2月4日(水)東京・新宿にあるワールドビクトリーロード(以下、WVR)本社にて、3月20日(金・祝)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される『戦極〜第七陣』の記者会見が行われた。
今大会からスタートするフェザー級GP(−65kg)の追加出場メンバーとして、ZSTを主戦場とする金原正徳(パラエストラ八王子)と山田哲也(しんわトータルコンバット)、ジョン・チャンソン(CMA
KOREA/KTT)3名の選手が発表された。
金原は1日のパンクラスでアライケンジ(パンクラスism)をKOし、GP出場をアピールしたばかり。会見に同席した國保尊弘代表は「金原選手から戦極に出場したいという直訴がありました。以前から注目していた選手で、ぜひ参戦していただきたいと伝えました。グラウンドテクニックはもちろん、パンチ力ともにバランスが取れている選手」と金原を高評価するコメント。
戦極初参戦を受けて金原は「ZSTで培ってきた一本かKOで決めるという姿勢を戦極のリングでもぜひやりたいと思います。出場できて喜ぶだけでなく、少しでも爪あとを残したいと思います」と意気込みを語った。
もう一人のZSTからの刺客、山田は現在、横須賀明光高校に通い今春に卒業を控えている“スーパー高校生”。卒業後は福祉関係の就職が決まっているという。中学から柔道を学び、高校2年でZST本戦への登竜門SWAT!でプロデビューし、現在の戦績は3戦3勝と負けなしの逸材。昨年11月にはリトアニアの「MMA
BUSHIDO HERO’S 2008」に出場し、完全アウェーの中大健闘を見せている。
ZSTで経験を積んでいるだけに、パウンドありのVTルールに初挑戦となる山田だが、「昨年11月からVTルールを練習しているので大丈夫です」と問題ないことをアピールし、「自分でいいのかなとビックリしてしまいましたけど、未来を感じさせる闘いをしたいと思います。飛びつき腕十字など派手な技を見せたい」と金原と同じくKOか一本を狙うと宣言した。
山田参戦を受けて、國保代表は「現役高校生でありながら未だ無敗と、今大会の一つの目玉になると思います。2試合でKO決着もあり、打撃のセンスもあります。ベテランの選手にも勝っていてこれからが楽しみな選手。強豪選手が揃う中、どんな闘いを見せてくれるのか、どこまでトップランカーに食い込むのか楽しみです」と山田に大きな期待を寄せている。
金原、山田ともに「日本人選手だと闘う機会があるので、外国人選手と闘ってみたいです。そして決勝戦で闘えたら」とお互いに健闘を誓い合っていた。
韓国のジョン・チャンソンは、これまでに小見川道大(吉田道場)を判定で下し、昨年12月のDEEPでは孫煌進(スクランブル渋谷)を17秒でKOした総合戦績8戦無敗の新星。戦極出場に向けてのコメントは以下の通り。
「戦極という大きな大会で、しかもGPに参加することになって、非常に嬉しく思います。戦極は、今や日本を代表する国際的な大会なので、自分自身もこの舞台で生き残るために、皆様に確実にアピールできる試合をしたいと思います。特に今回のGPには、世界中から未知の強豪選手が出場すると思いますので、そんな選手たちとの試合がとても楽しみです。グランプリに参戦する以上、目標は優勝です。ぜひ日本と韓国のファンの皆さん、応援よろしくお願いします」
ワールドビクトリーロード
「戦極〜第七陣〜」
2009年3月20日(金・祝)東京・国立代々木競技場第二体育館
開場15:00 開始17:00
<追加出場選手>
▼戦極フェザー級GP
金原正徳(パラエストラ八王子/チームZST)
山田哲也(しんわトータルコンバット/チームZST)
ジョン・チャンソン(韓国/CMA KOREA/KTT)
<決定対戦カード>
▼戦極ライトヘビー級ワンマッチ
川村 亮(パンクラスism/第4代ライトヘビー級キング・オブ・パンクラシスト)
VS
キング・モー(アメリカ/Kingdom of Mayhem)
<出場決定選手>
▼戦極フェザー級GP
日沖 発(ALIVE/修斗世界ライト級3位・世界TKOフェザー級王者)
マルロン・サンドロ(ブラジル/ノヴァウニオン/第2代キング・オブ・パンクラシスト)
ロニー・牛若(イギリス/チーム・トロージャン)
クリス・マニュエル(アメリカ/アメリカン・トップチーム)
ニック・デニス(カナダ/Ronin MMA)
<チケット料金>
VIP席(最前列)70,000円(専用入場ゲート・特典付き)
VIP席50,000円(専用入場ゲート・特典付き)
RRS席25,000円
戦極シート(SS席)17,000円(特典付き)
SS席17,000円 S席12,000円 A席7,000円
<お問い合わせ>
ワールドビクトリーロード=TEL:03−5381−7108
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