1月15日(火)東京・広尾にあるP’sLAB東京にて、今月30日(水)東京・後楽園ホールで開催されるパンクラス主催『PANCRASE
2008 SHINING TOUR』のメインイベント第3代ウェルター級王者決定戦の公開調印式が行われた。調印式には、坂本靖常務取締役、暫定王者の井上克也(和術慧舟会RJW)、同級1位の北岡悟(パンクラスism)が出席した。
第2代王者の石毛大蔵(SKアブソリュート)のタイトル返上により実現した今回の王者決定戦。井上と北岡は過去に2度対戦しており、2004年11月の初対戦では井上が判定勝ち、2006年1月の2度目の対戦ではドローとなっている(2005年5月には北岡の怪我により井上が不戦勝となったこともある)。肌を合わせるのは今回が3度目で、二人にとっては2年ぶりの決着戦となる。 2007年は不本意な一年を過ごしている二人。井上はケージフォースの王座決定トーナメント1回戦でKO負け、11月の岩瀬茂敏戦も消化不良の試合内容でドローに終わった。
北岡にいたっては出場が決定していたPRIDEライト級GPが消滅、さらには年末に出場が決まっていたケージフォースでの試合も中止になった。
坂本常務はこの一戦について「昨年は二人にとっても色々なことがあった一年で、あまりいい一年ではなかったと思います。その意味でもこの試合にキッチリ勝って2007年を終える。そういう区切りの試合にしたいと思っていることでしょう。格闘技として見ても内容もレベルも高い試合になると期待しています」と、タイトルマッチだけではない区切りの一戦だと話した。 坂本常務のコメントを受けて挨拶することとなった両者。北岡は開口一番「パンクラスismの北岡悟(きたおか・さとる)です!」と大声で自己紹介。昨年大晦日「やれんのか!」のリング上で「北岡悟(きたおか・さとし)!」と名前を間違えられたエピソードを明かし、まずはそれを訂正したかったようだ。
今回のタイトルマッチについて「この試合は集大成。先のことは考えてません。今まで自分は先のことを考えてやってきたんですけど、今回は違います。試合が終わった時にすべてリセットするでしょう」と決意表明。
「自分が勝てなかった相手と3度やれることはうれしく思います。相手はどう思っているか分かりませんが、縁は感じます。もう30分も(井上とは)肌を合わせているんで、その続きがやれると思うとうれしいです。精一杯頑張って勝ちます」と、因縁の相手とも言える井上への心境を口にした。 対する井上も言葉数こそ少なかったものの「タイトル挑戦が3度目で、北岡選手と試合するのも3度目です。そろそろケリをつけたいと思います」とアピール。互いに完全決着を宣言しており、激しい試合になりそうだ。質疑応答での二人のコメントは以下の通り。 ――この2年間のお互いの試合を見てどんな印象を持ってますか? 北岡「石毛選手、吉田選手には負けているんですけど、二人はチャンピオンですし、井上選手はずっと強い選手だと思っています。それは僕が一番知っていますし、勝つ試合でも強さを見せているので、(井上の試合を)見ていて刺激を受けていました」 井上「結構強い人にも勝っているし、もしPRIDEがあったらライト級GPにも出られる選手。グラウンドが相当強いと思うので、気をつけます」 ――現時点で相手よりも勝っているというのはどの部分ですか? 北岡「総合格闘技におけるイマジネーションは勝っていると思います」 井上「やってみないと分からないですけどリーチですかね。僕はリーチが長いんで、打撃では勝っていると思います」 ――同じ相手と3度闘うということはやりやすいですか? やりにくいですか? 北岡「さっきも言ったように自分が勝ってない選手と試合することはうれしいです」 井上「なかなかできることじゃないし、4度目はもう嫌です(苦笑)。ここで決着をつけたいです」 ――北岡選手、2度勝てなかった相手ということで苦手意識はありませんか? 北岡「ないです」 ――「この試合を集大成にする」という発言がありましたが、どういう心境からですか? 北岡「昨年は色々とアクションを起こしたんですけど、自分の気持ちの中ではこの試合にためにやってきたのかなと。そう思うことが自分の中に出てきました。そしてこの試合は必然の試合だと思っているので、集大成になると思っています」 ――オファーを受けた時にすぐそう思ったのですか? 北岡「次にタイトルマッチをやる時は自分の集大成になる試合だなと思っていました。それがたまたま今回のタイミングになったというか。でもそれもベストのタイミングだったんじゃないかなと思います」 ――パンクラスの階級変更により契約体重が上がりますが。 北岡「今まで75kgでやってきたものが77kgでやるわけですが、77kgのデビュー戦という気持ちでやります」 井上「お正月に食べ過ぎて太ってしまったんでちょうどいいです。気にしてないです(笑)」 ――どんな勝利のイメージを持っていますか? 北岡「レフェリーに手を挙げられているイメージです」 井上「判定だと(勝敗が)分からないんで、一本かKOで勝ちたいなと思います」 ――この試合のキーポイントはどこになると思っています? 北岡「自分の心だと思います」 井上「心もそうだと思うんですけど、立ちのレスリングの強さがキーだと思ってます」
パンクラス 「PANCRASE 2008 SHINING TOUR」
2008年1月30日(水)東京・後楽園ホール 開場18:00 開始18:30 <全対戦カード> ▼メインイベント(第8試合) 第3代ウェルター級キング・オブ・パンクラス決定戦 5分3R
井上克也(和術慧舟会RJW/暫定王者) VS 北岡 悟(パンクラスism/同級1位) ▼セミファイナル(第7試合) 初代ライト級キング・オブ・パンクラス決定戦 5分3R
ウマハノフ・アルトゥール(ロシア/SKアブソリュート・ロシア/ケージフォース初代ライト級王者/同級2位) VS 昇侍(KIBAマーシャルアーツクラブ/同級3位) ▼第6試合 ミドル級戦 5分3R
ガジエフ・アワウディン(ロシア/SKアブソリュート・ロシア) VS 久松勇二(和術慧舟会TIGER PLACE) ▼第5試合 ライト級戦 5分3R
小路伸亮(KRAZY BEE) VS 五十里祐一(パンクラスP’sLAB東京) ▼第4試合 ライト級戦 5分2R
花澤大介13(総合格闘技道場コブラ会) VS 高橋 渉(チーム桜畑) ▼第3試合 パンクラスアテナ 52kg以下契約戦 3分3R
WINDY智美(パンクラスism) VS 富松恵美(パラエストラ松戸)※初参戦 ▼第2試合 ウェルター級戦 5分2R
山田崇太郎(パラエストラ松戸) VS ストラッサー起一(総合格闘技道場コブラ会&フリースタイルアカデミー) ▼第1試合 バンタム級戦 5分2R
山澤勇紀(スタンド) VS 川原誠也(パンクラスP’sLAB横浜/デビュー戦) <チケット料金> SS席12,000円 A席8,000円 B席6,500円 C席5,000円 D席4,000円
※当日券は500円増し。 <チケット発売所> チケットぴあ=0570−02−9999(Pコード 594−040)
ローソンチケット=0570-00-0403(Lコード35202) イープラス=http://eplus.jp/battle/ 後楽園ホール 03-5800-9999
書泉ブックマート 03-3294-0011 レッスル池袋 03-3989-0056 ビデオショップチャンピオン 03-3221-6237
フィットネスショップ水道橋 03-3265-4646 チケット&トラベルT-1 03-5275-2778 http://www.t-1.jp/
格闘技・プロレス図書館 闘道館 03-3512-2080 プロレスショップ・アンビション 03-5213-8681 バトルロイヤル 03-3556-3223
パンクラス=03−5792−0815 http://www.pancrase.co.jp/
※ぴあ(ファミリーマート・サンクス)、ローソンチケット、イープラス(セブンイレブン)は全国各地の窓口で購入可能。 <お問い合わせ>
パンクラス=03-5792-0815 「第26回パンクラスゲート2」
2008年2月3日(日)東京・P's LAB東京 試合開始12:00 <参加料金>
3,000円 <参加資格> 格闘技歴2年以上で18歳以上の心身ともに健康な男性 <試合形式>ワンマッチ 申込書取寄せ締切:1月18日(金)消印有効
申込締切:1月24日(金)消印有効 申込書取寄せ方法:氏名、住所、電話番号、を明記の上、90円切手を同封して下記宛先まで郵送。または直接P’s LAB東京・横浜で申込書を受け取るか、パンクラス公式HPからもプリントアウト可能。 〒106-0047 東京都港区南麻布4−2−25
株式会社ワールドパンクラスクリエイト 「第26回パンクラスゲート2」係 <お問い合わせ>
P’s LAB東京=03−5792−7079 「第6回プロ・アマオープン キャッチレスリング
トーナメント」 2008年2月17日(日)東京・P’s LAB東京 <観戦入場料>1,000円 <参加料金>4,000円(P’s
LAB、パンクラス認可ジムは3,000円) <参加資格>
18歳以上の心身ともに健康な男性 <試合形式>トーナメント 階級:60kg未満級、70kg未満級、80kg未満級、100kg未満級、100kg超級 申込書取寄せ締切:2008年2月1日(金)消印有効
申込締切:2008年2月8日(金)消印有効 申込書取寄せ方法:氏名、住所、電話番号、を明記の上、90円切手を同封の上、下記宛先まで郵送。またはパンクラス公式HPよりプリントアウト、直接P’s
LAB東京・横浜・大阪で申込書を受け取ることも可能。 〒106-0047 東京都港区南麻布4−2−25
株式会社ワールドパンクラスクリエイト 「第6回プロ・アマオープン キャッチレスリング トーナメント」係 <お問い合わせ>
P’s LAB東京=03−5792−7079 パンクラス 「ゴールドジムサウス東京アネックス大会
第14回ネオブラッド・トーナメント」 2008年3月23日(日)大森・ゴールドジムサウス東京アネックス 開場14:00 開始14:30
<チケット料金> SS席4,000円 A席3,500円 立見席3,000円 ※SS席、A席は椅子席。当日券は500円増し。
<一般チケット発売日> 2008年2月16日(土)
<チケット発売所> チケットぴあ=0570−02−9999(Pコード 594−040) ローソンチケット=0570-00-0403(Lコード39721)
イープラス=http://eee.eplus.co.jp/
パンクラス=03−5792−0815 http://www.pancrase.co.jp/
※ぴあ(ファミリーマート・サンクス)、ローソンチケット、イープラス(セブンイレブン)は全国各地の窓口で購入可能。
<お問い合わせ> パンクラス=03-5792-0815
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