6月20日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『PRIDE GP 2004 2nd ROUND』に出場するアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジリアン・トップ・チーム)&ヒカルド・アローナ(ブラジリアン・トップ・チーム)が公開練習を行った。
ヒース・ヒーリング(ゴールデン・グローリー)との再戦についてノゲイラは「3年前と同じようにいい試合になる。ただ勝つのは自分だと信じている」と自信たっぷりに語った。さらにテレビ番組で「『PRIDE』はアマチュアみたいなもの」と発言した小川直也(UFO)に対して「何か訳の分からないことを言ってるみたいだけど、俺がプロの闘いを教えてやる」と反撃。「自分は試合前に他人のことをいろいろ言うのは好きじゃない」と皮肉った。決勝に勝ち残った場合は、迷わず小川を指名すると宣言したノゲイラ。思わぬところから新たな火種が生まれそうだ。
またノゲイラは二回戦の勝者に小川、ハリトーノフ、ヒョードルの3名の名を挙げたが、「ヒョードルは本来上から攻めるのが得意な選手。レスリング力のあるランデルマンにはグラウンドで上を取られて苦戦するんじゃないか」と、王者苦戦を予想した。
クイントン・"ランペイジ"・ジャクソン(チーム・オオヤマ)と事実上のミドル級次期挑戦者決定戦に挑むアローナは、この試合に向けてこれまでのショートスパッツに替えて、キックパンツを用意。怪我をしていた間「ボクシング技術が上がったというアローナだが「このコスチュームを見て、ジャクソンが打撃を警戒してくれたらうれしい」とコメント。自身のゲームプランについては明言しなかった。
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