1月1日(金)都内ホテルにて、大みそか「Dynamite!!〜勇気のチカラ2009〜」の一夜明け会見が行われた。会見には谷川貞治FEG代表、笹原圭一DREAMイベントプロデューサー(以下、EP)、大会の勝者が出席した。
昨日の大会で現役引退となった魔裟斗の試合後の様子について「深夜1時くらい、矢沢心さんと2人で挨拶に来ました。すごく明るくてホッとした感じでしたね。本人が言っていたのですが、ローが効いたように見えたかもしれないけど、それよりパンチが効いていた、と。かなり殴られていましたからね」と谷川代表。
引退後の去就に関して具体的な話をすることはなかったという谷川代表だが「魔裟斗くんは不器用だから、満遍なく色んなことをやるタイプじゃない。色々やって、一つのことを見つけたら、それを10年くらいやると思いますよ」と話す。
その上で谷川代表は「魔裟斗くんがK-1に関わっていくことは宿命だと思います。K-1MAXというジャンルを作ったのは魔裟斗くんで、もしK-1MAXがなくなってしまったから魔裟斗くんの偉大さも薄れてしまう。サッカーでも野球でも、その競技がずっと今も続いているから(選手は)評価されるわけですからね」とコメントし、今後も魔裟斗にK-1をサポートしてもらいたいという考えを明かしている。
なお今年のK-1はこれまで通り、WORLD GPとMAXが主軸となる一方、谷川代表は「今年は60、63、65kg、どの体重になるのかは分かりませんが、60kgのトーナメントをやっていきたい」と、K-1では未開の分野となっている軽量級への本格進出を示唆している。
★「Dynamite!!〜勇気のチカラ2009〜」の大会結果はこちら
|