↑元WPMF世界ウェルター級チャンピオンの師匠・加藤督朗会長が絶対の自信を持って送り出すスーパールーキー梅野源治（右）
3月8日（月）東京・秋葉原のキックボクシング＆ムエタイフィットネスジムPHOENIXにて、同ジム所属の梅野源治の公開練習が行われた。梅野は3月21日（日）東京・ディファ有明で開催されるM-1MC＆クロスポイント合同興行『REBELS 2』にて、旗揚げ戦で藤原あらしを破った元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者ノラシン・ギャットプラサーンチャイ（尚武会）と対戦する。
 日本ムエタイ界の“スーパールーキー”として注目を浴びる梅野は、旗揚げ戦でラジャサックレックをヒジで血祭りにあげて勝利、デビュー以来の連勝記録を9戦全勝と伸ばした。2007年11月にプロデビューしてまだキャリアは2年4カ月だが、すでに日本人の対戦相手が見つからないほどの状態。そのため今回も強豪タイ人との対戦となった。
この日は師匠である元WPMF世界ウェルター級＆元WMTA南太平洋スーパーライト級＆MA日本ライト級三冠王の加藤督朗会長を相手に、3分1Rのミット打ちと首相撲スパーリングを披露。ミット打ちでは得意のヒジ・ヒザ蹴りを叩き込み、首相撲では加藤会長を何度もマットに転がすなど、好調ぶりをアピールした。
 対戦相手のノラシンは国内55kg級で頂点に立つ藤原あらしを破ったのみならず、J-NETWORKバンタム級チャンピオン（当時）の牧裕三を2R2分58秒、左フック一発でKO。
プロボクシングでは現WBC世界バンタム級チャンピオンの長谷川穂積が、OPBF東洋太平洋同級チャンピオンだった2004年5月23日、3度目の防衛戦の相手として対戦し、12Rフルに闘って判定3−0で敗れている。また、2008年6月7日にも冨山浩之介とOPBF東洋太平洋スーパーフライ級王座決定戦（ノラシンがランキング1位）を争い、2−1のスプリットデシジョンまで持ち込んだ。
 しかし梅野は「所詮は“元”王者。現役バリバリでやっているわけじゃないし、勝たなければいけない相手だと思いますね。テクニックがあるからポイントを取るのが上手いし、ポイントポイントで攻めるのも上手かったけれど、別に攻撃力もそんなにないし、スタミナも全然ない。まったく問題ない」と自信満々。
「これから上を目指すからには日本にいるタイ人には負けられない。ちゃんと差をつけて勝ちたいと思っています。自分から前へ出て、ヒジとヒザで圧倒したいです。前回のREBELSで藤原あらし選手はノラシンに負けているじゃないですか。藤原選手は軽量級で日本のトップ、エースと言われているので、俺がノラシンに勝てば軽量級でトップ。REBELS軽量級のエースになりますよ」と“政権交代”をぶち上げる。
 さらには「ノラシンに勝ったら藤原選手のWPMF世界スーパーバンタム級タイトルに挑戦させて欲しい。それでも俺とやってくれないのなら、もう日本人はいいです（笑）」と、藤原あらしとのタイトルマッチを要求するつもりだ。
とは言え、ノラシンは梅野にとって過去最強の敵であることは間違いない。スーパールーキーはこの試練を乗り越え、一気に階段を駆け上がって行くのか!?
M-1MC＆クロスポイント合同興行
「REBELS 2」
2010年3月21日（日）東京・ディファ有明
開場10：30 開始11：00
＜決定対戦カード＞
▼スーパーフライ級 WPMF日本ランキング査定試合
ウエンツ☆修一（スクランブル渋谷/J-NETWORKスーパーフライ級王者）
VS
信末小僧（TeamKOYA/元NKBフライ級王者）
▼56kg契約 WPMF日本ランキング査定試合
梅野源治（PHOENIX）
VS
ノラシン・ギャットプラサーンチャイ（尚武会/元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者）
▼62kg契約 日タイ国際戦
大江和也（HIMI/MA日本ライト級2位）
VS
カノンスック・ウィラサクレック（WSRフェアテックス/M-1フェザー級王者）
▼
67kg契約 ＷＰＭF日本ランキング査定試合
板倉直人（スクランブル渋谷/元・全日本ウエルター級3位）
VS
ペッダムロン・トゥー・ガーハン（タイ/トゥーガーハン/元ラジャダムナンスタジアム認定フェザー級10位）
▼
ライト級契約 ＷＰＭF日本ランキング査定試合
渡部大基（藤原）
VS
中村広輝（赤雲會/元・全沖縄ライト級王者）
▼ライト級
歌川暁文（U.W.Fスネークピットジャパン/SB日本スーパーフェザー級1位）
VS
塚原光斗（クロスポイント古河/J-NETWORKライト級4位）
▼55kg契約
松本圭一太（相模原/MA日本バンタム級4位）
VS
水原浩章（光/元・全日本バンタム級6位）
▼55kg契約 WPMF日本ランキング査定試合
ディオ（ALMERICK）
VS
炎出丸（クロスポイント吉祥寺/J-NETWORKバンタム級3位）
▼スーパーフェザー級
石井振一朗（C.M.A）
VS
鈴木 光（菅原道場）
▼フェザー級
GAKU（クロスポイント吉祥寺）
VS
梅原裕司（ストラッグル）
▼ウェルター級
HANZO（S.V.G.）
VS
GORI（菅原道場）
▼ミドル級
三沢晃治（クロスポイント吉祥寺）
VS
岩淵智則（習志野）
※WPMF日本ランキング査定試合はフリージム所属選手のみ対象。連盟・協会加盟ジムの選手は含まれない。
＜チケット料金＞
SRS席12,000円 RS席10,000円 S席7,000円
A席5,000円
※全席当日券は500円増増し。
＜チケット販売所＞
M-1MC株式会社＝TEL：03-6802-1011
クロスポイント吉祥寺＝TEL：0422-21-0611
イープラス＝http://eplus.jp/battle/（パソコン＆携帯より購入可能）
＜チケットお問い合わせ＞
M-1MC株式会社＝TEL：03-6802-1011
クロスポイント吉祥寺＝TEL；0422-21-0611
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