6月4日(水)東京・恵比寿にあるサステインにて、7月18日(金)東京・後楽園ホールで行われるサステイン主催『プロフェッショナル修斗公式戦
“修斗伝承 2”ROAD TO 20th ANNIVERSARY』の記者会見が行われた。会見にはサステイン坂本一弘代表、出場が決まったウィッキー聡生(シューティングジム横浜)が出席した。
後楽園ホールが個展になる!? 約1年ぶりとなる(※国内では約1年4カ月ぶり)ウィッキーの修斗公式戦出場が発表されたこの日の会見。
しかし発表ごとはそれだけで終わらなかった。何と大会当日に会場でウィッキーが描いた絵の展示会を行うというのだ!
格闘家でありながら趣味で絵画を描いているウィッキー。絵を描き始めたのは一人暮らしを始めた4年前からで、「家でテレビを見ていても意味ないし、暇があったんで描き始めました」ことがきっかけだ。
特に学生時代に美術系の学校に通っていたわけでもなく「小さい頃から絵を描いたり、美術は好きでしたよ。
だから完全に我流で、ただの趣味でやっています。将来的に画家になろうとか、そういうことは全然考えてません」というものの、今までに描いた絵画は11枚!
さらに自らの体に入っているタトゥー、試合で履くトランクスやTシャツも自分でデザインしており、また芸術の勉強をするためにフィリピン、インド、メキシコ、タイ、カンボジア、スペイン、モロッコに出かけるなど、もはや趣味の枠を超えていると言っても過言ではない。(※ちなみにアンコールワットでは裸の男に追い掛け回され、インドでお土産屋の店員と喧嘩したらしい…)
今回の展示会も「みんなに自分の絵を見てもらいたい」というたっての希望があって実現した。
「自分が頭に思い浮かんだもの、感じたものをそのまま描きます。下書きしないでいきなり(キャンパスに)色を入れてみて、そこから色々描いていくうちに絵になる」方法で絵を描くというウィッキー。
会見には自らの作品の一部が展示されていたのだが、ファイトスタイル同様に絵のタッチも独創的なものばかり。一枚、一枚、絵のテーマを丁寧に説明するウィッキーは
「これは太陽の心の色を描いた絵ですね」
「この絵は丸い空や空間があったら面白いなと思って描き始めたんですよ。この木は一人で踊っていて、周りに何もいない、さみしい木です」
「猫っていつも上から目線じゃないですか。だからこの絵の題は“上から目線の猫”」と、感性豊かな言葉を連発した。
試合に向けて「まだ対戦相手が決まってないんで、よく分からないですけど、体の調子はいいんで良い試合になると思います。いつもは怪我が多いんですけど、今回はあんまり怪我がないんで仕上がりが良いです」と意気込みを語ったウィッキー。
2月に初参戦したケージフォースでは右フック一発で豪快なKO勝利を収めており「あれで感覚を取り戻しましたね。イメージが高く、上がってます」と調子は上向きのようだ。
戦いたい相手として具体的な名前は出なかったもののウィッキーは「自分よりも上の選手で評価されている選手を倒したい」と打倒ランカーを示唆。会見に同席した坂本代表も「日本人・外国人選手問わず、ランカーの選手で調整しています」と話しており上位ランカーとの対戦が濃厚だ。
現・世界王者の門脇英基には判定勝ちしているウィッキーは「まあいいんじゃないですか(笑)。
また門脇選手をやってつけて、チャンピオンになれたらいいですね」と特に意識はしていないものの、「ベルトを獲って、お金を稼ぐこと(笑)。ベルトを獲れば、また新しい目標が出来ると思うし、ずっと上を目指して頑張ります」と話している。
「修斗伝承? 伝承の意味が分からないんで(笑)」と最後の最後で天然っぷりを発揮するウィッキー。7・21はリング内外でウィッキーワールドが見られそうだ。
▲会見で展示されたウィッキーの作品。左から絵のテーマは「太陽」「無題(一人だけ踊っているさみしい木)」「上から目線の猫」
また今大会に出場を予定している世界バンタム級王者のBJ(勝村道場)について、坂本代表は「基本的にタイトルマッチを考えています。対戦相手については最新のランキングが発表されてからですね」とコメント。
その他のマッチメークでは「中蔵が世界王者になって、空位になった環太平洋ウェルター級のベルトをどうするか。まずは王座決定戦という形で試合を組んで、その挑戦者を決めるトーナメントをやってみたいですね。
例えば今回の風田VS佐々木の試合をその一回戦にしてもいいし、ウエタユウといった若い選手にもチャンスを与えたい。中蔵には負けましたけど、天突や廣田もいますし、彼らがそこに入ってくることも考えています」と話している。
サステイン
プロフェッショナル修斗公式戦
「“修斗伝承 2”ROAD TO 20th ANNIVERSARY」
2008年7月18日(金)東京・後楽園ホール
開場17:00 開始18:00
<追加出場予定選手>
ウィッキー聡生(シューティングジム横浜)
<追加対戦カード>
▼ミドル級 5分2R
山崎昭博(SUBMIT静岡)
VS
平山尚樹(アカデミア・アーザ水道橋)
<決定対戦カード>
▼ウェルター級5分3R
佐々木信治(日本/総合格闘技道場BURST)
VS
風田 陣(日本/ピロクテテス新潟)
▼フライ級5分3R
室伏シンヤ(日本/SUBMIT静岡)
VS
春崎武裕(日本/直心会修斗GYMS)
▼2008年度新人王決定トーナメント2回戦 ライト級5分2R
直撃我聞(PUREBRED大宮)
VS
土屋大喜(roots)
▼2008年度新人王決定トーナメント2回戦
フェザー級5分2R
根津優太(和術慧舟會東京本部)
VS
越智晴雄(パラエストラ愛媛)
▼フェザー級 5分2R
松本輝之(シューティングジム大阪)
VS
細井鷹飛呂(パラエストラ松戸)
<出場予定選手>
BJ(勝村道場/世界バンタム級王者)
<チケット料金>
RS席 10,000円/SS席 8,000円/S席 6,000円/A席 5,000円
<チケット発売所>
キョードー東京=03−3498−9999
電子チケットぴあ=0570-02-9999
ローソンチケット=0570-08-4003
CNプレイガイド=0570−08−9999
書泉ブックマート=03-3294-0011
フイットネスショップ水道橋店=03-3265-4646
後楽園ホール=03-5800-9999
東京イサミ=03-3352-4083
チケット&トラベル T−1=03-5275-2778 http://www.t-1.jp/tk/
e-ticket=http://www.eticket.net
イープラス=http://eplus.jp
<お問い合わせ>
サステイン=03-5725-7338
ガッツマンプロモーション
「プロフェッショナル修斗公式戦 SHOOTING DISCO 5
アース ウィンド アンド ファイター 〜大地と風と戦士〜」
2008年6月21日(土)東京・新宿FACE
開場17:00 開始18:00
<決定対戦カード>
▼メインイベント バンタム級 5分3R
生駒純司(直心会格闘技道場/世界5位)
VS
秋本 仁(秋本道場JUNGLE JUNCTION/世界9位)
▼セミファイナル フェザー級 5分3R
田澤 総(GUTSMAN・修斗道場/世界8位・環太平洋5位)
VS
KODO(シューティングジム神戸/環太平洋8位)
▼第8試合 フライ級 5分3R
ATCHアナーキー(パラエストラ東京)
VS
田原しんぺー(総合格闘技道場STF)
▼第7試合 ミドル級 5分2R
奥野泰輔(GUTSMAN・修斗道場/環太平洋1位)
VS
新見吉太郎(ALIVE)
▼第6試合 ライト級 5分2R
井上雅史(GUTSMAN・修斗道場)
VS
村山英慈(シューティングジム八景)
▼第5試合 バンタム級 5分2R
OZ(格闘サークルOZ)
VS
塩田“GOZO”歩(パラエストラ八王子)
▼第4試合 ミドル級 5分2R
屋宮ハント(PUREBRED大宮)
VS
小知和 晋(和術慧舟會東京本部)
▼第3試合 ライト級 5分2R
西野英紀(GUTSMAN・修斗道場)
VS
丸井憲一郎(アカデミア・アーザ水道橋)
▼第2試合 2008年度新人王決定トーナメント1回戦 バンタム級 5分2R
井島裕彰(GUTSMAN・修斗道場)
VS
藤田成保(T-PLEASURE)
▼第1試合 バンタム級 5分2R
飛猿☆No.2(PUREBED川口REDIPS)
VS
大塚希望(TEAM LOCKS)
<チケット料金>
SRS席10,000円/RS席8,000円/S席6,000円/A席5,000円
※入場時にドリンク代別途500円が必要
<チケット発売場所>
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:594-730)
ガッツマン修斗道場 03-3325-1500
<お問い合わせ>
ガッツマン修斗道場 03-3325-1500
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