3月14日（水）都内ホテルにて、東京・日本武道館で開催されるTBS主催『HERO'S 2006』の前日記者会見が、信国一郎TBS事業本部事業局長、前田日明スーパーバイザー、谷川貞治㈱FEG代表、そして、計量に失敗したリッチ・クレメンテ（USA/チーム・ブードゥー）を除く全選手が出席のもと行われた。
まず最初に信国一郎事業局長が挨拶。「昨年、前田スーパーバイザーのご尽力でHERO'Sを立ち上げ、K-1MAXと並ぶ、もしくは凌ぐ大会となり、明日が今年最初のイベントになります。明日の大会にはミドル級の有力選手が揃い、それにプラスして秋山選手といった重量級のカードもあり、豪華なラインナップが揃いました。開幕戦にふさわしい大会・試合になると思います」と、明日の大会へ期待を寄せた。
続いて挨拶した前田スーパーバイザーは「05年3月にHERO'Sは始まったんですが、時間のないところで時間との戦いで立ち上げ、メンバーが揃わない事もありました。しかしその中でもミドル級の素晴らしさ、選手層の厚さ、アグレッシブさ、技術の高さを紹介する事が出来ました」と、昨年一年間を振り返り、「06年からはこれまで続けてきた選手発掘、新たに見つけてきた選手たちをどんどんHERO'Sのリングに上げます。リングスでやってきたように、ミドル級に限らず、80kg級、ヘビー級、世界中から総合格闘技のトップと自負する選手たちをリングに上げ、HERO'Sを活性化させます」と、06年の展望を語った。
さらに前田スーパーバイザーは「今、HERO'Sは世界中に拡張していて、韓国やアメリカでもプロモーションをやっていきます。いずれはK-1WORLDGP構想まで持って行き、GPを開催し世界各地で予選を、日本で決勝戦を見せるという形を取っていきたい」と今後の本格的な世界進出を公言。「今年は70kgもしくは80kg級でトーナメントを計画しています。そこに将来的にはヘビー級も含めて、ボクシングのWBAやWBCのようなフェデレーションを目指していきます。どうぞご期待ください」。
最後に挨拶した谷川代表は「昨年の所選手やレミギウスのように、一夜にして無名の選手がヒーローになるイベントを開き、ヒーローが生まれるマッチメークをし、選手を育成していきたい」と新ヒーローの誕生に期待すると共に、「ミドル級において打倒KIDを果たすのか」を今年のHERO'Sのテーマとして掲げた。各選手のコメント詳細は以下の通り。
 國奥麒樹真
「体調も準備も万全です。明日が楽しみです」
アントニオ・マッキー
「HERO'Sに参戦するために来日できてうれしい。対戦相手に期待し、戦えることを光栄に思う。私の目の前の道にたちはだかる選手を倒して、ベルトに辿り着きたい」
大山峻護
「柔道時代に試合をした武道館で試合を出来る事に感動してます。最高に熱い試合をして爆発させたいと思います」
メルヴィン・マヌーフ
「グレイトファイト、フルパワーですばらしい試合をしたい」
ジェロム・レ・バンナ
「試合がとても楽しみ。全力投球で戦う」
ジミー・アンブリッツ
「周りの期待を裏切るような試合はしない」
宮田和幸
「10月にラスベガスで練習した時の先生がセコンドで来ているので、いいところを見せたいと思います」
エリカス・ぺトライティス
「いい試合を見せられるように頑張ります」
宇野薫
「明日は楽しんでいい試合をするだけです」
 秋山成勲
「年末に試合に出られなくて迷惑をかけた分、一生懸命頑張ります。まだはっきり決まっていないですけど、もし石澤選手がマスクをつけて出てくるなら、それなりに何をやろうか考えます」
石澤常光
「ロマネクスではなくHERO'Sに参戦させていただき、ありがとうございます。頑張ります。マスクを被るかどうかは谷川代表に一任しま」
ヒース・ヒーリング
「今回の相手はキスをすることもないだろうから、楽しみにしてるよ（笑）」
ゲーリー・グッドリッジ
「何でもありの試合だから、キスするかもよ（笑）。とにかく明日の試合がグッドファイトになることは保障できる。ベストファイトをしてケガなく試合が終わること、そして幸運をヒースと、それ以外の全選手に願っている」
山本宜久
「久しぶりの試合になりました。キム選手は銀メダリストで、自分は柔道をかじった程度経験があるんですが、自分の得意な柔道技で投げてみたいと思います。いつも通り、自分の動きが出来ればと思います」
キム・ミンス
「山本選手は柔道においても総合格闘技においても先輩なので、尊敬しています。学ぶという姿勢で戦おうと思います。ただし明日は勝負なので山本選手を敵と感じながら戦います」
須藤元気
「ローセン選手が試合をしてくれることに感謝します。素晴らしい試合をして、世界の周波数を上げて世の中をよくしたいと思います」
オーレ・ローセン
「こうしてHERO'Sで戦えることを光栄に思います。ファン、関係者にありがとうと言いたい。明日の試合を楽しみにしています」
所英男
「この中で一番最後に試合をするのは不安もありますが、光栄です。最後の試合は大事なので頑張らなきゃって気持ちが増しました。最高の試合をして大会を締めくくりたいと思います」
池田祥規
「押忍、極真会館の池田です。明日は全力で頑張ります。自分にとっては所選手と戦うことがメインであって、試合順に関しては驚かなかったです」
TBS
「HERO'S 2006」
2006年3月15日（水）東京・日本武道館
開場16：00 開始17：30
＜決定対戦カード＞
▼メインイベント HERO'Sルール 72kg契約 5分2R延長1R
所 英男（日本/リバーサル）68.3kg
VS
池田祥規（日本/極真会館）70.7kg
▼セミファイナル HERO'S特別ルール 72kg契約 5分2R延長1R
須藤元気（日本/ビバリーヒルズ柔術クラブ）71.9kg
VS
オーレ・ローセン（デンマーク/Untamed）71.8kg
▼第7試合 HERO'Sルール 5分2R延長1R
山本宜久（日本/フリー）
VS
キム・ミンス（韓国/フリー）
▼第6試合 HERO'Sルール 5分2R延長1R
ヒース・ヒーリング（USA/ゴールデン・グローリー）
VS
ゲーリー・グッドリッジ（トリニダード・トバコ/フリー）
▼第5試合 HERO'Sルール 88kg契約 5分2R延長1R
秋山成勲（日本/フリー）87.2kg
VS
石澤常光（日本/TEAM JAPAN）87.3kg
▼第4試合 HERO'Sルール 70kg契約 5分2R延長1R
宇野 薫（日本/和術慧舟會東京本部）69.8kg
VS
リッチ・クレメンテ（USA/チーム・ブードゥー）71.5kg→70.7kg
▼第3試合 HERO'Sルール 70kg契約 5分2R延長1R
宮田和幸（日本/フリー）69.8kg
VS
エリカス・ぺトライティス（リトアニア/リングスリトアニア）69.3kg
▼第2試合 HERO'Sルール 5分2R延長1R
ジェロム・レ・バンナ（Le Banner X tream Team）
VS
ジミー・アンブリッツ（USA/トッド・メディーナ・フリースタイルファイトチーム）
▼第1試合 HERO'Sルール 92kg契約 5分2R延長1R
大山峻護（日本/フリー）88.5kg
VS
メルヴィン・マヌーフ（オランダ/ショータイム）88.9kg
▼オープニングファイト HERO'Sルール 75kg契約 5分2R延長1R
國奥麒樹真（日本/フリー）74.0kg
VS
アントニオ・マッキー（USA/チーム ロード・オブ・ザ・リング）74.7kg
＜チケット料金＞
SRS席22，000円 SS席13,000円
S席10,000円 A席6,000円
＜チケット販売所＞
HERO'Sオフィシャルサイト＝http://www.hero-s.com
FEGオフィシャルサイト＝http://www.feg-jp.com
i-mode HERO'Sオフィシャルサイト
Voda fone live! HERO'Sオフィシャルサイト
EZ web HERO'Sオフィシャルサイト
チケットぴあ＝℡0570－02－9999
ローソンチケット＝℡0570－084－003（Lコード：31113）
CNプレイガイド＝℡0570－08－9999
キョードー東京＝℡03－3498－9999
イープラス＝http://eee.eplus.co.jp
＜お問い合わせ＞
キョードー東京＝℡03-3498-9999
HERO'S年間スケジュール
3月15日（水）東京・日本武道館
5月3日（水・祝）東京・代々木第1体育館
8月5日（土）東京・有明コロシアム
10月9日（月・祝）神奈川・横浜アリーナ
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