2005年6月26日(日)埼玉・さいたまスーパーアリーナで行われるDSE「PRIDE GP2005 SECOND ROUND」で、イブラヒム・マゴメドフと対戦するミルコ・クロコップのコメントがDSEから発表された。以下その全文
「今回、ヒョードルとの対戦が実現しなかったことに非常に落胆している。
ヒョードルと闘い、彼を倒し、そしてPRIDEヘビー級チャンピオンのベルトを巻く為だけに精進してきた日々を思うと、空しさと怒りがないまぜになったこの気持ちを、どう整理して良いのか分からないのが正直なところだ。
ミスター・サカキバラからは、この6月を飛ばして、万全の態勢で8月のヒョド−ル戦を迎えたらどうだ?と言われたが、6月のヒョードル戦を見据えて作り上げてきたこの気持ちと身体は、闘わなければ鎮めることはできない。この怒りは、どんな言葉でも、どんな物でも鎮めることなど絶対に無理だ。
ヒョードルに代わって、同門のマゴメドフとかいう選手が出て来るらしいが、仮想ヒョードルとして、完全に叩き潰す。わたしの周りのスタッフからは、「ヒョードル戦に向けて、同門の選手と闘うのは危険すぎる。何を仕掛けてくるかわからないぞ」と言われたが、そんなことは関係ない。圧倒的な力でねじ伏せ、粉砕し、ヒョードルが次に闘う男がどんな男なのかを改めて分からせてやる。
最後に言おう、オレは絶対にヒョードルを逃がさない。絶対にだ。
6月9日
ミルコ・クロコップ」
DSE「PRIDE GP2005 SECOND ROUND」
2005年6月26日(日)埼玉・さいたまスーパーアリーナ
<決定対戦カード>
▼ワンマッチ
田村潔司(U-FILE CAMP.com)
VS
瀧本誠(吉田道場)
ミルコ・クロコップ(チーム・クロコップ)
VS
イブラヒム・マゴメドフ(レッドデビル)
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジリアン・トップチーム)
VS
パウエル・ナツラ(高田道場/アトランタ五輪柔道金メダリスト)
セルゲイ・ハリトーノフ(ロシアン・トップチーム)
VS
ペドロ・ヒーゾ(ファスVT)
▼PRIDEミドル級GP 二回戦
ヴァンダレイ・シウバ(シュート・ボクセ・アカデミー)
VS
中村和裕(吉田道場)
桜庭和志(高田道場)
VS
ヒカルド・アローナ(ブラジリアン・トップチーム)
アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ(ブラジリアン・トップチーム)
VS
マウリシオ・ショーグン(シュート・ボクセ・アカデミー)
イゴール・ボブチャンチン(フリー)
VS
アリスター・オーフレイム(ゴールデン・グローリー)
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