2008年9月23日(火・祝)さいたまスーパーアリーナで『DREAM.6 ミドル級GP2008 決勝戦』が行われ、ワンマッチに出場した秋山成勲(フリー)が、試合後に「大晦日に吉田秀彦と戦いたい」と、バルセロナ五輪柔道金メダリストの吉田秀彦(吉田道場)に挑戦状を叩きつけた。
大会前の直前会見では1日2試合のダブルヘッダーを自ら申し出るなど、試合前から話題を振りまいてきた秋山。爆弾発言が飛び出したのは、外岡真徳(正道会館)に腕ひしぎ十字固めで一本勝ちを収めた後のリング上だ。試合後、マイクを握った秋山は「まず外岡選手、自分と戦っていただいてありがとうございました」と対戦相手の外岡に挨拶。
その後、秋山は「年末、自分は吉田秀彦とやりたいです。それは自分の夢であり、超えなけてはいけない壁だと思います。吉田先輩、受けてくれますよね? 色々な人の力が必要だと思いますが、よろしくお願いします」と吉田に宣戦布告し、リングを降りた。
大会後、笹原圭一イベントプロデューサー(以下、EP)は、12月31日にさいたまスーパーアリーナで大会を行うことを正式に発表(※大会の名称、内容などは未定)。秋山のマイクアピール、そして秋山の次の試合で秋山との対戦を表明した青木真也(パラエストラ東京)について笹原EPは「それぞれ選手個々に戦いたい相手はいるでしょうし、名前を出したり、アピールしたい気持ちは理解できます。
しかし対戦カードを決めるのは選手でもなく、われわれでもなく、ファンです。ファンが見たいカードを実現させるのが私たちの仕事です。秋山選手についてはアンケートなどで、どんなカードが見たいかが分かればなと思います」とコメント。
吉田サイドと交渉する可能性はあるのかという質問には「簡単にはいかない話だと思いますし、色々なやり方を考えたいと思います」と答えている。
DREAMを主戦場とする秋山と戦極を主戦場とする吉田。二人の間に様々な壁はあるが、実現すればまさに夢の対戦カード。このドリームマッチは大晦日に実現するのか?
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