6月12日(金)都内にて、K-1創始者・石井和義氏の自伝「空手超バカ一代」出版記念パーティーが行われた。
この自伝は、脱税の容疑で2007年6月から1年2カ月間の間に静岡刑務所に収監されていた石井氏が「収監中は便箋7枚まで」という制約がある中、知人らに当てた手紙をもとに再編成したもの。
内容は、「牛殺しに挑んだ17歳の夏」や「鉄人・アンディフグとの対決」など、石井氏の自叙伝となっている。パーティーには、前田日明、船木誠勝、高阪剛、菊田早苗、須藤元気、秋山成勲といった格闘家、正道会館・角田信朗最高師範、FEGの谷川貞治代表、パーティー発起人である極真会館・松井章圭館長、馳浩・衆議院議員といった関係者ら、500人が詰めかけた。
パーティー途中にマスコミ陣の囲み取材を受けた石井氏は今後のことについて言及し、「これからは現状のK-1に関して、リングに上がって挨拶をしたり、解説席に座ることやプロデューサーに携わることは基本的にありません。K-1のアマチュア組織を世界的に広げるために、FIFA(国際サッカー連盟)やIOC(国際オリンピック委員会)のような組織作りとして国際K-1連盟(FIKA=フィカ)設立に力を注ぎます」とアマチュア選手育成に力を入れていくとした。
明日から早速フランス・パリとギリシャの2カ国に視察にいき、連盟の本部はアンディ・フグの故国、スイスのチューリヒかジュネーブに置きたいという。「連盟発足はなるべく早くし、代表になり創設できたらバトンタッチしたい」とも語っていた。
また、一部報道された日本ハム・ダルビッシュ有投手の弟と接触した件についても触れ、「一回会いましたけど、トルコのグーカン・サキのような選手に育てたいですね。(報道では大晦日でのデビューとなっていたが)まだ間に合わないでしょう。谷川(貞治)プロデューサーがどう思っているかはわかりませんが、ちゃんと育てたいと思います」とした。
FEG
「K-1甲子園2009」
「地区代表決定戦」
4月〜6月 全国6〜7地区で地区代表決定戦
「K-1甲子園2009 FINAL16」
8月10日(月)か11日(火)に国立代々木競技場第二体育館
「K-1甲子園2009 FINAL8」
10月
「K-1甲子園2009 FINAL」
12月31日(木)
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