7月15日(火)東京・大久保にあるDEEP OFFICIAL GYM IMPACTにて、7月21日(月・祝)大阪城ホールで開催される『DREAM.5
ライト級GP2008決勝戦』の記者会見が行われ、追加対戦カードが発表された。64kg契約のフェザー級ワンマッチとして、所英男(チーム
ゼスト)と山崎剛(GRABAKA)が激突する。
フェザー級(この試合は暫定的に64kg契約)の好カードが実現する。ZSTやHERO’Sで活躍してきた所と、修斗やDEEPなどのトップ戦線で戦い続けてきた山崎が初対戦。両選手とも寝技になっても常に動き続けることを身上としており、スピーディーでテクニカルな試合が大いに期待できる。
会見に出席した笹原圭一イベントプロデューサーは「両選手ともDREAMで一度試合をやって勝っているので、連勝を懸けた闘いになります。グラウンドが強い二人なので、玄人好みの好勝負が見られるんじゃないかと期待しております。それにイケメン対決でもあります。玄人が見ても初めての人が見ても、楽しんでもらえる試合をして欲しい」と、“連勝対決”と“イケメン対決”という二つのテーマを掲げた。
所は「相手の山崎さんとは日頃からリバーサル(所をサポートしている格闘技ブランド)繋がりで関係があって、やりづらい相手ではあるんですが、いろんなビッグネームの方がいる中で僕と山崎さんのフェザー級の試合でいい試合をして、その上で自分が勝てればいいなと思います」と、ライト級GP決勝トーナメントや山本“KID”徳郁、秋山成勲が出るイベントでの“ベストバウト”を狙うと挨拶。
対する山崎も「所君が言ったように、リバーサル繋がりで普段から話をしたりすることがあったんですが、DREAMに上げていただいた時からいつかはやることになるだろう、と思ってはいました。こんな早く実現するとは思ってなかったんですけど、受けさせていただきました。凄く手が合うんじゃないかと、いい試合が出来ると思うので、いい試合をして勝ちたい」と、こちらも噛み合うことを確信しているコメント。
両者の印象は「山崎さんはグラウンドのテクニックが凄く高い。あと粘っこい。最後まで諦めないし、グラップラーの見本のような人だと思います」(所)、「所選手は凄く思い切りがよくてアグレッシブ。寝技が得意で、僕も得意なんですが内容的にはちょっと違う。所選手は鮮やかな試合をして、僕の方が粘っこくてしつこいと思います。でも持ってるものは似通っているというか、思い切りのいい選手だと思っています」(山崎)とそれぞれ評する。
「前回のDREAMでの昇侍戦でもやってましたが、マウントからの腕十字とチョークスリーパーに気をつけたい」と言う所に対し、山崎は「彼は思い切りがいいし、打撃も上手なので全てにおいて気を抜かずにやりたい。ちょっとでも気を抜くと一本を狙ってくるので、僕もそれを狙ってやりたい」という。
山崎と言えば、所が言うようにその一本勝ちのほとんどが腕十字かスリーパーだ。特に腕十字を狙いに行くしつこさには定評があり、“こだわりの腕十字”と呼ばれている。所はそれに気をつけたいと語ったが、山崎は「極めたいですね」と言い放った。
以前からの知り合いということで、所がHERO’Sに初参戦した2005年7月6日の前に、所がGRABAKAへ出稽古に来た時は一緒に練習していたというが、「DREAMに参戦する前は対戦するとは考えていなかった」(山崎)。所のHERO’Sでの活躍も「純粋に応援していました。凄く励みや刺激になりましたね」というように見ていた。
しかし、「試合は試合。馴れ合いもないし、元々仲がよかったとはいえ試合をやる上ではそれを意識しないで、他の選手とやるつもりでやります」とキッパリ割り切る。
契約体重に関して山崎は現時点で70.5kg。あと5日で約6kgの減量となるが、「64kgでやるのは初めてです。今まで一番軽かったのは65kgだったので、未知な部分はあって期間も短いが、DREAMの舞台で所選手と闘えるというモチベーションの方が高い」と、不安よりも所と闘えることの方が大きいという。
所は今回の山崎戦を“打倒・山本“KID”徳郁”へのサバイバルマッチのひとつと考えているが、山崎は「KID選手のことは特に意識していませんが、ひとつひとつチャンスをもらっているので今回は所選手という強い選手といい試合をしたいと思います」と、所戦に集中するとした。
また、笹原イベントプロデューサーが掲げた“イケメン対決”ということに関しての質問が飛ぶと、所は山崎をしげしげと見て「リバーサルの服がよく似合いますね」と言い、山崎は「所君もそろそろリバーサルの服を着ていいんじゃないですか」とやり返して「彼のお兄ちゃんと仲がいいので、その印象が強い。なんか身内的な感じがするんですけど……イケメンだと思います」と、お互いにイケメンを認めあった(?)。
FEG
「DREAM.5 ライト級グランプリ2008 決勝戦」
2008年7月21日(月・祝)大阪城ホール
開場14:00 開始15:00(予定)
<追加対戦カード>
▼フェザー級ワンマッチ
所 英男(チーム ゼスト)
VS
山崎 剛(GRABAKA)
<決定対戦カード>
▼ライト級GP 準決勝
エディ・アルバレス(アメリカ/Fight Factory)
VS
川尻達也(T-BLOOD)
▼ライト級GP 準決勝
青木真也(パラエストラ東京)
VS
宇野 薫(和術慧舟會東京本部)
▼ライト級GP 決勝
アルバレスVS川尻の勝者
VS
青木VS宇野の勝者
▼フェザー級ワンマッチ
山本“KID”徳郁(KRAZY BEE)
VS
ジョセフ・べナビデス(アメリカ/アルティメット・フィットネス・ジム)
▼ミドル級ワンマッチ
秋山成勲(フリー)
VS
柴田勝頼(ARMS)
▼ライト級トーナメントリザーブマッチ
ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/フロントライン・アカデミー)
VS
ブラックマンバ(インド/フリー)
▼ウェルター級ワンマッチ
弘中邦佳(アカデミアAz)
VS
宮澤元樹(和術慧舟會東京本部)
<出場決定選手>
マーク・ハント(ニュージーランド/オシアナスーパーファイタージム)
<チケット料金>
VIP席100,000円(特典:専用入場ゲート・グッズ付)
RRS席30,000円 スタンドS席17,000円 スタンドA席7,000円
<チケット販売>
DREAMオフィシャルサイト http://www.dreamofficial.com/
DREAM携帯オフィシャルサイト i-mode Yahoo!ケータイ EZweb
イープラス http://eplus.jp/battle/(パソコン&携帯)
チケットぴあ 0570−02−9999(Pコード:594-790)
ローソンチケット 0570−084−003(Lコード:56772)
CNプレイガイド 0570−08−9999
チケット&トラベルT-1 03−5275−2778
公武堂 052−241-2511
ときめきドットコム http://ringside.jp/
<お問い合わせ>
DREAM事務局=TEL:03-5775-5065
FEG
「DREAM.6 ミドル級グランプリ2008 決勝戦」
2008年9月23日(火・祝)さいたまスーパーアリーナ
<出場予定選手>
メルヴィン・マヌーフ(オランダ/マイクス・ジム)
ホナウド・ジャカレイ(ブラジル/アスレ マナウス-エクストリーム クートゥア)
ゼルグ“弁慶”ガレシック(クロアチア/チーム・トロージャン)
ゲガール・ムサシ(オランダ/チーム・ムサシ/Red Devil International)
<チケット料金>
VIP席100,000円(特典:専用入場ゲート・グッズ付)
RRS席30,000円 スタンドS席17,000円 スタンドA席7,000円
DREAM
TBS放送スケジュール
●『DREAM.5 〜LIGHT
WEIGHT GRANDPRIX 2008 FINAL ROUND〜』
2008年7月21日(月・祝)
放送日=7月21日(月・祝) Gタイム2時間枠予定
●『DREAM.6 〜MIDDLE
WEIGHT GRANDPRIX 2008 FINAL ROUND〜』
2008年9月23日(火・祝)
放送日=9月23日(火・祝) Gタイム2時間枠予定
●2008年のスケジュール
7月21日(月・祝)大阪城ホール 「DREAM.5 ライト級GP2008 FINAL」
9月23日(火・祝)さいたまスーパーアリーナ 「DREAM.6 ミドル級GP2008 FINAL」
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