6月7日(月)東京・足立区にあるJBスポーツで中村K太郎(和術慧舟會東京本部)が公開練習を行った。中村は6月20日(日)東京・両国国技館で開催されるワールドビクトリーロード『SRC13』ウェルター級グランプリシリーズ2010 1回戦でオマール・デ・ラ・クルーズ(ベネズエラ)と対戦する。
約1年ぶりの総合格闘技の試合を控える中村は、山田武士トレーナーが指導するJBスポーツでの打撃練習を公開。この日は7・10DREAMで青木真也とライト級タイトルマッチを控える川尻達也も練習に来ており、中村と白熱したスパーリングを繰り広げた。
JBスポーツには「僕が一度、総合を引退すると言っていた頃に練習させてもらっていて、高谷(裕之)さんの試合の一ヶ月前くらいからまた来させてもらうようになりました。今は週2回くらいのペースで参加させてもらっています」という中村。
ここではスパーリング、ミット打ち、サンドバックといった技術的なトレーニングはもちろん、ダッシュやランニングといったフィジカル強化の練習も積んでおり、「打撃は全体的に伸びていると思います。具体的に言うとパンチを打った時のバランスですね。
今まではバランスが崩れていたんですが、そうならないように意識してやっています。フィジカルも僕は一人では出来ないタイプなのですが(苦笑)、ここではみんなで一緒に走って追い込んでもらっています」とテクニック・フィジカルの両面で成果が出ているという。
また中村は日大レスリングにも出稽古し、「現役の学生さんと練習するのは、かなりつらいです。そんなに何本もバンバンスパーリングはできないですから。石田(光洋)さんも練習に来ているそうなんですが、しんどいと言っていました。でもそれだけ練習しているので、レスリング力が上がっている実感はあります」とレスリング力を強化。
さらに一緒に練習を積んでいるUFCファイターの岡見勇信からは「組みでプレッシャーをかけるように言われています。打撃で下がらせるのではなくて、組まれることを嫌がって相手を下げさせる」というアドバイスを受け、中村は「ちょっとずつ自分のファイトスタイルも変えています」と自らのスタイルチェンジについても話している。
打撃、フィジカル、レスリング、総合と充実した練習を続け、「対戦相手の情報については映像を見たくらいです。テコンドーがバックボーンの割には蹴りを使っていなくて、パンチで攻める元気がいい選手だなと思いました。でも何をやっても勝てるかなと思っています。打撃、寝技、レスリング。どれでも負けないですね。
今回は何をやっても勝てると思うんですが、寝技になったら僕がバックをとってチョークを極めます。僕が相手の後ろに回った時には注目してください。自信満々? いい練習をやっていますからね。」と全局面での圧倒を予告する中村。
「GPの1回戦ということは特に意識していないです。とにかく1回戦で勝たないと次には進めないですし、トーナメントというよりは1試合ずつ勝っていくという気持ちです。優勝候補として見られていることはありがたいですし、プレッシャーはないですが、そういう期待には応えたいです。
(自分がSRCを盛り上げたい?)毎試合一本・KO、派手な試合やいい試合をしたいです。ウェルター級は日本人が少なくて、外国人選手とやることが多いのですが、世界の強豪に勝っていけるようになりたい。自分がこの階級を盛り上げていけるように頑張ります」と、自らがSRCウェルター級の主役になることを誓った。
ワールドビクトリーロード
「SRC13」
2010年6月20日(日)東京・両国国技館
開場13:00 開始15:00(予定)
<全対戦カード>
▼SRCフェザー級チャンピオンシップ 5分5R
金原正徳(パラエストラ八王子/チームZST/王者)
VS
マルロン・サンドロ(ブラジル/ノヴァウニオン/挑戦者)
▼SRCライトヘビー級ワンマッチ 5分3R
泉浩(プレシオス/アテネ五輪 柔道銀メダリスト)
VS
イ・チャンソプ(韓国/CMA KOREA/亀尾異種格闘技ジム)
▼SRCライトヘビー級ワンマッチ 5分3R
川村 亮(パンクラスism/第4代ライトヘビー級キング・オブ・パンクラシスト)
VS
入江秀忠(キングダムエルガイツ)
▼SRCウェルター級グランプリシリーズ2010 1回戦 5分3R
中村K太郎(和術慧舟會東京本部/ADCC2009世界4位)
VS
オマール・デ・ラ・クルーズ(ベネズエラ/Fight Training Academy)
▼SRCウェルター級グランプリシリーズ2010 1回戦 5分3R
和田拓也(SKアブソリュート/第4代ウェルター級キング・オブ・パンクラス)
VS
イ・ジェソン(韓国/CMA KOREA/TEAM POSSE)
▼SRCウェルター級ワンマッチ 5分3R
菊田早苗(GRABAKA)
VS
Yasubei榎本(スイス/Enomoto Dojo)
▼SRCライト級ワンマッチ 5分3R
真騎士(SRC育成選手)
VS
ホドリゴ・ダム(ブラジル/アライアンスBJJ)
▼SRCフェザー級ワンマッチ 5分3R
大澤茂樹(SRC育成選手)
VS
戸井田カツヤ(和術慧舟會トイカツ道場)
▼SRCフェザー級ワンマッチ 5分3R
臼田育男(木口道場)
VS
カン・ギョンホ(韓国/CMA KOREA/Team MAD)
▼オープニングファイト ミドル級 5分2R
一慶(チーム・クラウド)
VS
ナム・イェウォン(韓国/CMA KOREA/大田チームFINISHジム)
▼オープニングファイト ライト級 5分2R
徳留一樹(パラエストラ八王子)
VS
石塚雄馬(AACC)
<チケット料金>
VIP席(特典付き)100,000円
ロイヤル雷電シート(特典付き/2名1マス)50,000円
マスRRS席(2名1マス)40,000円
マスSS席(2名1マス)20,000円
雷電シート(S席/パンフレット付き)9,000円
S席5,000円
<チケット販売所>
イープラス=http://eplus.jp/sengoku/(PC&携帯)
電子チケットぴあ
電話=0570-02-9999(Pコード816−270)
店頭=ぴあステーション、チケットぴあスポット
インターネット=http://pia.jp/t/
コンビニエンスストア=ファミリーマート、サークルK・サンクス
ローソンチケット
電話=0570-084-003(Lコード36822)
店頭=全国ローソン店頭Loppi
インターネット=http://l-tike.com/
CNプレイガイド
電話=0570-08-9999(10:00〜18:00)
インtナーネット=http://www.cnplayguide.com/
ドン・キホーテ
※一部取り扱いのない店舗あり
※受付時間は店舗により異なる
<お問い合わせ>
ワールドビクトリーロード=TEL:03−5725−7311
ワールドビクトリーロード
「SRC ASIA vol.1」
2010年7月4日(日)東京・ディファ有明
開場17:00 開始18:00
<決定対戦カード>
▼SRCヘビー級ワンマッチ 5分3R
ショルダーブラザーズ1号 金親尊氏(TEAM TACKLER)
VS
イ・サンス(韓国/CMA KOREA/TEAM MAD)
▼SRCウェルター級ワンマッチ 5分3R
鳥生将大(パンクラスism)
VS
ノア・ヴィラヌエバ(アメリカ/TEAM AKEBONO)
<大会内容>
SRCバンタム級ASIAトーナメント2010
※募集要項(http://www.src-official.com/pc/topics/srcasia201074/)
<出場決定選手>
■SRCバンタム級ASIAトーナメント2010
江泉卓哉(総合格闘技道場武門會)
高橋渉(Laughter7)
稲津航(フリー)
岡本飛龍(FREEDOM@OZ道場)
チェ・ギュジン(韓国/CMA KOREA/蔚山UF)
<お問い合わせ>
ワールドビクトリーロード=TEL:03−5725−7311
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