7月11日(土)都内ホテルにて、7月13日(月)東京・日本武道館で開催されるFEG『K-1
WORLD MAX 2009 World Championship Tournament FINAL8』出場選手のインタビューが行われた。
メインイベントで川尻達也(T-BLOOD)との決戦に臨む魔裟斗(シルバーウルフ)は減量の面でも順調、余裕の笑みを多く浮かべていたが、「明日は挑戦者のつもりでいきます」と全力で川尻を倒しにいくことを宣言した。
――減量の法はどうですか?
「昨日リミットを切りました。いつもと同じです」
――公開練習ではTシャツを脱いだときに腹筋が目立っていましたが、パワーがついたと思いますか?
「そうですね。スパーリングをやっている感じでは、スパーリングパートナーが倒れていくんでパワーがついたのかなと」
――攻撃面でパワーがついていると言っていたが、防御面ではどうですか?
「いつも通りです。攻撃力が付いたからといって、防御力が下手になるわけじゃないですし。そうなかなか変わるもんでもないですよ」
――ディフェンス面で強化したこともないですか?
「そういうことは一回もないですから。スパーリングが全てですよ」
――川尻選手のパンチをかわす自信はありますか?
「パンチ力がどれぐらいあるかもわからない。体そのものの力はあっても、パンチ力があるかは分からないですからね」
――(武田幸三をKOした)川尻選手の飛びヒザは当たると思いますか?
「出せないと思いますよ。僕は止まっていないので」
――“これがK-1だ”という闘いをしたいですか?
「自分がチャンピオンという意識はなくして、挑戦者のつもりで全力でいきますよ」
――大会のときはいつもそういう意識で臨んでいるんですか?
「挑戦者の気持ちでいった方がオレは強いですからね。昨日、走っていた時にふと思ったんです。“やっぱりオレは挑戦者だな”って(笑)」
――それはプレッシャーがあったからですか?
「チャンピオンだと思っていると受けちゃいますからね。そうじゃない。自分から行かないとダメですね」
――王者になったときは受けて立つという気持ちだったんですか?
「初めてチャンピオンになったときは守りに入っちゃって、それじゃダメだなと思いました」
――今回の会場である日本j武道館の印象はどうですか?
「特にないですね。今回立見席も出るみたいで、やりがいがある。ほとんどの人はオレを見にきていると思うので」
――KID選手がシルバーウルフで練習したそうですが、どういった会話をしたんですか?
「普通の話をしましたよ。“KID練習やりすぎだよ”って(笑)。お互いに親父なんだからあんまり練習しすぎないようにと」
――トーナメントに出場する山本優弥選手とスパーリングもしたそうですね。
「自分はドラゴと一回やっているので“こういう選手だからこうした方がいいよ”というアドバイスをしました。彼は強くなりましたよね」
――山本選手はドラゴに勝てそうですか?
「ぶっちゃけ、人のことよりも自分のことでいっぱいです」
――総合の選手の一発は警戒してますか?
「総合の人はみんな全力で打ってくる。捨てパンチがないんですよ。当たれば効くけど、その分スピードもないし、振りが大きくなりますよね」
――どういった試合をしますか?
「繊細に大胆にいこうかなと思います」
――川尻選手は「1Rが勝負だ」と言っていたが、どういう作戦でいきますか?
「そのへんのことは内緒にしておきます」
――メインイベントになったことはどう思いますか?
「オレがいなきゃMAXは成り立たないと思いますね」
――明日計量で川尻選手と顔を会わせますが意識はしますか?
「全然しないっすよ。体はチェックするけど。試合後にでかくなればいいというものではない。自分も計量終わって増やしたことがあったけど、重くて重くてキレがなかった。それがいいというわけではないですね」
FEG
「K-1 WORLD MAX 2009
World Championship Tournament FINAL8」
2009年7月13日(月)東京・日本武道館
開場17:00 開始18:00
<全対戦カード>
▼メインイベント(第11試合) スーパーファイト K-1ルール 3分3R延長1R
魔裟斗(シルバーウルフ/2003・2008世界王者)
VS
川尻達也(T-BLOOD/第8代修斗世界ウェルター級王者)
▼セミファイナル(第10試合) 世界トーナメント リザーブファイト K-1ルール 3分3R延長1R
佐藤嘉洋(フルキャスト/名古屋JKファクトリー)
VS
ユーリー・メス(オランダ/イッツショータイム)
▼第9試合 世界トーナメント リザーブファイト K-1ルール 3分3R延長1R
城戸康裕(谷山)
VS
リーロイ・ケスナー(オランダ/チーム・アファファ)
▼第8試合 スーパーファイト K-1ルール 60kg契約 3分3R延長1R
渡辺一久(フリー)
VS
山本 篤(KRAZY BEE)
▼第7試合 スーパーファイト K-1ルール 62kg契約 3分3R延長1R
山本“KID”徳郁(KRAZY BEE)
VS
チョン・ジェヒ(韓国/Busan Taesan/韓国ムエタイジュニアライト級王者)
▼第6試合 世界トーナメントFINAL8 3分3R延長1R
ブアカーオ・ポー.プラムック(タイ/ポー.プラムックジム/2004&2006年世界王者)
VS
ニキー“ザ・ナチュラル”ホルツケン(オランダ/ゴールデングローリージム)
▼第5試合 世界トーナメントFINAL8 3分3R延長1R
アルトゥール・キシェンコ(ウクライナ/キャプテンオデッサ)
VS
アンディ・サワー(オランダ/シュートボクシング オランダ/2005&2007年世界王者)
▼第4試合 世界トーナメントFINAL8 3分3R延長1R
ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア/サトリ・グラディエートリイウム・ネメシス)
VS
アルバート・クラウス(オランダ/チーム・スーパープロ/2002年世界王者)
▼第3試合 世界トーナメントFINAL8 3分3R延長1R
ドラゴ(アルメニア/ショータイム)
VS
山本優弥(全日本キックボクシング連盟/青春塾/2009年日本準優勝)
▼第2試合 スーパーファイト K-1ルール 62kg契約 3分3R延長1R
HIROYA(フリー)
VS
キコ・ロペス(アメリカ/チームクエスト/ボブ・チャネイ ムエタイ)
▼第1試合 スーパーファイト K-1ルール 3分3R延長1R
日菜太(湘南格闘クラブ)
VS
ジャバル“チンギスハン”アスケロフ(UAE/WMC・キャンプ・ラマイ)
▼オープニングファイト K-1ルール 3分3R
横山 剛(CRAZY WOLF)
VS
ノ・ジェギル(韓国/KHAN)
<チケット料金>
SRS席25,000円(完売) SS席15,000円(完売) S席10,000円(完売)
A席6,000円(完売)
魔裟斗応援シート15,000円(特典付き)(完売)
※当日券を16:00より、スタンディングチケット(3,000円)のみ発売
<チケット発売場所>
チケットぴあ 0570−02−9999
ローソンチケット 0570−084−003(Lコード:33000)
CNプレイガイド 0570−08−9999
キョードー東京 03−3498−9999
イープラス=http://eplus.jp
※0570から始まる番号は一部の携帯電話、PHS、CATVからの電話接続は不可
<お問い合わせ>
チケットに関するお問い合わせ
キョードー東京 03−3498−9999
大会に関するお問い合わせ
FEG 03−3796−5060
FEG
「K-1 WORLD MAX 2009
World Championship Tournament FINAL」
2009年10月上旬 神奈川・横浜アリーナ
開場・開始時間未定
▼世界トーナメント準決勝 3分3R延長1R
ドラゴVS山本優弥の勝者
VS
ジョルジオ・ペトロシアンVSアルバート・クラウスの勝者
▼世界トーナメント準決勝 3分3R延長1R
アルトゥール・キシェンコVSアンディ・サワーの勝者
VS
ブアカーオ・ポー.プラムックVSニキー“ザ・ナチュラル”ホルツケンの勝者
▼世界トーナメント決勝戦 3分3R延長2R
準決勝の勝者
VS
準決勝の勝者
●K-1 WORLD MAX2009年間日程
7月13日(月)東京・日本武道館 FINAL8
10月上旬 横浜アリーナ FINAL
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