7月7日(水)東京・国立代々木競技場第一体育館で行われる『K-1 WORLD MAX2004〜世界最強決定トーナメント〜』でK-1総合MIXルールに挑戦する山本KID徳郁(PUREBRED東京)。ミックスルールではあるものの、実質的にはK-1ルール二戦目となるKIDだが気負いは全くない。
今回のミックスルールはK-1ルールが先に行われるため、一般的に見れば対戦相手の安廣一哉(正道会館)に有利なルールだ。村浜武洋(大阪プロレス)に勝っているとはいうものの、立ち技のみの試合はその一戦のみ。まだ慣れてないとみるのが妥当だろう。
しかしKIDは「K-1もやって総合もやるけど、どっちもガンガン前に出ていて積極的に戦うだけ。それにキックも総合も戦うって意味では一緒。ラウンドとか気にしないで倒せる時に倒しに行く」と、K-1ルールでもKOを狙っていくつもりだ。さらに対戦相手の安廣の身体能力の高さを認めつつも「自分も(身体能力は)ズバ抜けている。そういうところのぶつかり合いみたいな面白い試合になると思う」と自信を覗かせる。
これまで数多くのファイターたちを病院送りにしてきた破壊力十分のパウンド。そして村浜から3度のダウンを奪ったスタンドでのパンチ力は本物だ。K-1ルールで圧倒し、最後はグラウンドのパンチでKOするという最高の青写真をKIDは描いているのかもしれない。
また同日に行われる『K-1WORLDMAX2004』決勝トーナメントについても「自分の試合以外は興味ない。自分の出番までの試合も見ないし、自分から後の試合も見ない。仕事をしにいく感じ」と強心臓ぶりを見せた。
※今回対戦が流れた武田幸三(治政館)に関しては「いつでもやりたいと思っている。向こうにだって色々な理由があるわけだから、(試合が)できないときだってある。自分も昔はそういうこともあったから」とコメント。
FEG「K-1WORLDMAX2004〜世界一決定トーナメント〜」
2004年7月7日(水)東京・国立代々木第一体育館
開場16:30 開始17:30
<追加対戦カード>
▼オープニングファイト
大野崇(inspirit)
VS
ビンセント・スワーンズ(オランダ)
▼K-1総合ミックスルール
山本KID徳郁(PUREBRED東京)
VS
安廣一哉(正道会館)
[K-1WORLDMAX2004 決勝トーナメント]
▼第1試合
小比類巻貴之(チーム・ドラゴン)
VS
マイク・ザンビディス(メガジム)
▼第2試合
ブアカーオ・ポームラムック(ポームラムックジム)
VS
ジョン・ウェイン・パー(ブンチュウジム)
▼ 第3試合
魔裟斗(シルバー・ウルフ)
VS
ジャダンバ・ナラントンガラグ(モンゴルレスリング連合)
▼ 第4試合
アルバート・クラウス(ブーリーズジム)
VS
シャミール・ガイダルベコフ(スコーピオンジム)
▼準決勝 第1試合
小比類巻VSザンビディスの勝者
VS
ブアカーオVSウェインの勝者
▼準決勝 第2試合
魔裟斗VSナラントンガラグの勝者
VS
クラウスVSガイダルベコフの勝者
▼決勝
準決勝第1試合の勝者
VS
準決勝第2試合の勝者
▼リザーブマッチ
ドゥエイン・ラドウィック(3-Dマーシャルアーツ)
VS
セルカン・イルマッツ(チーム・ソラック)
|