7月29日(日)東京・後楽園ホールで開催される全日本キックボクシング連盟主催『Super
Fight 2007』に出場する全選手の公開計量が、前日の28日(土)都内ホテルにて行われた。(各選手の計量結果は以下の通り)
オランダの名門ジムKBアーネムが自信を持って送り出すキックボクサー、WFCA世界ミドル級王者レイ・スターリンは全日本スーパーウェルター級王者の山内裕太郎(AJ)と、WFCAオランダ・ウェルター級王者ジミー・エイメルスは全日本ウェルター級王者の山本優弥(青春塾)とそれぞれダブルメインイベントで激突する。
スターリンは「山内の試合はインターネットで見た。とてもタフな選手だね。3回ダウンして3度とも立ち上がってきたので、俺はもっと強く叩かないといけないな」、エイメルスは「俺もインターネットで山本の試合をチェックした。ファイティングスピリットを持っている選手なので、試合がとても楽しみだよ」と、それぞれの対戦相手の印象を語った。
自信のある技はスターリンが「まずハイ・ニー(高い位置へのヒザ蹴り)。それとコンビネーション。全ての技のスピードに自信がある」と語れば、エイメルスは「全ての技が完璧になっている。まぁ、明日を見てくれよ」と多くを語らなかった。
日本ではK-1 WORLD MAXでアルバート・クラウス、アンディ・サワー、ドラゴなどオランダ勢が強さを発揮しているが、スターリンは「俺も今後もっと日本で試合をしたいので、いい試合をする。彼らとは折らんで一緒に練習をしたこともあるが、実力を引けはとってないつもりだ。全然問題は無いよ」と、自分も同等の実力者であることをアピール。エイメルスも「右に同じ」と自信タップリ。
彼らを指導し、今回も監督として同行したオランダの名伯楽フレッド・ロイヤース氏は、「レイはオールラウンドファイターでスピードも経験もあるとてもいい選手。まだまだ強くなるポテンシャルを秘めているから、明日の試合でさらにポテンシャルを引き出すと期待している。エイメルスはスピードがあってストロングで経験も積んでいる。前回のオランダでの試合では元ムエタイ王者ハンスックにもKO勝ちした。その勢いで今回も勝つと思うよ」と、両選手に高い評価。
さらには、「二人とも厳しい練習を積んできた。日本は特別な場所だから、明日は二人とも全てを賭けて闘うだろう。もし負けたら、二人とも歩いてオランダまで帰れと言いました」とハッパをかける。
それに対して二人は、「押忍! 彼の言うことは常に正しいし、それに従うのが掟」と声を揃え、必勝を誓った。
全日本キックボクシング連盟
ALL JAPAN KICKBOXING 2007
「Super Fight2007」
2007年7月29日(土)東京・後楽園ホール
開場17:00 開始18:00
※オープニングファイト開始17:15〜
<全対戦カード>
▼ダブルメインイベント第2試合 日本・オランダ国際戦 3分5R
山内裕太郎(AJ/全日本スーパーウェルター級王者)69.8kg
VS
レイ・スターリン(オランダ/KBアーネム/WFCA世界ミドル級王者)69.7kg
▼ダブルメインイベント第1試合 日本・オランダ国際戦 3分5R
山本優弥(青春塾/全日本ウェルター級王者)67kg
VS
ジミー・エイメルス(オランダ/KBアーネム/WFCAオランダ・ウェルター級王者)66.3kg
▼ダブルセミファイナル第2試合 日本・タイ国際戦 70kg契約 3分5R
望月竜介(U.W.F.スネークピットジャパン/全日本スーパーウェルター級1位)70kg
VS
カノンスック・JMC(タイ/JMC横浜/元ラジャダムナンスタジアムライト級10位)69.5kg
▼ダブルセミファイナル第1試合 日本・タイ国際戦 70kg契約 3分5R
大輝(JMC横浜/ラジャダムナンスタジアムウェルター級9位・全日本スーパーウェルター級2位)70kg
VS
クンタップ・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック/M-1スーパーウェルター級王者)69.6kg
▼第5試合 全日本ウェルター級ランキング戦 サドンデスマッチ3分3R延長1R
湟川満正(AJ/全日本ウェルター級1位)66.6kg
VS
吉川英明(チームドラゴン/J-NETWORKウェルター級1位)66.2kg
▼第4試合 ライト級 3分3R
西山洋介(光)60.8kg
VS
卜部弘嵩(西山道場/2007年全日本新空手K-2中量級王者)60.1kg
▼第3試合 ライト級 3分3R
白濱卓哉(建武館/2006年全日本新空手K-2軽中量級王者)60.9kg
VS
園山翔一(白仙会/2007年全日本新空手K-2軽中量級第3位)59.5kg
▼第2試合 フェザー級 3分3R
九島 亮(AJ)57kg
VS
大前力也(KSS健生館/2006年全日本新空手K-2軽量級王者)56.2kg
▼第1試合 バンタム級 3分3R
ケンゴ(格闘技道場G-1)53kg
VS
瀧谷渉太(桜塾/2007年全日本新空手K-2軽量級王者)53.1kg
▼オープニングファイト第2試合 ライト級3分3R
丹藤義則(AJ)61kg
VS
渡部太基(藤原)61.1kg
▼オープニングファイト第1試合 ウェルター級3分3R
古屋一樹(光)66.3kg
VS
清水 武(藤原)66.6kg
<チケット料金>
RS席11,000円/S席8,000円/A席6,000円/スタンディング4,000円
※16:00より後楽園ホール1階の当日券売り場にて販売。
<お問い合わせ>
全日本キック=03-3365-1171
●全日本キックボクシング連盟 2007年度・大会スケジュール
7月29日(日)後楽園ホール
8月5日(日)横浜赤レンガ倉庫(はまっこムエタイ主催大会)
8月25日(土)後楽園ホール
9月29日(土)後楽園ホール
10月25日(木) 代々木第二体育館
11月18日(日)後楽園ホール
12月7日(金)後楽園ホール
※新宿FACE大会、横浜赤レンガ倉庫大会(はまっこムエタイジム)、その他追加大会予定
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