7月25日(日)東京・新宿FACEにて開催されるJ-NETWORK『J-GIRLS Catch The stone〜9』メインイベントの、J-GIRLSミニフライ級タイトルマッチ2分5R延長1Rを闘う王者・神村エリカ(TARGET)と挑戦者・安倍基江(アカデミア・アーザ)の決戦直前コメントが、主催者を通じて届いた。
1年前の同級タイトルマッチは当時の王者・田嶋はる(アクティブJ)と無敗同士で対戦し、王座奪取に成功した神村。そして、その神村に唯一の黒星をつけたのが今回の挑戦者・安倍である。
昨年12月20日ディファ有明で行われた『World Queen Tournament 2009』準決勝戦にて初対戦した二人。結果、1Rにダウンを奪った安倍が判定3-0で勝利し、神村の無敗記録を「9」でストップさせた。当時16才の王者は号泣し、リングをあとにした。あれから7カ月、今回はノーダメージでの再戦となる。
王者が挑戦者にリベンジ&初防衛成功なるか? はたまた挑戦者が2つめの黒星を置き土産に、ベルトをさらっていくのか? 大注目のタイトルマッチを控え、神村・安倍両選手が意気込みを語った。
■安倍基江「あの強さに憧れています」
ーーいよいよタイトルマッチですね。まず改めて、昨年12月の『World Queen Tournament 2009』で対戦した時の神村選手の印象を教えて下さい。
「軸がしっかりしていて、体の連携が良い。キックボクサーに必要とされる要素をいくつも持ち合わせていると思います」
ーーその大会で神村選手に勝利した立場でありながら、先日5月大会の勝利者インタビューでは神村選手との再戦を恐れているようにも見えました。
「……(笑)。懐かしい話になるのですが、初めてJ-GIRLS(女祭り)に参戦する事が決まった時に一度J-GIRLSを観戦に行った事があって、その時に一番心惹かれたのが、セミプロで試合をした神村選手だったんです。こんな選手がプロになる前に……なんて思ってたんですけど、すぐにプロデビューしてベルトを獲って。そしてまさか、彼女の持っているベルトに自分が挑戦するなんて事は想像もしていませんでした」
ーーインタビューでは神村選手を「化け物」「彼女は特別」と話していましたが……。
「いや。「化け物」と表現しましたが、それは自分的に敬意を含めた意味合いで。恐れているっていうより……あの強さに憧れています。年齢の関係もあって自分の方が先にプロデビューはしていますが、選手として尊敬しています」
ーー今回、再戦する上での注意点、対策は?
「多分、闘志をめらめら燃やしてくると思うので、そこをいかに空回りさせるか、ですね」
ーーどんな試合を見せたいですか?
「とにかく熱い試合を見せたいです!」
ーーずばり、勝率は何%でしょう?
「ストレートに聞きますね(笑)。勝率なんて考えてないです。勝つために必死に食らいつきます! ま、実際勝率は高くないと思いますけど、勝負は何が起こるか分からないので。この前(昨年12月)みたいに」
ーーでは最後に、王者・神村選手に一言お願いします!
「さらに強くなってるでしょうから、再戦が楽しみです!」
ーー頑張って下さい!
■神村エリカ「リベンジ成功させてもらいます」
ーー早いもので、昨年7月の王座載冠から一年です。初防衛戦になりますが、挑戦者を迎える気分はいかがですか?
「いや、私は12月に安倍選手に負けているので、リベンジという気持ちで臨みます」
ーー一年前と比較し、技術・メンタル面などの変化は?
「メンタル面ではかなり成長できました。技術面でも、今回は練習量を上げたので、レベルアップした神村エリカを見せられる……と思います(笑)」
ーーでは挑戦者の安倍基江選手についてお聞きします。先日の5月大会で「スカイA」の解説をされていた際、安倍選手のインタビューの時にかなりの敵対心を見せていましたが……。
「いえ、別に……」
ーーあれ? エリカ様?(笑)
「(笑)。いえ、特に敵対心とかないですよ。ただ一度負けている選手なんで……」
ーー解説では安倍選手の印象を「うまさはあるけどそれ以外は別に……」とコメントしていましたが。
「はい。安倍選手はうまいですけど、“うまさ”以外はあまり特徴がありません」
ーーなるほど……では今回の注意点は?
「前回はガードの甘さが敗因になったと思うんで、しっかりガードして、自分らしさをしっかり出したいです」
ーーどんな試合を見せたいですか?
「“自分中心”ですね」
ーーでは安倍選手に一言、お願いします!
「ベルトは渡せないので、リベンジ成功させてもらいます」
J-NETWORK
「J-GIRLS Catch The stone〜9」
2010年7月25日(日)東京・新宿FACE
開場17:00 試合開始17:30
<全対戦カード>
▼メインイベント(第13試合) J-GIRLSミニフライ級タイトルマッチ 2分5R延長1R
神村エリカ(TARGET/J-GIRLSミニフライ級王者)※神村江里加から改名
VS
安倍基江(アカデミア・アーザ/World Queen Tournament 2010準優勝/挑戦者)
▼セミファイナル(第12試合) J-GIRLSフェザー級王座決定戦 2分5R延長1R
桜朋梨恵(チーム・ティーラ)
VS
大石綾乃(OISHI GYM)
▼第11試合 J-GIRLSバンタム級タイトルマッチ 2分5R延長1R
水野志保(名古屋JKF/同級王者)
VS
陣内まどか(Black PUG/挑戦者・同級4位)
▼第10試合 U-15ミニフライ級王座決定戦 決勝戦 Bリーグ特別ルール 1分30秒2R(延長1R)
第5試合の勝者
VS
第4試合の勝者
▼第9試合 J-GIRLSバンタム級契約
NANA☆SE(KING EXCEEDスJ-GIRLSバンタム級4位)
VS
林 美久(バンゲリングベイ・スピリット)※初参戦
▼第8試合 54kg以下契約
藤野恵実(和術慧舟會GODS)※初参戦
VS
魅津希(空手道白心会)※デビュー戦 ※井上瑞樹より改名
▼第7試合 J-GIRLSアトム級次期王座挑戦者決定トーナメント準決勝第2試合 サバイバルマッチ1
美保(KFG/同級4位)
VS
PIRIKA(ミルキーウェイ/同級5位)
▼第6試合 J-GIRLSアトム級次期王座挑戦者決定トーナメント準決勝第1試合 サバイバルマッチ1
山田真子(Weed GYM)
VS
丸中雅恵(ワイズスポーツ/同級6位)
▼第5試合 J-GIRLS U-15ミニフライ級王座決定戦一回戦第2試合 Bリーグ特別ルール 1分30秒2R延長1R
小川楓花(ドージョー☆シャカリキ)
VS
新垣聖羅(鍛錬会)
▼第4試合 J-GIRLS U-15ミニフライ級王座決定戦一回戦第1試合 Bリーグ特別ルール 1分30秒2R延長1R
日下部奈々(OISHI GYM)
VS
室永真央(晴山塾)
▼第3試合 J-GIRLSアラフォートーナメント2010(マキシマムクラス) 56kg以下契約 一回戦 第2試合 サバイバルマッチ1
成沢紀予(フォルティス渋谷/J-GIRLSフェザー級4位)
VS
IZUMI(Studio-K)※初参戦
▼第2試合 J-GIRLSアラフォートーナメント2010(マキシマムクラス)56kg以下契約 一回戦 第1試合 サバイバルマッチ1
佐竹のぞみ(鷹虎/J-GIRLSバンタム級7位)
VS
亜利弥’(FIGHT CHIX)
▼第1試合 J-GIRLSバンタム級契約
rak(KING EXCEED)※デビュー戦
VS
舞獅(レグルス池袋)※デビュー戦 ※鳥崎舞より改名
<チケット料金>
SRS席10,000円(残少) RS席7,000円(完売) S席5,000円(完売)
※当日券は1,000円増し
※立見3,000円(当日売り)
<チケット販売所>
チケットぴあ
<問い合わせ>
J-NETWORK株式会社=TEL:03−3419−0536
e-mail:ishigaki@kickboxing.co.jp
J-NETWORK
「J-GIRLS Catch The stone〜10」
2010年9月20日(日)東京・新宿FACE
開場開始未定
■「J-GIRLS Japan Queen Tournament
2010」出場選手募集要項
<対象>
プロ選手に限る
<募集階級>
50kg以下
<申込み方法>
J-GIRLSホームページ内
大会スケジュールページ http://jg-kickboxing.jp/schedule.html
一番下の「申込書ダウンロード」より申込み書を取得、必要事項を記入してJ-NETWORK(株)大会事業部までFAXして下さい(FAX:03-3410-1420)
<申込み締め切り>
2010年7月31日(土)
<問い合わせ>
J-NETWORK株式会社
J-GIRLSイベントプロデューサー・石垣
TEL:03−3419−0536
e-mail:ishigaki@kickboxing.co.jp
●2010年度 J-GIRLS大会スケジュール
7月25日(日)東京・新宿FACE
9月20日(月・祝)東京・新宿FACE
10月17日(日)東京・新宿FACE
12月12日(日)東京・ディファ有明
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