1月5日(月)都内ホテルにて、昨日(日)さいたまスーパーアリーナで開催されたワールドビクトリーロード『戦極の乱2009』の一夜明け会見が行われ、北岡悟(パンクラスism)、ジョルジ・サンチアゴ(ブラジル)ら勝利した6選手が出席した。
オープニングファイトを含む全9試合のうち8試合が一本、TKO決着という激闘が繰り広げられた2009年初興行。
WVR・國保尊弘代表は「素晴らしい試合を全選手がしてくれたと思います。私たちが推奨するリアルファイトを展開してくれたのではないでしょうか」と大会を統括する。大会後には「素晴らしい大会だった」と興奮するファンの電話がWVR事務所に殺到したという。
秒殺の一本勝ちで五味隆典(久我山ラスカルジム)を破り、初代ライト級チャンピオンの座に就いた北岡は「嬉しいというよりも、まだ不思議な感覚が抜けていません。自分は試合後すぐに五味選手と再戦したいと言ったが、家に帰って五味選手のコメントを読んでいると僕のことを称えてくれていて、自分が無神経だったと思いました。戦極チャンピオンになったので、チャンピオンとしてどう戦っていくかが課題になっていくと思います」と試合を振り返りつつ、抱負を語った。
今後については「しばらくは休みたいと思います」と北岡。しかし、同大会で五味を倒したセルゲイ・ゴリアエフから一本勝ちの光岡映二(和術慧舟會RJW)が「北岡選手には一回負けてますが、(北岡の)防衛戦の相手にちょっと近づいたと思います。相手は誰でもいいんですけど何試合かこなした後に、最高の状態で北岡選手に挑みたいですね。でもすぐにでもやりたい気持ちです」と早期リベンジ&ベルト奪取を狙っている。
國保代表は「光岡選手は、北岡選手の防衛戦の相手として一歩近づいた試合内容だったと思います。チャンピオンになるべく頑張ってもらいたいですね」とエールを送る。
この日は午前11時から開始の会見ということもあり、まだ疲れも抜け切れていなく眠そうな表情をしていた北岡。だが、今朝発売のスポーツ新聞のほとんどがリング上であいさつした石井慧の記事になったことについて質問が飛ぶと、「ぶっちゃけ(石井は)MMAは強くないでしょ。だから何とも思わないですね」と目を見開きながら軽く一蹴。
さらにテンションが上がった北岡は「彼が本物なら生き残ると思いますけど、何も残らないと思います。自分が本物の生き方をしているというのを、いつか正当に評価してもらえる日がくると思います」と付け加えている。
また、盟友・青木真也の活躍についても触れ「対戦ということは考えていません。まだその時期ではないと思います。まだまだ一緒に練習していきたいですね」とした。
★1・4「戦極の乱」の試合結果はこちら
ワールドビクトリーロード
「戦極〜第七陣〜」
2009年3月20日(金・祝)東京・国立代々木競技場 第二体育館
開場開始未定
<内容>
フェザー級グランプリ開幕
ワールドビクトリーロード
「戦極育成選手トライアウト」
2009年2月1日(日)神奈川・バディ長津田
開始13:00 終了16:00
<会場>
バディ長津田
神奈川県横浜市緑区長津田みなみ台4−3−1)
<トライアウト参加予定ジム>
GRABAKA
シューティングジム東京
パンクラス
吉田道場
和術慧舟會
ほか
<応募方法>
以下の(1)〜(7)の項目を記載し、郵送またはメールにて応募。
(1)氏名
(2)住所
(3)連絡先(電話番号、メールアドレスの両方)
(4)生年月日
(5)身長、体重
(6)スポーツ(格闘技含む)歴
(7)実績(格闘技以外の競技も可)
<郵送での申し込み>
〒160−0023 東京都新宿区西新宿2−6−1 新宿住友ビル35階
株式会社ワールドビクトリーロード 戦極育成選手募集係
※2009年1月28日(水)必着。
<メールでの申し込み>
メールアドレス:info@sengoku-official.com
※2009年1月28日(水)
<応募条件>
・2009年4月1日現在で満18歳であること。
※未成年の場合、親権者の承諾書が必要。
・ジムでの練習に耐えうる健康な体を有していること。
・総合格闘技のプロ大会での試合実績がないこと。
・総合格闘技のジム・団体に所属していない、また選手契約を締結していないこと。
<問い合わせ>
ワールドビクトリーロード=TEL:03−5381−7108
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