1月17日(日)東京・ディファ有明で開催されるDEEK総合企画『MUAY2010 1st〜ムエロークプレステージ〜』。
王者の中の王者を決める立ち技最高峰のトーナメントとして、ルンピニー、ラジャダムナン、タイ国プロムエタイ協会という権威あるタイトルを獲得・保持している選手によって行われる「ヨードムエ チャンピオンズカップ」(ヨードムエ=真の最高峰の選手にのみ使われる称号)が今大会から開幕する。
−60kg級一回戦で実現するノンオーVSシンダムのスーパースター対決に注目があつまるが、−51kg級一回戦のポンサワン(写真左)VSクンスック(写真右)からも目が離せない。
ポンサワンは現役のプロボクシング世界ランカーで現在WBC世界ストロー級10位&WBA世界ミニマム級13位にランクイン(最高ランクはWBC世界3位、WBA世界2位)、ムエタイでもルンピニースタジアム認定ミニフライ級王座を保持している。対するクンスックはルンピニースタジアム認定ライトフライ級チャンピオンであり、王者対決となる。
「むしろ、ポンサワンVSクンスックでしょう! 両方とも超ファイターでそれぞれパンチと蹴りの選手。ポンサワンはボクシングでも世界レベル。クンスックの蹴りはムエタイトップクラス。正直、凄い試合になりますよ、これは」と、ムエタイに詳しい大野信一郎(元新日本キックボクシング協会フェザー級王者)が語るように、現在のフライ級世界トップレベルの技術・スピードはどんなレベルなのか、注目したい。
その、クンスックとポンサワンの直前インタビューが主催者を通じて届いた。
クンスック
ーー初めての日本ですが、どんな気持ちですか?
「自分が呼ばれた時は、かなり興奮してしまいました。早く日本で試合がしたくて、ドキドキしてます」
ーーいい練習ができましたか?
「充分に練習を行いました。気持ちも、凄く乗ってます」
ーー相手のポンサワンについてどう思いますか?
「パンチは強いですが、長年ボクシング界にいた選手。ムエタイでは、自分の方が上だと思っています」
ーーポンサワンに勝てますか?
「ポンサワンのパンチをもらわなければ、問題なく勝てると思います。ポンサワンは僕の蹴りをすべてとめる事はできないでしょう」
ーーあなたの得意な技はなんですか?
「左右のミドルキックとヒジが得意です」
ーー日本のファンに一言。
「初めての日本でワクワキしています。自分の事を知らない人がほとんどと聞きましたが、この試合で、自分の存在を知らせたいです。勝って、日本に呼ばれ続けたいです」
ポンサワン
ーーポー.プラムックの多くの選手が日本で試合をしていますが、あなたは初めてですね。日本で試合をする事をどう思いますか?
「私も、皆と同じように日本に試合に行けて嬉しいです。以前は、ボクシングで日本の新井田(第15代WBA世界ミニマム級王者)との世界タイトルマッチを望んでいました。後輩のブアカーオの日本での成功は、本当に嬉しいです。私も、ポー.プラムックの先輩として、凄いものを見せたいです」
ーーポンサワン選手はボクシングでも有名ですが、日本ではあなたのパンチを見たい人も多いようです。
「本当ですか!? それは私にとって最高に嬉しい事です。是非、私のパンチに注目して下さい」
ーークンスック選手との試合はどんな試合になりますか?
「クンスックは若くて技術があり、非常にいい選手です。しかし、今回の私は相当気持ちが入っています。凄いのを見せます。皆さんの期待どおり、私のパンチでKOします。面白い試合になるでしょう」
ーー日本の試合ではパンチのポイントがタイにくらべて高いので、あなたが有利とも言われています。どう思いますか?
「それは、私にとってとてもいい事ですね。しかし、クンスックは非常に強いので、油断してはいけません」
ーー日本のファンに一言。
「ポー.プラムックはブアカーオだけじゃないですよ(笑)。日本のファンの方、全力で闘いますので応援してください。私のパンチに注目して下しさい。かならずKOします」
「激闘王」ポンサワン・ポー.プラムック
●ルンピニースタジアム認定ミニフライ級王者
●プロボクシングWBA世界2位、WBC世界3位(共に最高ランク)
フライ級離れした圧倒的な破壊力のパンチが武器。ルンピニーでは相手がいなくなり、ボクシングでもWBC世界タイトルマッチまで上り詰めるが、判定負け。今年、ムエタイ復帰後は、2度の月間最激烈試合賞を獲得するなど、激しい打ち合いが真骨頂。破壊力抜群のパンチはまさに「小さなアヌワット」。
クンスック P.N.ジム
●ルンピニースタジアム認定ライトフライ級王者
先日のルンピニー創立記念興行にも出場した、フライ級のスター。パンチ、ミドル、ローが武器のファイタータイプだ。強烈なパンチも持つが、さすがにポンサワンとの試合では、ミドル、ローで攻めると予想される。
DEEK総合企画
「MUAY2010 1st〜ムエロークプレステージ〜」
2010年1月17日(日)東京・ディファ有明
開場15:00 開始15:30
<決定対戦カード>
▼ヨードムエ
チャンピオンズカップ −60kg級一回戦
ノンオー・シットオー(タイ/2005年ムエタイ最優秀選手、ルンピニー4階級&プロムエタイ協会王者)
VS
シンダム・ギャットムー9(タイ/2002年ムエタイ最優秀選手、2003年ルンピニー最優秀選手、ルンピニー&プロムエタイ協会スーパーフェザー級王者)
▼ヨードムエ
チャンピオンズカップ −51Kg級一回戦
ポンサワン・ポープラムック(タイ/ルンピニーミニフライ級王者、ボクシングWBA世界2位、WBC世界3位)
VS
クンスック・P.N・ジム(タイ/ルンピニーライトフライ級王者)
▼ムエリーグ 55kg契約 3分5R
清水雄介(尚武会/J-NETWORKバンタム級1位)
VS
謙・センチャイジム(センチャイムエタイ)
▼ムエリーグ フライ級 3分5R
魂叶獅(はまっこムエタイ/元J-NETWORKフライ級王者)
VS
勇児(細川/MA日本フライ級6位)
▼日泰交流戦 3分5R
クンスック・アラビアジム(タイ)
VS
シノ・KRSジム(KRS)
▼ミドル級 3分5R
ヤソトーン・ポー.プラムック(タイ)
VS
クイントン・アレンサ(南アフリカ)
▼ライト級 3分3R
篠原光斗(クロスポイント古河)
VS
小川隆平(義勇会)
▼スーパーバンタム級 3分3R
嶋村暁人(グラップリング シュートボクサーズ)
VS
赤羽秀一(WSRフェアテックス)
▼ヘビー級
瀧川リョウ
VS
小澤和樹(アストラルジャパン)
▼ヘビー級
菊池圭治(はまっこムエタイ)
VS
調整中
▼68kg契約
李逵(尚武会)
VS
禅丸(レグルス池袋)
▼Jrスーパーファイト 35kg級 2分3R
伊藤沙弥(尚武会)
VS
斉藤 歩(WSR蕨)
▼52kg契約
悦・センチャイジム(センチャイムエタイ))
VS
加賀有美子(名古屋JKファクトリー)
▼62kg契約
宇都宮星太(DEEP)
VS
TOMOHIKO(レンジャー品川)
▼60kg契約
竜士(尚武会)
VS
島袋繁文(義勇会)
▼72.5kg契約
吉 重吉(MA・契明)
VS
伊沢寿人(YMC栃木)
▼65kg契約
TACA(禅道会)
VS
ヤスタカ・ペタス(バンゲリングベイ)
▼スーパーフェザー級
小浪裕太(尚武会)
VS
晋・センチャイジム(センチャイムエタイ)
▼57kg契約
佐藤将吉(尚武会)
VS
佐藤隆史(KFG)
▼女子50kg級 2分3R
丹原(八王子FSG)
VS
田中由梨(フリー)
<チケット料金>
SRS席 15,000円/RS席 10,000円/A席 7,000円/B席 5,000円
<チケット発売場所>
DEEK総合企画
格闘技ショップイサミ各店舗
ムエタイインフォ
チケットぴあ各店舗
ファミリーマート
サンクス
サークルK <お問い合わせ>
DEEK総合企画=042−527-9333
ムエタイインフォ=03-3586-0810
|