変更の可能性も出てくる。このことについてADCC
JAPANは以下のような声明を発表した。(原文ママ)
●ADCC JAPANからのお詫び。
「9月に正式発足したADCC JAPANでは「世界大会で勝てる日本人の育成」を目標に、レフェリー講習会を初め、明日、福岡で開かれます九州オープンを含め6トーナメントを皆様の支援の下、開くことができました。
ADCC JAPANは、アブダビコンバットを単なる大会に留まらせず、競技として普及に務めて欲しいという要請の下スタートを切りました。同時に「競技的発展を目指すため」に、次回世界大会では前回大会の優勝者以外推薦選手は設けず、各予選を出場していない選手の出場はないという指示を受け、3月25日に第一次日本予選、4月15日に最終予選に向け、活動を行なってきました。
しかし、このたびADCC本部からの近い筋より、来週にもADCC本部から日本人を含めた世界大会へのADCC推薦選手が発表されるという連絡を受けました。これまで上記のように、トーナメント出場選手以外に出場できないという我々の方針により、この時期の他大会への参加を見合わせてきた選手、最終予選への出場が決り、調整をしてくださっている選手の方々には誠に申しわけありませんが、予選出場を固辞した選手も、そのリストの含まれている可能性があります。(ADCC本部より、この件の正式連絡はADCC
JAPANに届いていないため、現時点でも推薦選手が誰であるかは不明です)
また、一次予選に出場予定の選手、一次予選を免除され最終予選出場が決定している選手も、推薦される可能性があります。その場合、ADCC本部より推薦を受けた選手は、予選に出場する必要がなくなるため、そのようなケースに至った場合、ADCC
JAPANにおいて、一次予選免除選手を新たに設けるのか、あるいは一次予選を勝ち抜く選手の数を増やすか、検討のうえ、後日改めて連絡させていただきます。
ADCC JAPANでは、今後、今回のような混乱が再び生じないよう、ADCC本部との連絡を徹底させるよう全力を尽くす次第です。日本予選を直前に控えたこの時期に、このような事態に陥り、また選手に混乱を与えてしまうことを新ためてお詫び申し上げます。
2007年2月24日 ADCC JAPAN一同」
なおすでに発表されている日本予選(一次予選3月25日新宿コズミックセンター、最終予選4月15日北沢タウンホール)では選手を募集中。また3月25日にはインターミディエイト、ビギナー、キッズを対象とした「ADCC
JAPAN-CUP」の開催も決定し、こちらも選手を募集中。詳しくはADCC
JAPAN公式サイト(=http://www.adccj.com/)の「日本予選」または「ジャパンカップ」にて公開。
第1回ADCC JAPAN CUP
2007年3月25日(日)東京・新宿コズミックセンター 大体育室
ADCCジャパントライアル最終予選
2007年4月15日(日)東京・北沢タウンホール
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