全日本キックボクシング連盟は7月13日(金)、都内ホテルにて記者会見を行い、60kg級トーナメント「Kick Return“Kickboxer of the best 60 トーナメント”」の開催を発表した。
Kickboxer of the bestを決めるべく、キックボクシング界の最激戦区フェザー級(57.15kg)〜ライト級(61.23kg)の中間である60kgにリミットを設定。国内屈指のトップファイター8名による賞金争奪トーナメントとなり、8月25日(土)東京・後楽園ホール大会から開幕し、10月25日(木)東京・代々木第二体育館で準決勝、決勝戦が行われる。
ルールはヒジ・ヒザ有効、3分5ラウンドの純正キックボクシングルールを適用しているが、決勝大会は1日2試合行うことを考慮して、準決勝のみサドンデスマッチの3ラウンド。小林聡GMがトーナメント・プロデューサーとして指揮を執ることも発表された。
7月13日現在でトーナメントの出場が決定しているのは大月晴明(WPKC世界ムエタイ・ライト級王者/AJKF)、石川直生(全日本スーパー・フェザー級王者/青春塾)、梶原龍児(WFCA世界ライト級王者/チームドラゴン)、大宮司進(M-1スーパー・フェザー級王者/シルバーウルフ)の4選手。会見に出席した4人はそれぞれ以下のように意気込みを語る。
「体重を落としてキツイけど、今後(選手を)あまり長くはできないと思っているんで、強い選手がいっぱい集まる中で最後の最後でいい試合ができるように頑張りたいと思います」(大月)
「ついに来たか、ついに揃ったか、という感じです。ボクは、キックボクサーとしてやりたかったことは全部魔裟斗選手に先を越されちゃっているんですが、まだ誰も手をつけていな軽量級、キックボクシングという形で、ボクが常々口にしている形で世にアピールできるこのチャンスを必ずものにしたいと思っています」(石川)
「キックボクシング界の花形イベントであるこのトーナメントの8人の中に選ばれてマジ感謝してるし、スゲェ嬉しいと思っています。リングの上ではアウエーですけど、不得手な5ラウンドヒジあり首相撲ありのこのルールをボクがあえてチャレンジして、ここで一番になったらこのあと怖いものはないなって感じで、チャレンジ精神を持って挑みたいと思います」(梶原)
「子供の頃からK-1を見てて一番大きな舞台で活躍できるように正道会館に入って、今シルバーウルフに移籍して、このトーナメントが集大成のような形になると思う。この大会をぜひ獲ってK-1の軽量級につなげていきたいと思います。頑張ります」(大宮司)
なお残りの4選手に関しては後日発表となる予定だ。
●質疑応答
−−残り4枠に入ってほしい選手。またこの4人の中で対戦したいのは?
大月「MAの木村選手と引退する前に一度手合わせ願いたいなと思っているので、もし体重が合うなら出てほしい。この中では…一番やりたくないのは石川選手(笑)」
石川「全日本キック最強を証明するるために、決勝戦で隣にいる人(大月)とやりたいですね」
梶原「あり得ないと思うんですけど、WBCの元チャンピオン徳山選手…とはいつか。この4人の中でやりたい選手? 正直全員やりたくないんですけど(笑)、決勝で面白い画が描けるなら、アウエー同士大宮司選手とやりたいです」
大宮司「この中だと大月選手に1回負けてるんで、決勝でできればいいな、と。あと梶原選手とも前にやるやらないという話があったんで…まあ、どっちにしろ決勝でやりたいです。早いうちにはあんまりやりたくないですね」
ALL JAPAN KICKBOXING 2007
「Kick Return」Kickboxer of the best 60 トーナメント〜開幕戦〜
2007年8月25日(土)東京・後楽園ホール
開場17:00 開始18:00
<主要カード>
▼「Kick Return」Kickboxer of the best 60 トーナメント1回戦4試合 ほか
<出場決定選手>
大月晴明(WPKC世界ムエタイ・ライト級王者/AJKF)、石川直生(全日本スーパー・フェザー級王者/青春塾)、梶原龍児(WFCA世界ライト級王者/チームドラゴン)、大宮司進(M-1スーパー・フェザー級王者/シルバーウルフ)
<チケット料金>
SRS席15,000円/RS席10,000円/S席7,000円/A席5,000円
※全席指定・当日は1,000円増し。
<チケット発売日>
7月21日(土)〜
<チケット発売場所>
チケットぴあ
イープラス
後楽園ホール
全日本キック
<お問い合わせ>
全日本キック=03-3365-1171
ATHLETIC ENTERPRISE & ALL JAPAN KICKBOXING PRESENTS 浪漫
「Kick Return」Kickboxer of the best 60 トーナメント〜決勝戦〜
2007年10月25日(木)東京・代々木第二体育館
開場17:00 開始18:00
<主要カード>
▼「Kick Return」Kickboxer of the best 60 トーナメントの準決勝・決勝戦
▼国内外強豪選手の「スーパーファイト」ワンマッチ3〜4試合
<チケット料金>
SRS席20,000円/RS席12,000円/S席8,000円/A席5,000円
※全席指定・当日は1,000円増し。
<チケット先行発売>
8月25日(土)後楽園ホール大会・グッズ売場にて発売
<チケット一般発売日(予定)>
9月1日(土)〜
<チケット発売場所>
チケットぴあ
イープラス
後楽園ホール
全日本キック
<お問い合わせ>
全日本キック=03-3365-1171
●全日本キックボクシング連盟 2007年度・大会スケジュール
7月29日(日)後楽園ホール
8月5日(日)横浜赤レンガ倉庫(はまっこムエタイ主催大会)
8月25日(土)後楽園ホール
9月29日(土)後楽園ホール
10月 代々木第二体育館(予定)
11月18日(日)後楽園ホール
12月7日(金)後楽園ホール
※新宿FACE大会、横浜赤レンガ倉庫大会(はまっこムエタイジム)、その他追加大会予定
|