6月7日(月)東京・大久保にあるスポーツ会館で、和田拓也(SKアブソリュート)が公開練習を行った。和田は6月20日(日)東京・両国国技館で開催されるワールドビクトリーロード『SRC13』の「ウェルター級グランプリシリーズ2010 1回戦」でイ・ジェソン(韓国)と対戦する。
バックボーンであるサンボの道衣を着用した和田は、同門のフライ級キング・オブ・パンクラス清水清隆を相手に3分1Rのスパーリングを披露。華麗な投げを見舞うと、腕十字、アキレス腱固め、膝十字と次々に関節技を極め、好調をアピールした。
対戦相手のジェソンは、柔道、柔術、ボクシングをバックボーンに持ち、韓国総合格闘技の創成期から活躍するメンバーの一人。昨年10月の「戦極第十陣」で、シドニー五輪柔道金メダリスト・瀧本誠と対戦し、惜しくも僅差の判定で敗れている。
ジェソン対策について、和田は「特にないですね。韓国人選手なので、瞬発力、一発のパンチ力は強いと思いますが、自分のスタイルを貫けばそれが勝利への道だと思います」といつも通りの自分を見せられれば問題ないという。
他のSRCウェルター級グランプリのカードに対しても特に意識はしていない様子の和田。「1回戦で負けたら、この先がなくなってしまいます。まずは1勝することが1番の目標です。こういうトーナメントに出るからには、優勝しないと意味はないと思います」と狙うは、優勝のみ。
「ここで優勝すれば人生が変わります。パンクラスの王座を獲ったときとは違うでしょうね。僕は今建築関係のアルバイトをしていて、今日も公開練習のために仕事を断ってきました。SRC王者になったら? お金を稼いで後輩に飯をおごったり、女の子をデートに誘ったりとか(笑)。これは世間一般的に見ると、32歳としては当たり前のことだと思いますよ」と欲望全開でトーナメントに出場する。
本来はウェルター級キング・オブ・パンクラスタイトルマッチで闘う予定だった宇良健吾が5日のパンクラスで新王者になったために、今回のGP出場権を獲得済みとなった。
宇良については、「試合は見ていないですけど、山宮選手に勝ったということで、実力者だったんだなと。1回やっている相手なので、決勝戦で当たればいいかなと思います」とコメントし、パンクラス新旧王者対決にも意欲を見せている。
先日の会見では、「このメンバーの中では一番の男前だと思っている」と発言している和田。しかし、この日はもっと火がつき、「DREAMには所(英男)くんがいるけど、SRCにはそんな男前はいませんから。格闘技界で男前のライバル? 魔裟斗選手は引退したし、あんまりいないですね」と格闘技界一のイケメンは自分だともアピールした。
「ファイトスタイルの理想はルミナ。現実はジェイク・シールズだけど、ルミナみたいな試合を見せたい」とも語っていた。GP制覇で実力を証明するとともに、キムタクに継ぐ“ワダタク”で一時代を築くのか。
ワールドビクトリーロード
「SRC13」
2010年6月20日(日)東京・両国国技館
開場13:00 開始15:00(予定)
<全対戦カード>
▼SRCフェザー級チャンピオンシップ 5分5R
金原正徳(パラエストラ八王子/チームZST/王者)
VS
マルロン・サンドロ(ブラジル/ノヴァウニオン/挑戦者)
▼SRCライトヘビー級ワンマッチ 5分3R
泉浩(プレシオス/アテネ五輪 柔道銀メダリスト)
VS
イ・チャンソプ(韓国/CMA KOREA/亀尾異種格闘技ジム)
▼SRCライトヘビー級ワンマッチ 5分3R
川村 亮(パンクラスism/第4代ライトヘビー級キング・オブ・パンクラシスト)
VS
入江秀忠(キングダムエルガイツ)
▼SRCウェルター級グランプリシリーズ2010 1回戦 5分3R
中村K太郎(和術慧舟會東京本部/ADCC2009世界4位)
VS
オマール・デ・ラ・クルーズ(ベネズエラ/Fight Training Academy)
▼SRCウェルター級グランプリシリーズ2010 1回戦 5分3R
和田拓也(SKアブソリュート/第4代ウェルター級キング・オブ・パンクラス)
VS
イ・ジェソン(韓国/CMA KOREA/TEAM POSSE)
▼SRCウェルター級ワンマッチ 5分3R
菊田早苗(GRABAKA)
VS
Yasubei榎本(スイス/Enomoto Dojo)
▼SRCライト級ワンマッチ 5分3R
真騎士(SRC育成選手)
VS
ホドリゴ・ダム(ブラジル/アライアンスBJJ)
▼SRCフェザー級ワンマッチ 5分3R
大澤茂樹(SRC育成選手)
VS
戸井田カツヤ(和術慧舟會トイカツ道場)
▼SRCフェザー級ワンマッチ 5分3R
臼田育男(木口道場)
VS
カン・ギョンホ(韓国/CMA KOREA/Team MAD)
▼オープニングファイト ミドル級 5分2R
一慶(チーム・クラウド)
VS
ナム・イェウォン(韓国/CMA KOREA/大田チームFINISHジム)
▼オープニングファイト ライト級 5分2R
徳留一樹(パラエストラ八王子)
VS
石塚雄馬(AACC)
<チケット料金>
VIP席(特典付き)100,000円
ロイヤル雷電シート(特典付き/2名1マス)50,000円
マスRRS席(2名1マス)40,000円
マスSS席(2名1マス)20,000円
雷電シート(S席/パンフレット付き)9,000円
S席5,000円
<チケット販売所>
イープラス=http://eplus.jp/sengoku/(PC&携帯)
電子チケットぴあ
電話=0570-02-9999(Pコード816−270)
店頭=ぴあステーション、チケットぴあスポット
インターネット=http://pia.jp/t/
コンビニエンスストア=ファミリーマート、サークルK・サンクス
ローソンチケット
電話=0570-084-003(Lコード36822)
店頭=全国ローソン店頭Loppi
インターネット=http://l-tike.com/
CNプレイガイド
電話=0570-08-9999(10:00〜18:00)
インtナーネット=http://www.cnplayguide.com/
ドン・キホーテ
※一部取り扱いのない店舗あり
※受付時間は店舗により異なる
<お問い合わせ>
ワールドビクトリーロード=TEL:03−5725−7311
ワールドビクトリーロード
「SRC ASIA vol.1」
2010年7月4日(日)東京・ディファ有明
開場17:00 開始18:00
<決定対戦カード>
▼SRCヘビー級ワンマッチ 5分3R
ショルダーブラザーズ1号 金親尊氏(TEAM TACKLER)
VS
イ・サンス(韓国/CMA KOREA/TEAM MAD)
▼SRCウェルター級ワンマッチ 5分3R
鳥生将大(パンクラスism)
VS
ノア・ヴィラヌエバ(アメリカ/TEAM AKEBONO)
<大会内容>
SRCバンタム級ASIAトーナメント2010
※募集要項(http://www.src-official.com/pc/topics/srcasia201074/)
<出場決定選手>
■SRCバンタム級ASIAトーナメント2010
江泉卓哉(総合格闘技道場武門會)
高橋渉(Laughter7)
稲津航(フリー)
岡本飛龍(FREEDOM@OZ道場)
チェ・ギュジン(韓国/CMA KOREA/蔚山UF)
<お問い合わせ>
ワールドビクトリーロード=TEL:03−5725−7311
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