11月23日(金)東京・世田谷の講道学舎柔道場にて、吉田秀彦柔道教室
第25回「VIVA JUDO!」が開催された。吉田秀彦、瀧本誠らをマネージメントするJ-ROCKの國保尊弘社長は、同イベント後、GBRの電話取材に応えDynamite!!参戦はなく、12月31日(月)さいたまスーパーアリーナで開催される『やれんのか!
大晦日! 2007 supporetrd by M-1 GLOBAL』と交渉中であることを明かした。
「吉田、瀧本はずっとPRIDEのリングに上がってきたわけですから、年末の舞台として大阪という選択肢はないと考えています。出場するならPRIDEの匂いがするさいたまの方でしょう」と國保社長。
K-1の谷川貞治プロデューサーが秋山成勲の対戦相手として吉田に猛烈なラブコールを送っていることに関しては、次のように答えている。
「まず体重が20Kg以上違う。逆の体重差ならいいんですが、吉田の方が重いのは…まだ本人にオファーの話はしていませんが、秋山選手とは柔道時代から一緒にご飯を食べに行く仲ですし、やりづらいのではないでしょうか」と否定的だ。
しかし、「二人が闘うことが格闘技界のためになるのならばいつかやる時が来るのではないでしょうか。その時は1〜2ヵ月の期間ではなく、もっと時間を作ってプロモーションを行い、盛り上げてからやった方がいい。年末に関してはそのタイミングではないと考えています」と、充分な準備期間が設けられたタイミングならば実現する可能性があることを示唆した。
ただし、吉田のさいたま出場に関してはデッドラインと定めていた11月中旬をすでに過ぎている、とも。「ご存知の通り、昨年の吉田の相手がジェームス・トンプソンに決まったのは、1週間〜10日前という直前でした。彼は相手が決まってからモチベーションを上げるタイプなので、オファーを頂けるなら対戦相手を決めてからにして欲しいと思っています。直前になって決まるのは厳しい」と釘を刺す。
「少なくとも11月中旬には相手を決めて欲しいという話はしました。しかし、その期限も過ぎてしまったので遅くとも11月いっぱいには決めて欲しいと考えています。12月に入ってからでは厳しいですね」と、今月中に対戦相手を用意してからのオファーを参戦の条件としている。
瀧本については対戦相手込みのオファーがあった言い、「吉田よりも一歩前進している。さいたまに出場する可能性はある」として、『やれんのか!』出場が濃厚であるとの見解を示した。※瀧本はこの日の「VIVA
JUDO!」を所用により欠席。
また、大晦日はPRIDEの流れを汲む『やれんのか!』を第一と考えているが、来年に関しては「団体の枠に捉われず、フレキシブルな活動をしたい」との意向を國保社長は明かす。「ワールド・ビクトリーロード、HERO’Sも選択肢に入っています」と、来年以降は夢のカード実現へ向けて動くことを視野に入れていると語った。
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