元気ですか!!大晦日!!2011実行委員会
FieLDS presents FIGHT FOR JAPAN
「元気ですか!! 大晦日!! 2011」
2011年12月31日(土)さいたまスーパーアリーナ
開場14:00 開始15:00
▼第14試合 IGFvsDREAM対抗戦 IGFルール 60分一本勝負
○桜庭和志&柴田勝頼(Laughter7)
13分46秒 ※フェイスロック
●澤田敦士&鈴川真一(IGF)
※桜庭が澤田に勝つ
DREAM×IGFの対抗戦として組まれた桜庭&柴田vs鈴川&澤田のタッグマッチ。勝利を収めるのはどっちだ? 桜庭と柴田はロード・ウォリアーズの入場テーマ曲&コスプレでリングに上がる。
試合は柴田と鈴木の激しい打撃戦からスタート。桜庭もアキレス腱固めや腕ひしぎ十字固めで澤田を攻め込んでいく。そして桜庭と柴田が2人がかりで澤田を攻め込み、桜庭が澤田にバックからフェイスロック! これで桜庭が澤田を下し、桜庭・柴田組が勝利を収めた。
しかし試合が終わっても桜庭が技を解かなかったため、IGF勢がリングになだれ込む! 桜庭と柴田はIGF勢から逃げるようにリングを降りると、マイクを持った桜庭は「今日勝てたのは柴田くんのおかげです。みなさん、よいお年を迎えてください! ありがとうございました!」とマイクアピールし、控え室へと去っていった。
▼第13試合 IGFルール 60分一本勝負
○藤田和之(藤田事務所)
3分36秒 ※逆片エビ固め
●ピーター・アーツ(オランダ/チーム・アーツ)
12月のIGFではタッグマッチで対戦しているアーツと藤田。この時はアーツが藤田からフォール勝ちしている。今回はシングルマッチでの再戦となった。
ボクシンググローブを着けたアーツがいきなり右ハイキック! これでダウンを奪われた藤田はたまらず場外へと逃げる。リングに上がった藤田にアーツはパンチを連打。アーツが鋭い打撃で藤田を攻め込むが、藤田がアーツの蹴り足を取って逆片エビ固め! これがガッチリと極まり、アーツからギブアップを奪った。
▼第12試合 IGFルール 60分一本勝負
○ジェロム・レ・バンナ(フランス)
2分57秒 ※レフェリーストップ
●ティム・シルビア(アメリカ)
今年はIGFチャンピオンシップで王者となったバンナ。今大会では元UFC世界王者のシルビアと対戦した。バンナはボクシンググローブを着けて、シルビアは白いオープンフィンガーグローブを着けてリングに上がる。
シルビアがタックルで何度もバンナをグラウンドに持ち込むが、バンナもそこから脱出。そしてバンナが左の蹴りからパンチを連打! これでバンナがダウンを奪う。
立ち上がったシルビアにバンナは左ハイキックと右ロー! これでバンナが2度目のダウンを奪い、最後はバンナがシルビアを押し倒してバックマウントからパンチを落とす! これでシルビアの動きが止まり、レフェリーが試合を止めた。
▼第11試合 DREAMバンタム級世界トーナメント決勝戦 5分3R
○ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル/FIGHT TEAM BIBIANO/初代DREAMフェザー級王者)
TKO 1R1分21秒 ※レフェリーストップ
●アントニオ・バヌエロス(アメリカ/ピット・ファイト・チーム)
※ビビアーノがトーナメント優勝。
バンタム級世界トーナメントの決勝は2階級制覇を目論むビビアーノvs所英男と今成正和を下したバヌエロスという組み合わせになった。
1R、じりじりと前に出るビビアーノがいきなり右アッパー! バヌエロスは右フックを狙う。距離が離れるとビビアーノは左ミドル、そして右フック! かすったようなパンチだったが、これでバヌエロスがバランスを崩してマットに倒れる。
そこにビビアーノがパンチを連打! バヌエロスの動きが止まり、ビビアーノがTKO勝利! ビビアーノがDREAM二階級制覇を達成した。
試合後、ビビアーノは「この勝利はみんなのおかげです。日本は第二の故郷です。今はカナダに住んでいるので、このベルトを大切にカナダに持って帰ります」とマイクアピールした。
▼第10試合 MIXルール ライト級(73.5kg契約)ワンマッチ 1R3分 キックルール/2R5分 DREAMルール
○菊野克紀(ALLIANCE/第5代DEEPライト級王者)
TKO 2R2分34秒 ※レフェリーストップ
●長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾/K-1 WORLD MAX 2010 -70kg Japan Tournament王者)
昨年の大みそかに引き続き長島がミックスルールで登場。対戦相手の菊野は空手ベースで、総合ルールでもスタンドの打撃を中心に闘うスタイルであり1R(キックルール)から激しい試合が予想される。
1R、菊野が右フック。長島も右ストレートから左フックを返す。菊野は三日月蹴りからパンチを連打! 菊野はヒザ蹴りを突き上げる。
長島が突っ込むところに右をかぶせる菊野。長島も左フックを当てるが、菊野が長島の右ストレートにカウンターの右ストレート! この一発で菊野がダウンを奪う!
再開後、菊野が右ストレートからアッパーとヒザ蹴り。一気にパンチの連打で前に出て行く。菊野は構えをスイッチして左ストレートを打つが、逆に長島が左フック! これで長島がダウンを奪い返す。
お互いにダウンを奪い合うという展開で1Rを終えた。
2R、菊野が長島に組み付いて寝技に持ち込もうとするが長島は付き合わない。長島は距離を取りながら飛びヒザ蹴り、飛び込むようなワンツーを打つ。菊野はプレッシャーをかけて左ハイキック。長島も右ストレートを返すが、そこに合わせて菊野が組み付いて長島をテイクダウンする。そのままバックを取った菊野は長島の体を伸ばして右のパンチを連打!
長島の動きが止まったところでレフェリーが試合を止めた。
試合後、菊野は「総合もK-1も関係ありません。キツイ練習をして、キツイ減量をして、キツイ試合をして、試合が終わったら感謝だけです。自演乙選手、ありがとうございました。仲間たち、スタッフのみなさん、ありがとうございました。そして格闘技ファンのみなさん、本当にいつもありがとうございます。格闘技、大好きです!」と対戦相手の長島、関係者、ファンにメッセージを送った。
第9試合が終了後、十字架にはりつけにされたアントニオ猪木(今大会のジェネラルプロデューサー)がステージに登場。花道を歩いてリングに上がると、そこに用意された白いボードに筆で「幸」という文字を書く。
そして猪木は「元気ですか!!元気があれば何でも出来る。元気があれば幸せになれる。元気があればキリストさんにもなれる」と挨拶し「今年は3・11の大震災で多くの人たちが亡くなり、改めてお悔やみとお見舞いを申し上げます。そして来年に向けて元気を発信したいと思います」と話を続ける。
するとここで会場にタイガー・ジェット・シンのテーマが鳴り響き、タイガー・ジェット・シンと、シンの息子が今年急逝した上田馬之助(現役時代、シンとタッグを組んでいたプロレスラー)の写真を持って登場。
リング上で上田の追悼が行われたが、いきなりシンの息子が猪木を竹刀で殴打! 一瞬、リング上は騒然となったが、シンが息子をなだめて、その場を収集する。
そして猪木が「1年の締めくくりは嫌なことは全て忘れてしまいましょう。いいことだけを集めて、来年もいい年でありますように。その想いを込めましてご唱和お願いします。幸せを! いくぞー! 1・2・3、ダー!」で締めくくった。
★第1部(ユサップvs所英男、バヌエロスvs今成正和ほか)の試合結果はこちら
★第2部(川尻達也vs宮田和幸、桜井“マッハ”速人vs長南亮ほか)の試合結果はこちら
★第4部(エメリヤーエンコ・ヒョードルvs石井慧、青木真也vs北岡悟ほか)の試合結果はこちら
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