▲約1年半ぶりのMAのリングに復帰する駿太
10月9日(日)東京・ディファ有明にて行われるMA日本キックボクシング連盟『BREAK-18〜Sils〜』のダブルメインイベントに出場する駿太(谷山)、伊東拓馬(橋本道場)、MA日本スーパーウェルター級挑戦者決定トーナメント決勝戦で対戦する廣虎(ワイルドシーサー沖縄)とアーサー・雅仁(習志野)の試合直前コメントが、主催者を通して発表された。
所属する谷山ジムの主催興行ビッグバンを主戦場にし、約1年半ぶりにホームリングであるMAのリングに復帰する駿太。「久しぶりのMAのリングになるので、いいところを見せたいなと思います。今MAは橋本道場の選手たちが伸びていて、みんな勢いがあると思うんですけど、自分もMAの選手です。倒してインパクトを与えたいと思います」とKO勝利を狙う。
今大会では、MA-KMA韓国フェザー級トップランカーである金灰石(=キム・ジェスク/韓国)を相手にWMAF世界フェザー級タイトルの2度目の防衛戦に臨む。「ビッグバンでも韓国人選手とやっているので、今回で4人目です。共通点といえばちゃんとムエタイができる人が多いって感じですかね。上から目線な言い方であれですけど(笑)。首相撲もできる人が多いかなと思いますね」と韓国人ファイターの印象を語る駿太。対戦相手のキムは身長174cm、35歳のオーソドックス、戦績12戦10勝(4KO)2敗ということ以外はデータのない選手だが、「身長は若干高めですね。35歳と年齢は結構高めで、戦績が12戦というのは少ないですね。キックを始めたのが遅かったのか、うーん、良くわからないけど不気味ですね、侮れない」と警戒心を強めている。
試合に向けては「いつもと練習内容は大体同じなんですけど、自分を高める練習をしてきました。前回タイ人(現ラジャダムナンスーパーバンタム級王者シリモンコン・PKステレオ)に負けちゃったんですけど、その試合前の練習中になんとなく何かが見えたんです。そして試合に負けてまた自分の反省点が見つかって今回の試合に向けて練習しているうちにさらに閃いたものがあったので、それを試してみたいと思います」と何かしら秘策があるという。
WMAF世界フェザー級タイトル防衛後については「戦いたいのは強いタイ人です。もちろん毎回王者じゃなくてもいいのですがせめてランカークラスがいいです」と今後も“打倒ムエタイ路線”を貫くとした。
伊東拓馬
「(先日藤原祭りでの一戸総太戦を振り返って)不完全燃焼でしたね。前に出ることばかりを考えてしまって、もっと相手の動きにあわせて攻撃を出すとか、楽しんで戦う余裕がなかったです。(今回対戦する韓国人選手については)外国人は以前エッガラートとやっていますが韓国人は初めてですね。相手についての情報は全く入ってないです(笑)。対策の立てようもないですね。とりあえず韓国人選手はローに弱いイメージがあるので、ロー狙いでいって組み立てていければいいかなと思います。今回は、先日の一戸戦みたいにならないように技術をもっとアップさせて、よく相手の動きを見て攻撃できるように、というのを意識してきました。いつもはみんなと合同で体力づくりを中心にやっています。今後もよく考えながら練習するというのを意識していきたいです。今後は、とりあえず藤原あらし選手が憧れなので、藤原選手が引退する前に間に合えばやってみたいというのがあります。仮に今やったら、自分なんかまだまだなんで遊ばれちゃうんじゃないですかね。やりながらテクニックの勉強にはなると思いますけど。 もっとテクニックを付けて頑張ります」
廣虎
「自分はボクシングを元々やっていて、プロで7戦しています。やはりK-1の影響でキックに転向しました。初代MA日本スーパーウェルター級王者決定戦では武田(一也)選手に負けたつもりもないし、とにかく悔しかったですね。ダウン奪って勝てなかったので今度はKOするしかないと思っています。今回対戦するアーサー選手とは昨年敵地で戦い、1Rで勝ってしまったのでわからない部分が多いのですが、左のミドルが強かった印象があります。以前よりも、力を付けてきていると思うし、前回勝ったときもたまたまいいパンチが入っただけなので前の印象はあてにならないと思っています。初めて対戦するつもりで試合したいと思っています。やはり自分はパンチの選手という印象が強いと思うのですが、キックにも力を入れて練習してきたので、そこも見せられればと思います。自分は石垣出身なんですけど両親の育ててくれたこの石垣で初のキックボクシングのチャンピオンになれるように頑張ります!」
アーサー・雅仁
「廣虎選手には前回負けているので絶対同じミスはしません。やることはやってきたのであとは試合に挑むだけです。廣虎選手は、とにかくパンチが上手いと思います。前回は左フックでやられたのでそれだけは特に注意したいと思います。自分はもうリベンジしてやる!という気持ちです。プロとして、勝ちにこだわるだけではなく面白い試合をしてなおかつ勝ちたいと思います。王者の武田(一也)選手にも負けているので両方リベンジしたいと思います。今回の試合に向けては、特に普段と変わらないのですが、ローキックを中心に鍛えてきました。自分は左ミドルが得意ですが、得意な技だけでは上で通用しないので、何でも出来るようにならないと、という気持ちはあります。前回の新宿FACE大会で対戦した阿部選手は本当に強くて警戒していたのですが、たまたまいいパンチが入ってくれたので、してやったりというところでした。今回勝利したら、次は王者に挑戦です。武田選手は、本当に気持ちの強い選手でガンガン前に出てくるので、自分も気持ちで負けないようにしたいです」
MA日本キックボクシング連盟
「BREAK-18〜Sils〜」
2011年10月9日(日)東京・ディファ有明
開場16:15 開始16:30
<全対戦カード>
▼ダブルメインイベント2(第9試合) WMAF世界フェザー級タイトルマッチ 日韓国際戦 3分5R
駿太(谷山/WMAF世界フェザー級王者)
vs
金灰石(=キム・ジェスク/韓国/HaNamDojo/MA-KMA韓国フェザー級1位)
▼ダブルメインイベント1(第8試合) 54kg契約 日韓国際戦 3分5R
伊東拓馬(橋本道場/MA日本バンタム級王者)
vs
慮a宇(=ノ・ミンウ/韓国/KY GYM/MA-KMA韓国バンタム級1位)
▼ダブルセミファイナル2(第7試合) MA日本スーパーウェルター級挑戦者決定トーナメント決勝戦 3分5R延長1R
廣虎(ワイルドシーサー沖縄/同級1位)
vs
アーサー・雅仁(習志野/同級2位)
▼ダブルセミファイナル1(第6試合) MA日本バンタム級挑戦者決定トーナメント決勝戦 3分5R延長1R
山本ノボル(契明/同級2位)
vs
大野貴志(新座/同級3位)
▼第5試合 ウェルター級交流戦 3分5R
川口龍哉(武勇会/同級3位)
vs
涼平(TARGET)
▼第4試合 ライト級 3分4R延長1R
佐藤 琉(JMC横浜/同級4位)
vs
狂平(武勇会/同級5位)
▼第3試合 ウェルター級 3分4R延長1R
諸岡直人(Kインター柏/同級4位)
vs
和真(早川/同級8位)
▼第2試合 スーパーフェザー級 3分3R延長1R
鋭司(HIMI/同級9位)
vs
大輔(Studio-K/同級10位)
▼第1試合 フェザー級 3分3R延長1R
清水克彦(DANGER/MA日本フェザー級10位)
vs
洋センチャイジム(センチャイムエタイジム)
▼オープニングファイト第4試合 ミドル級 3分3R
馬場 仁(JMC横浜)
vs
ゆとりキック(ワイルドシーサー群馬)
▼オープニングファイト第3試合 2011MA日本ライト級新人王トーナメント準決勝 2分3R
木村ミノル(タナベ)
vs
ちび太(Studio-K)
▼オープニングファイト第2試合 2011MA日本フェザー級新人王トーナメント準決勝 2分3R
青山知寛(Kインター柏)
vs
橋場 翔(習志野)
▼オープニングファイト第1試合 2011MA日本バンタム級新人王トーナメント1回戦 2分3R
梶 要介(橋本道場)
vs
万太郎(PCK)
<チケット料金>
SRS席12,000円 RS席10,000円 S席8,000円 A席6,000円 B席5,000円
立見4,000円
※立見以外、当日券は500円増し
<お問い合わせ>
MA日本キックボクシング連盟事務局=TEL:042−530-8630
●MA日本キックボクシング連盟2011年興行スケジュール
10月2日(日)袖ヶ浦市臨海スポーツセンター 花澤ジム主催
10月9日(日)東京・ディファ有明
10月23日(日)東京・新宿FACE
11月20日(日)新宿FACE
12月4日(日)東京・大森ゴールドジムサウス東京ANNEX
12月11日(日)新宿FACE
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