▲泉(左)の進化した必殺技「銛泉(もりいずみ)」の完成度に満足そうな安生コーチ(右)
7月11日(月)東京・大田区蒲田にある総合格闘技ジムCOREにて、アテネ五輪柔道90kg級銀メダリスト泉浩(プレシオス)が公開練習を行った。
泉は7月16日(土)東京・有明コロシアムで開催されるFIGHT FOR JAPAN『DREAM JAPAN GP FINAL〜2011バンタム級日本トーナメント決勝戦〜』(バンタム級は61kg以下)で、ゲガール・ムサシ(オランダ)が保持するDREAMライトヘビー級タイトルに挑戦する。
この日は17:30から公開練習が行われる予定だったが、コーチの安生洋二と始まる時間前からたっぷりと汗をかいていた泉は、オリジナル必殺技の「銛泉(もりいずみ)」と「泉ショッカー」を公開するだけにとどまった。
銛泉はオーソドックス(左足が前の構え)の泉が右ストレートを打つ時に右足も同時に前に踏み出して打つパンチで、銛のように相手を突くことから命名された。
泉ショッカーはワンツーを出しながら足払いをするという打撃と柔道の融合技で、泉の父親がマグロ漁師であることからヒントを得て、マグロを船に上げる時に電気を流す“マグロショッカー”から命名されたもの。
コーチの安生によれば「銛泉も泉ショッカーも改良されて、“銛泉・改”“泉ショッカー・改”になっている。今までとはバランスの取り方が違う。以前は自分もバランスを崩してしまっていたが、今は崩さない。今回はバンバン発射してくれるはずです」という。この言葉を受けて泉も「通用すると思います」と、2大必殺技の投入を予告した。
「安生さんと作戦を立ててきたので、自分のやってきたことをやりたい。ゲガールは強い相手ですが、自分の力で(チャンスを)こじ開けたい」と、試合への意気込みを語る泉。
レスリングで2012年ロンドン五輪出場を目指すと宣言し、7月2日(土)には『全日本社会人レスリング選手権』に出場。フリースタイル96kg以下級トーナメント初戦の2回戦で判定負けしたが、「今後もレスリングと総合格闘技を並行してやっていきたい」とした。
「レスリングではテイクダウンが勉強になった。タックルのタイミングの取り方、入り方が以前よりもよくなっている」と、得るものが多かったと語る。
そのレスリング大会の前日計量では500グラムオーバーし、当日朝の再計量でリミットの96kgをクリアしている。今回はライトヘビー級(93kg以下)のタイトルマッチであり、泉はさらなる減量が必要となるが、「減量は順調。リミットまであと2kgくらいです」という。※前戦(昨年12月31日のDynamite!!)のミノワマン戦では101kgあった。
タイトルマッチで勝てば、当然ベルトを巻くことが出来る。泉は「まだ中間地点ですが、ベルトは総合格闘技に転向したことの、ひとつの形になると思う。だから獲りたい」とタイトル獲得に意欲を燃やしていた。
FEG/リアルエンターテインメント
FIGHT FOR JAPAN
「DREAM JAPAN GP FINAL〜2011バンタム級日本トーナメント決勝戦〜」
2011年7月16日(土)東京・有明コロシアム
開場16:00 開始17:00
<決定対戦カード>
▼DREAM JAPAN GP バンタム級日本トーナメント決勝戦
今成正和(Team-ROKEN/初代DEEPバンタム級王者)
vs
所 英男(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)
▼DREAM JAPAN GP バンタム級日本トーナメント3位決定戦
大沢ケンジ(和術慧舟會HEARTS)
vs
藤原敬典(秋本道場Jungle Junction/チームZST/ZSTバンタム級王者)
▼DREAMライトヘビー級タイトルマッチ
ゲガール・ムサシ(オランダ/チーム・ムサシ/王者)
vs
泉浩(プレシオス/アテネ五輪柔道90kg級銀メダリスト/挑戦者)
▼DREAMフェザー級タイトルマッチ
高谷裕之(高谷軍団/王者)
vs
宮田和幸(Brave/シドニー五輪レスリング63kg級日本代表/挑戦者)
▼DREAMライト級ワンマッチ
川尻達也(T-BLOOD/第8代修斗世界ウェルター級王者)
vs
ドリュー・フィケット(アメリカ/Team Scrub)
▼DREAMライト級ワンマッチ
光岡映二(フリー/戦極ライト級GP2008ベスト4)
vs
ブルーノ・カルバーリョ(ブラジル/CM SYSTEM)
▼DREAMヘビー級ワンマッチ
トッド・ダフィー(アメリカ/グラッジ・トレーニング・センター)
vs
ニック・ガストン(アメリカ/8+8 Striking System/KOTCヘビー級1位)
▼DREAMウェルター級ワンマッチ
マリウス・ザロムスキー(リトアニア/LONDON SHOOT FIGHTERS/MMA Bushido/王者)
vs
桜井“マッハ”速人(マッハ道場/第4代修斗世界ミドル級王者)
▼DREAMライトヘビー級ワンマッチ
水野竜也(フリー)
vs
トレヴァー・プラングリー(アメリカン・キックボクシング・アカデミー/初代Bodog Fightミドル級王者)
<チケット料金>
VIP席100,000円 RRS席22,000円 スタンドS席10,000円 スタンドA席5,000円
<チケット販売所>
DREAM webサイト=http://www.dreamofficial.com/
DREAM携帯サイト=iモード Yahoo!ケータイ EZweb
イープラス=http://eplus.jp/battle/ ※パソコン&携帯
チケットぴあ=TEL:0570-02-9999(Pコード:594-790)
ローソンチケット=TEL:0570-084-003(Lコード:39985)
CNプレイガイド=TEL:0570-08-9999
レッスル池袋店=TEL:03-3989-0056 http://www.wrestle.jp/
書泉ブックマート=TEL:03-3294-0011 http://www.shosen.co.jp/
フィットネスショップ格闘技=TEL:03-3265-4646 http://www.fs-kakuto.com/
チケット&トラベルT-1=TEL:03-5275-2778 http://www.t-1.jp/tk/
後楽園ホール=TEL:03-5800-9999 http://www.tokyo-dome.co.jp/hall/
Laughter7=TEL:03-6807-1770 http://www.laughter7.com/
公武堂=TEL:052-241-2511 http://www.koubudo.co.jp/
バトルロイヤル=TEL:03-3556-3223 http://www.battleroyal.jp/
新日本プロモーション=http://www.shinnichi-pro.co.jp/
<お問い合わせ>
DREAM事務局=TEL:03−5775−5065
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