REBELSプロモーション
「REBELS.6」
2011年1月23日(日)東京・ディファ有明
開場15:00 開始15:30
▼第4試合 WPMF日本スーパーバンタム級王座決定トーナメント準決勝戦 WPMF日本ルール 3分5R
○清水雄介(尚武会/前J-NETWORKバンタム級王者)
判定3-0 ※49−48、49−48、50−48
●炎出丸(クロスポイント吉祥寺/WPMF日本同級6位)
※清水が決勝戦に進出。
1R、長いリーチを活かした間合いで清水が左フック、左アッパー。お互いに左ミドルと右ローを蹴る。清水が左ボディから右フック、炎出丸が入ろうとするところにパンチをまとめ、なかなか入らせない。
2R、テンカオ、左アッパーでボディを狙っていく清水。距離が詰まるとヒジも繰り出す。ジャブを伸ばして近づけさせない清水は踏み込んでのテンカオ、炎出丸は右ローを返す。
3R、左のパンチを多用して距離を作る清水はパンチから左ロー。これで炎出丸がバランスを崩す。清水が一気に左ローを連発。しかし、炎出丸はすぐに立ち直ってパンチと右ミドルで反撃していく。
4R、清水がワンツー、左ミドルで前へ出る。炎出丸は右ミドル。組んだ炎出丸が清水を押し倒す(ロープに引っ掛かったが)と、炎出丸は首相撲勝負に持ち込んでいく。
5R、炎出丸は前に出てロー、前蹴り。清水は左のパンチで迎え撃つ。長いリーチのジャブを伸ばし、右ストレートにつなげる清水。炎出丸は前へ詰めていっての首相撲勝負に持ち込む。
片方がヒジを繰り出せば返し、組んでのヒザの応戦。清水が最後まで自分の間合いを保つ戦いで勝利し、トーナメント決勝戦進出を決めた。
▼第3試合 WPMF日本スーパーバンタム級王座決定トーナメント準決勝戦 WPMF日本ルール 3分5R
○梅原タカユキ(TARGET/WPMF日本同級級5位)
判定2−0 ※49−47、48−48、49−48
●裕・センチャイジム(NJKF・センチャイムエタイ/WPMF日本同級2位、NJKF同級3位)
※梅原が決勝戦に進出。
1R、梅原が間合いを詰めていく展開でローの蹴り合い。梅原は右ローから左ミドル、裕も右ローと左ミドル。静かな立ち上がりとなった。
2R、お互いにフェイントをかけながら左ミドルと右ローを蹴っていく展開。裕は巧みに前蹴りをカウンターで突き刺すが、梅原も右ストレートを飛び込んで当てる。梅原が距離を詰めてパンチを出すと裕はヒジを振り下ろす。
梅原が裕の攻撃をかわしての右ローが何度か入ったが、両者ともまだ手数は少なめ。
3R、前蹴りで距離を取る裕に梅原が右ハイキック、裕はこの試合初めて組んで梅原を崩しながらの蹴り。パンチから右ローにつなげる裕に、梅原は間合いを詰めてパンチと右ミドル。裕は梅原のパンチにヒジを振り下ろす。梅原はそのヒジを掻い潜りながら右ローを当てていく。裕の攻撃をブロックして右ミドル、右ローを返す梅原。
4R、裕の攻撃終わりに必ず右ローを返す梅原。この右ローが実によく当たる。裕は右ストレート、左のパンチを繰り出すが、テンポよく梅原が右ローを蹴っていく。何度もヒジを振り下ろす裕だが、タイミングが合わず空を切り続ける。
5R、裕の攻撃をブロックしては右ストレート、右ロー、右ミドルを返す梅原。右ローを狙い撃ちされる裕はヒジを振り下ろすが空を切る。前に出て右ロー、左ミドルを裕の攻撃終わりに必ず返す梅原。やや手詰まりになった感のある裕を梅原が押し切って判定勝ちした。
▼第2試合 ウェルター級 WPMF日本ルール 3分5R
○笹谷 淳(TANG TANG FIGHT CLUB/J-NETWORK同級王者、WPMF日本同級10位)
TKO 4R1分27秒 ※ドクターストップ
●T-98(=タクヤ/クロスポイント吉祥寺/WPMF日本同級4位)
1R、サウスポーの笹谷へT-98(たくや)は左フックから右ロー、笹谷は左ミドル、負けじとT-98も右ミドルを返す。T-98が前に出てくると右手を伸ばし、パンチで下がらせる笹谷。ボディへのパンチ、左ミドルと単発ながらも笹谷が主導権を握る。
2R、いきなり入って来たT-98が左フック、笹谷は右手を伸ばして距離を取っての左ミドル、左ロー。T-98も鋭い右ローを返してワンツーを繰り出す。
笹谷が左ミドル、左ローをヒットさせ、組むと右ヒジ。前に出るT-98が左フックをクリーンヒットさせるが、笹谷に組まれてしまう。T-98は接近しての右ヒジ! 右ミドルと右ロー。手数が多いのは笹谷だったが、T-98が後半はペースを握った。
3R、前に出るT-98に笹谷が左ミドル、T-98はボディストレート。手数を出して距離を取ろうとする笹谷にT-98が距離を詰めると、笹谷はバックエルボーを繰り出す。組んだT-98がヒザ、笹谷もヒジ。
離れると至近距離でのパンチの打ち合いとなり、T-98が左フックからの右ロー。至近距離で右ヒジを使う笹谷にT-98は組んでのヒザ。
4R、ローの蹴り合いからT-98が左フック、笹谷も右フックを返す。右ストレートでボディを狙っていくT-98は組むとヒザ蹴り。T-98がパンチで向かってきたところへ笹谷が左ヒジ一閃! 叩きつけるようなヒジがモロに入り、T-98は額をえぐられて出血。J-NET王者の笹谷がTKO勝利を収めた。
▼第1試合 スペシャルオープニングマッチ ミニマム級 WPMF日本特別ルール(ヒジ打ち及び首相撲、頭部へのヒザ蹴りなし) 2分3R
○飯田なお(新宿レフティー)
判定3−0 ※30−28、30−28、30−27
●宗田智美(ボス/第4回J-NETWORKアマチュア全日本選手権大会Bリーグ女子-45kg級優勝)
昨年12月19日REBELS新宿FACE興行でプロデビュー戦を勝利で飾った“アイドル女子高生ファイター”飯田。
プロ第2戦の対戦相手である宗田はニッポン放送「ショウアップナイターニュース」のレポーターなどをこなす現役アナウンサー。しかもアマチュア大会で11勝(7KO)1敗という驚異的な勝率とKO率を誇り、J-NETWORKアマチュア全国選手権女子45kg級優勝に輝いている。タレント性を持った両者による一戦となった。
1R、サウスポーの飯田は左へ回り込みながらの蹴り、パンチで入って来る宗田を左ミドルとワンツー、横蹴りで迎え撃つ。宗田は明らかに右の一発を狙っている風で、飯田の蹴りをもらっても前に出てパンチを繰り出す。
右ロー、左ミドルからワンツーを出しては離れるヒット&アウェーの飯田が、距離を支配してパンチ主体の宗田を近づけさせない。
2R、軽快なステップを踏み、宗田がパンチで入ってくるとテンカオ、左ミドルを合わせる飯田。バックキック、一回転しての左ミドルも見せる。宗田は思い切った右ストレートを伸ばしてくるが、飯田は自分の攻撃を当てるとすぐに距離を取り、宗田の反撃を許さない。飯田のバックキック! 右ローも当ててすぐにステップで離れる。距離を詰めて連打する宗田だが、飯田の前蹴りをもらって顔をしかめる。
3R、ガムシャラにパンチで入って来る宗田に飯田は左ミドル、右のジャブ。宗田が反撃するとすぐにステップで離れて距離を取る。飯田が再びバックキック。宗田が右ストレートで前に出るが、飯田のステップに追いつけない。巧みに左ミドルを当て続けた飯田が判定でプロ2戦目も勝利で飾った。
「2戦目を勝利で飾ることが出来ました。今回の試合は冷静に自分のスタイルを出せる試合をしようと思って、手数は少なかったけれど、この前よりも成長できたと思います」と、飯田は笑顔で勝利者インタビューに答えた。
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