▲オープンフィンガーグローブを着用し、顔面パンチを認めた真剣勝負ルールによる試合
極真空手道連盟極真館(盧山初雄館長)は、2012年7月8日(日)に“真剣勝負ルール”の『第1回全世界空手道選手権大会』を東京・国立代々木競技場第二体育館で開催することを発表した。真剣勝負ルールとは、従来の極真空手ルールに顔面突き(オープンフィンガーグローブ着用)、ヒジ打ち(サポーター着用)、投げ、逆技(立ち関節技)を加えた総合格闘技に近いルール(将来的には寝技の導入も視野に入れているという)。
極真館では「大山道場の組手再現」(極真空手の前身として知られる大山道場では、顔面突き、投げ、金的攻撃なども認められていた組手が行われていたという)として、2006年4月からこの真剣勝負ルールを試合に導入。毎年春の全日本ウェイト制大会はこの真剣勝負ルールで行われている。
2010年5月の全日本ウェイト制大会ではブルガリア勢が参戦し、2階級を制覇している。第1回全世界大会には強豪国ロシアからも選手が参加することは間違いなく、激戦が予想される。
|