歴史的タイトルマッチを前にした岡見勇信が試合直前の心境を語った! 28日(日)、ブラジルで行われる『UFC134』でミドル級王者アンデウソン・シウバ(ブラジル)とタイトルマッチで対戦する岡見。この試合を生中継するWOWOWより、タイトルマッチを前にした岡見のインタビューが届いた。
決戦を目前に控えて「アンデウソンとは5年前くらいに戦って苦い経験もしているというのもありますし、UFCに参戦してからの目標だったので、いろいろな意味も含めて最高の試合になると思っています」と話した岡見。
アンデウソンは長い手足から繰り出す変幻自在の打撃を武器とする選手だが、岡見もアンデウソンの気をつけるべきポイントを「打撃です。あの長いリーチから繰り出されるパンチ、ボクシングテクニック。あとムエタイの蹴り。それと、何をしてくるかわからないというイマジネーション。そこが一番気を付けなければならないところです。あまり考えないようにしようかなと思っているのですが、そこが彼の一番のストロングポイントだと思います」と分析する。
その上で岡見は「どんどん前に出て潰しにいくというイメージです。下がってしまったりしたら距離ができて彼のストロングポイントが活きてしまうので、どんどんプレッシャーをかけて潰しにいこうと考えています」と、アンデウソン攻略のポイント=プレッシャーだと話した。
「この試合が全てだと思っているので、腕一本やろうがなんだろうがそれぐらいの意味がある試合だと思っています。自分の格闘技人生において、おそらく一番意味のある試合になるんじゃないでしょうか。難しいですが、本当に全てをかけなければならない試合だと思います」とアンデウソン戦の決意を語る岡見。
日本人のUFCチャンピオン誕生を「これまで日本人チャンピオンがいないということと、コンタクトスポーツの中で、ミドル級という重量級でチャンピオンになるということは、日本のスポーツ界にとってもいい影響になると思います。もちろんUFCを日本の人たちに知ってもらうこともできるので、自分の役目はかなり重要だと思っています。敵地ブラジルで、アンデウソンを倒す姿を見せたいです。僕がベルトを巻く姿を見てください!」と固く誓った。
ZUFFA
「UFC134 SILVA vs.OKAMI」
2011年8月28日(日)ブラジル・リオデジャネイロ
<決定対戦カード>
▼UFC世界ミドル級タイトルマッチ 5分5R
アンデウソン・シウバ(ブラジル/王者)
vs
岡見勇信(日本/挑戦者)
▼ライトヘビー級 5分3R
マウリシオ・ショーグン(ブラジル/元UFC同級王者)
vs
フォレスト・グリフィン(アメリカ/元UFC同級王者)
▼ヘビー級 5分3R
ブレンダン・シャウブ(アメリカ)
vs
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジル/元UFC同級暫定王者、元PRIDE同級王者)
※今大会の模様は8月28日(日)10:00よりWOWOWにて生中継
リピート放送は9月4日(日)23:00より
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