4月16日(木)東京・後楽園ホールで開催されるDEEP事務局主催「DEEP
41 IMPACT」の記者会見が、23日(月)東京・大久保にあるDEEPオフィシャルジムIMPACTにて行われた。
2001年1月8日の旗揚げ戦から数えて41回目となる今大会で、旗揚げ戦で行われた一戦が再び実現することになった。それは上山龍紀(U-FILE
CAMP)VS窪田幸生(坂口道場)の3度目の対戦。DEEPを古くから見ているファンにとっては非常に興味深い一戦だ。 このカードはDEEP旗揚げ戦で組まれた試合で、当時は上山がリングスに、窪田がパンクラスに主属していたため、リングスVSパンクラスという図式で行われた。この時はグラウンドでの顔面打撃を禁止&判定決着なしというルールが採用され、結果はドロー。 2人はその約7カ月後の大会で、グラウンドでの顔面打撃あり&判定決着ありのルールで再戦したものの、再びドローという結果に終わり、この大会のテレビ解説を務めていた船木誠勝に「このカードは当分、見たくない」と酷評されたいわくつきの対戦カード。 さらに2人は翌年の初代ミドル級王座決定トーナメントに参戦し、決勝で3度目の対戦が実現する予定だったが、窪田がローブローによるダメージで決勝戦を棄権。その年の12月にはタッグマッチという形で対戦した両者だったが、この時もどちらも一本・KOを奪えず、またしてもドローに終わっており、初期のDEEPでは因縁の対決として認知されていた試合である。 佐伯繁DEEP代表は上山の約6年ぶりのDEEP参戦が決定し、対戦相手を探していた時に「すぐに頭に浮かんだのは窪田。2人ともここ数年はパッとしない部分があるし、この試合が何かのきっかけになると思った」とこのカードを組んだ意図を説明。「ある意味、2人ともここから始めればいい」と期待を込めた。 そして佐伯代表の言葉を受けて上山と窪田それぞれ挨拶、この一戦に向けての意気込みを語る。 「このオファーをもらった時に前の記憶が蘇ってきました。上山選手とはDEEPの第1回・第2回大会で試合をして、トーナメントの決勝でもやる予定だったのですが、僕の負傷で実現しませんでした。その後にはタッグで対戦したこともあったんですが、そこでも引き分けでした。自分としてはここで白黒はっきりさせたい。最近は調子も良くないので、ここで勝って上を目指したいです。白黒はっきりつけられるようなアグレッシブな試合をします」(窪田) 「今回、久しぶりのDEEP参戦が決まり、忘れ物を取りに来たので頑張りたいと思います。今回、色々な団体からオファーを受けていたんですが、僕を格闘家として育ててくれたDEEPに出るのが恩返しだと思ったし、それが筋だと思うので、DEEPで復帰戦をやりたいと思っていました。 怪我や肉体改造があって久しぶりの試合ですが、試合勘を思い出してまた勢いをつけていきたい。(肉体改造の理由は?)70kgから体重を上げて試合をする上でパワーアップしなければいけないと思いました。それと怪我もあって復帰までに2年間かかりました。スタミナ、パワー、技術的にも自信があるし、あとは勘だけです」(上山) 上山は何と今回が約6年ぶりとなるDEEP参戦。6年間でのDEEPの変化について「自分が出ていた頃とはとても雰囲気が違う感じがします。昔はマスクマンもそうですけど、選ばれた選手だけが出ていた大会だと思うんですね。今は悪い意味ではなくどんな選手でも出られる大会になったなと思います。自分はDEEPに出る選手として選ばれ、色々な大物の選手と対戦させてもらいました。DEEPで戦うことには特別な想いがあるし、あの頃を思い出します」と語る。 これまで何度も肌を合わせている両者、互いに選手としてはどんな印象を持っているのか? 「上山選手とやる時は上山選手の応援団に女の子が多かったのが気になりました(笑)。選手としては色んなリングに上がっていて、DEEPでも初代ミドル級のチャンピオンになっている。経験豊富で侮れないです」(窪田) 「何回か対戦させてもらっているんですがずっとドローに終わっていて、やりにくい相手だなという印象があります」(上山) 上山の言葉にもあったように試合をしてはドローという結果に終わり、決して動きがスイングした試合ではなかった2人。果たして今回こそは噛み合った試合になるのか。この質問をぶつけると2人からは「過去の対戦とは違う試合になる」という答えが返ってきた。 「一番はお客さんにこの試合が良かったと思われることだと思います。勝ち、負け、引き分けに関係なく、見ている人にあの試合は良かったと感じて欲しいです。前に対戦した時よりもお互いレベルアップしていると思うし、いい試合を作ることが出来たらいいなと思います」(窪田) 「僕も全く同じです。お互いレベルアップしているし、今までは違う展開が見られる試合が出来たらいいなと思います」(上山) 同じ質問を佐伯代表に聞いてみると「どうなんだろうねえ〜とにかく前よりもやりやすくなっているとは思う。昔はリングスVSパンクラスという図式でお互いに負けられないものがあった。でも今回は純粋な試合になるし、今の2人の立場を考えると持っているものを出しやすいと思います」と、これまでの試合とは違う展開になるのではないかと予想している。 また今大会には金原弘光(U.K.R)が初参戦。金原は「まずこのチャンスを作っていただいたDEEP佐伯代表、スタッフに感謝しています。一試合一試合、完全燃焼出来るように、自分を出し切って戦いたいと思います」と挨拶。「DEEPの印象は色々な格闘技団体が潰れていく中で約10年間も続いているのは素晴らしいことだと思います。年齢的にも年をとってきて、一試合ずつしっかりした形で終わらせたいと思います」とDEEPの印象、そして試合への意気込みを語る。 佐伯代表によれば金原の対戦相手には桜井隆多を予定していたが、桜井が前回の福田力戦で足を負傷し、今大会での対戦は実現せず。佐伯代表は「チャンピオンクラスの選手を当てるというよりも、今のDEEPで誰が金原選手と戦って一番面白い試合をするか。それを考えた時に隆多ということになりました。 だから今ここで福田VS金原という試合はテーマは違うのかなと。金原選手の今までの経験やパンクラスでいい試合を見せてくれたということを踏まえて対戦相手を決めたい」とし、金原の完全燃焼できるような相手を選びたいと話した。
またその他の追加対戦カードとして2試合が決定。また女子ライト級王者MIKU(クラブバーバリアン)の参戦も決まり、今大会では海外からの選手と対戦することが予定されている。
DEEP事務局 「DEEP 41 IMPACT」
2009年4月16日(木)東京・後楽園ホール 開場17:30 開始18:15
<追加対戦カード> 上山龍紀(U-FILE
CAMP/初代DEEPミドル級王者) VS 窪田幸生(坂口道場) 桜木裕司(掣圏会館) VS 加藤 実(フリー) 水口清吾(フリー) VS 和歌嵐(手塚道場) <出場予定選手> MIKU(クラブバーバリアン/初代DEEP女子ライト級王者) 金原弘光(U.K.R) 北田俊亮(パラエストラ千葉) 宮下トモヤ(POWER
OF DREAM) <決定対戦カード> ▼第5代DEEPライト級王者決定戦 5分3R
菊野克紀(ALLIANCE) VS 松本晃市郎(今田道場) <チケット料金>
VIP席15,000円 SRS席10,000円 指定A席8,000円 指定B席6,000円 指定C席5,000円 ※当日券は各席500円増し。 <チケット販売所>
DEEP事務局=TEL:052−339-0303 http://www.deep2001.com/shop.html
チケットぴあ=TEL:0570−02−9999(Pコード:594−750) ローソンチケット=(Lコード:34673) イープラス=http://eplus.jp/battle/
DEEP道場=TEL:03−5348−6977 後楽園ホール=TEL:03−5800−9999 書泉ブックマート=TEL:03−3294−0011
チケット&トラベルT-1=TEL:03−5275−2778 <お問い合わせ>
DEEP事務局=TEL:052−339-0303
公武堂/NEX-SPORTS/Jams 「clubDEEP〜公武堂ファイトin ZeppNagoya〜 ラウンドガールオーディション」 <応募条件> 身長・年齢制限なし 未経験者歓迎
ブログがかける環境の方 自分磨きが出来る方 下記の3日間、参加可能な方(場所はすべて名古屋になります) ・4/26(公開オーディション) ・5/5
(公武堂Fight〜ラウンドガールとしてデビュー) ・7/26(clubDEEP in Zepp名古屋) <審査方法> 1次審査…書類審査(3/31必着)
最終審査…4/26公武堂本社にて公開オーディション 合格者3名選出 <必要書類> 履歴書(身長、体重、スリーサイズ、自己PR) 必ず連絡の繋がる電話番号とメールアドレスを必ず明記。 写真2枚(バストアップ、全身)
芸暦のある方は芸暦 以上を記入して郵送またはメールにて応募してください。 <応募先> 〒460-0058 愛知県名古屋市天白区植田西3丁目901 有限会社ジェイ・レーシング
Jams「公武堂Fightラウンドガール募集」係 担当者:林・前田 <連絡先> E-mail
:jams-art@mfj-jams.com TEL:052-802-0209 FAX:052-802-0378 http://www.mfj-jams.com/ ※本大会は「スカイパーフェクトTV『サムライTV』」にて放送予定。 ※希望者にはインターネット番組「公武堂TV」においてアシスタントやレポーターとして出演するチャンスもあります。同じく希望者はJamsに所属/登録することも可能です。 DEEP事務局
「公武堂杯DEEPフューチャートーナメント2009」 2009年5月頃 名古屋・公武堂macs(1回戦) 2009年7月26日(日)名古屋・Zepp
NAGOYA
<出場予定選手> ▼フェザー級(65.8kg以下) 中島崇夫、折戸大輔
、長谷川フヒト、吉川圭太、松井良太、門脇勝、藤井嵩士、TBA ▼ライト級(70.3kg以下) 田中慎一郎、石井智大、ヤギヒカルド、南陽啓、ほか4名予定 <お問い合わせ>
ネックススポーツTEL&FAX=TEL:0568-72-8066 DEEP事務局=TEL:052-339-0303 |