伝説のシリーズ最終作として5月24日から公開される、映画『ランボー 最後の戦場』。主演で監督を務めたシルベスター・スタローンの来日を記念して5月8日(木)東京・六本木ヒルズアリーナでイベントが開催され、「チーム・ランボー」の一員として映画をアピールしてきた川村亮(パンクラスism)も同イベントに登場。長年の願いが叶い、スタローンとの対面が実現した。
この日は映画にかこつけレッドカーペットの代わりに“迷彩カーペット”が敷かれたが、川村はデーブ・スペクター、ネイチャージモン、ダイノジ、叶姉妹といった芸能人らとともにこの上をウォーキング。司会者にマイクを向けられると「試合より緊張します」と語ったが、ランボーの魅力を「“野生”ですかね」と持論で返すなど、試合の時と同じように物怖じせず堂々とした態度を見せていた。
イベントは迷彩模様の施されたハマーに乗り、スタローンが現れると最高潮に。スタローンはファンにサインを書いて回り、その後日本人ゲストたちのもとへ。ここで川村はスタローンとの直接対面に成功したという。イベント終了後、囲み取材に応じた川村が興奮気味にその様子を語る。
「僕とスタローンの間を取り持ってくれてる人がいるんですけど、ちょうどその人がいて僕のことを紹介してくれました。握手もしましたし、(Tシャツに)サインをもらった後で(ペンで)ドンってやられて、何か凄いものを感じました」
川村が『戦極』の会見やパンクラス試合会場でたびたび身につけてきたランボーTシャツ。その左肩にはスタローンにしてもらった、銀色のサインが踊っていた。プレスシートへのサインゲットにも成功した川村は興奮気味に続ける。
「試合前に会えてよかったです。会っておけば間違いないでしょう。握手をした時にカッとしたようなものを感じました。圧倒されましたよ。
向き合ってみて対戦してきた選手たちとは違う、凄いものを感じました。向き合ってこれ以上のものはないんじゃないかと。すごくいい経験になりました。パワーを頂いて最高です」
2度目となる戦極出場まであと10日。5月18日(日)東京・有明コロシアムで開催されるワールドビクトリーロード主催『戦極〜第二陣〜』での対戦相手は人間離れしたパワーを誇るケビン・ランデルマンだが、川村は「いくらランデルマンが野性のものとしても、ランボーだったらその野生を狩ることが出来るでしょう。僕もランボーに近づいて、野性を狩っていきたい」と対戦発表の記者会見で語っていた。
この日、ランデルマンと同じ“野性”を持つと語るランボーと対面したことで川村は新たなパワーを自らに注入。常々口にする“人間力”にランボーの“野生”を加えた上で、ドンキーコング狩りに挑む。
「サインをもらってドンってやられた時に“やってこい”“ちゃんとやれよ”と言われたように感じました。こんないい経験はなかったです」
ランデルマンの“野性”を川村の“人間力”が飲み込むのか?
取材を終えると、川村はさらなるパワーを手に入れるべく、『ランボー
最後の戦場』ジャパンプレミア会場へと消えていった。
写真・文/映画ライター しべ超二
ワールドビクトリーロード
「戦極〜第二陣〜」
2008年5月18日(日)東京・有明コロシアム
開場14:30 開始16:00
<全対戦カード>
▼メインイベント ヘビー級
“KING OF 戦極”
ジョシュ・バーネット(アメリカ/フリー)
VS
“極めの博士号”
ジェフ・モンソン(アメリカ/アメリカン・トップチーム)
▼セミファイナル ※契約体重調整中
“不動心”
近藤有己(日本/パンクラスism)
VS
“グレイシー最強の遺伝子”
ホジャー・グレイシー(ブラジル/ホジャー・グレイシー柔術アカデミー)
▼第6試合 ライトヘビー級
“smile 亮くん”
川村 亮(日本/パンクラスism)
VS
“復活モンスター”
ケビン・ランデルマン(アメリカ/ハンマーハウス)
▼第5試合 ヘビー級
“セクシャルビーストNO.1”
中尾“KISS”芳広(日本/TEAM TACKLER)
VS
“マオリの1000万パワー”
BIG・ジム・ヨーク(ニュージーランド/ファイブ・リングス・ドージョー)
▼第4試合 ウェルター級
“GRABAKAの裏番長”
佐々木有生(日本/GRABAKA)
VS
“Goldenヒザボンバー”
ジョルジ・サンチアゴ(ブラジル/アメリカン・トップチーム)
▼第3試合 ライト級
“金網の申し子”
光岡映二(日本/和術慧舟會RJW)
VS
“韓国の火の玉ボーイ”
イ・グァンヒ(韓国/Tuhon Jeongsim Gym)
▼第2試合 ウェルター級
“鉄人継承”
マイク・パイル(アメリカ/エクストリーム・クートゥア・ジム)
VS
“恐怖!人間ユンボ”
ダン・ホールバックル(アメリカ/McVicker’s Martial Arts Academy)
▼第1試合 ライト級
“イズムの継承者”
北岡 悟(日本/パンクラスism)
VS
“リアル・クラッシャー”
イアン・シャファー(オーストラリア/チーム・シャファー)
<チケット料金>
VIP席50,000円(特典:専用入場ゲート・グッズ付) RRS席25,000円
戦極シート(S席)15,000円(特典付)
S席15,000円 A席 7,000円
※全席指定・消費税込
<チケット一般発売所>
イープラス http://eplus.jp/sengoku/(PC&携帯)
電子チケットぴあ=0570-02-9999(Pコード811-831)
チケットぴあ http://eplus.jp/sengoku/
ファミリーマート
サークルK・サンクス
ローソンチケット ローソンチケット=0570-084-003(Lコード:33717)
全国ローソン店頭Loppi http://l-tike.com/
CNプレイガイド=0570-08-9999(10:00〜18:00) http://www.cnplayguide.com/
ampm
セーブオン
CNステーション
<問い合わせ>
ワールドビクトリーロード=TEL:03-3369-2211
ワールドビクトリーロード
「戦極〜第三陣〜」
2008年6月8日(日)さいたまスーパーアリーナ
開場16:00 開始17:00
<決定対戦カード>
ニック・トンプソン(アメリカ/フリースタイルアカデミー)
VS
マイケル・コスタ(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)
<出場予定選手>
吉田秀彦(日本/吉田道場)
マーシオ・“ぺジパーノ”・クルーズ(ブラジル/グレイシーフュージョン)
ファビオ・シウバ(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)
ホドリゴ・ダム(ブラジル/アライアンスBJJ)
<既報出場予定選手>
藤田和之(藤田事務所)
<チケット料金>
VIP席(専用入場ゲート・特典付き)100,000円
RRS席30,000円
戦極シート(S席・特典付き)17,000円
S席17,000円 A席7,000円
<お問い合わせ>
ワールドビクトリーロード=TEL:03−3369−2211
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