1月11日(金)都内ホテルにて、3月5日(水)東京・国立代々木競技場第1体育館で開催されるワールドビクトリーロード(以下WVR)主催『戦極−SENGOKU−』旗揚げ戦の記者会見が行われた。
この日の会見では、戦極の旗揚げ戦の第1弾カードとして菊田早苗(GRABAKA)VSフィル・バローニ(アメリカ/アメリカン・キックボクシング・アカデミー)の一戦が発表。バローニは2005年5月のPRIDE武士道で初来日して以降、美濃輪育久、長南亮、近藤有己といった同階級の日本人トップファイターを次々に撃破している元UFCファイターである。
強豪との対戦が決定した菊田は「こんなに早く試合が決まるのは始めてのことで、緊張がいっぱい走っています。バローニはPRIDEのリングで強い日本人選手を相手にワンパンチで倒していて、打撃+レスリングがベースで自分の得意としている選手ではないのですが、寝技で攻め続け、3R内に一本を決めたいと思います」と、“寝技世界一”らしく関節技での勝利を宣言した。なお、この一戦は83kg契約で行われるようで、「いい経験になる」と話す菊田。
菊田の後輩にあたる三崎和雄が2006年6月にバローニに勝っているが、「これは自分自身の闘いになる。自分がどれだけやれるのか、を考えて試合します」とした。
この第一弾カード決定を受けて、会見に同席した木下直哉代表は「強豪を相手に菊田がどのようにして闘うのか気になります。ハイレベルな闘いが約束できると思います。菊田選手にとっては厳しい闘いになるかもしれませんが、私たちの期待の星なので何としてでも日本人の意地を見せてもらいたい」と菊田にエールを送っている。
会場には、フィルの姿は見られなかったが以下のようなメッセージを送っている。
「総合格闘技の新しい船出となるイベントの戦極で、日本のファンの皆さんの前で戦えることを光栄に思います。対戦相手の菊田はアブダビコンバットのチャンピオンということで、寝技が優れていて、実力、経験ともに備わった非常なタフで素晴らしい選手だと思う。3月5日は最高のパフォーマンスをして、総合の素晴らしさを皆さんにお見せしたい」
株式会社ワールドビクトリーロード
「戦極−SENGOKU−」
2008年3月5日(水)東京・国立代々木競技場第1体育館
開場17:00 開始18:00
<決定対戦カード>
菊田早苗(GRABAKA)
VS
フィル・バローニ(アメリカ/アメリカン・キックボクシング・アカデミー)
<出場予定選手>
吉田秀彦(吉田道場)
瀧本 誠(吉田道場)
川村 亮(パンクラスism)
エヴァンゲリスタ・サイボーグ(ブラジル/シュートボクセアカデミー)
シアー・バハドゥルザダ(アフガニスタン/ゴールデングローリー)
<チケット料金>
VIP席100,000円(特典:専用入場ゲート・グッズ付) RRS席30,000円
戦極シート(S席)17,000円(特典:専用入場ゲート・グッズ付)
S席 17,000円 A席 7,000円
※全席指定・消費税込
<チケット販売所>
●一斉発売
2008年1月20日(日)10:00〜
イープラス
チケットぴあ=0570-02-9999(Pコード809-927)
ローソンチケット=0570-084-003(Lコード:38462)
CNプレイガイド=0570-08-9999(※発売初日特電:0570-08-9922)
<問い合わせ>
ワールドビクトリーロード=03-3369-2211
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