12月18日（土）、19日（日）中国、海南島・海口市体育館にて開催される大会に国崇（拳之会）が参戦する。同大会は、海南省文化体育庁主催のスポーツEXPO内のイベントとして世界各国からの選手を招聘し、大規模に開催されるもの。

　国崇は122ポンド（約56kg）で行われる4選手によるトーナメントに参戦。他の参戦選手3名中1名は、昨年ラスベガスで国崇が対戦し、見事WBCムエタイ・インターナショナル王座を獲得した際の対戦相手、ロミー・アザンダアメリカ）。もう1名は去る9月26日に日本で同王座を防衛した対戦相手のリー・ニング（中国）。

　17日トランプによる抽選が行われ、一番大きな番号を引いた選手が初戦の対戦相手を指名できる方式を採用したが、リーが一番大きな番号を引き、国崇を指名したことにより、初戦はリーと国崇に決定した。

　ところが、17日に行われた計量で、リーが1.5kgオーバー。18日の朝10時までにリミットまで落ちない場合は、別の中国人選手が参戦し、再度対戦相手を決める抽選を行う。同大会では、WBCムエタイ・スーパーヘビー級インターナショナル王座、及びWBCムエタイ・スーパークルーザー級世界王座のタイトルマッチが行われる。両日の対戦カードは以下のとおり。


海南省文化体育庁
「スポーツEXPO」
2011年12月18日（土）、19日（日）中国 海南島・海口市体育館

＜全対戦カード＞

▽18日
▼第7試合　WBCムエタイ147ポンドスーパーファイト
Petch Atsawin（タイ）　
VS　
Leo Kiatpetch（ブラジル）

▼第6試合　WBCムエタイ女子122ポンドスーパーファイト
Jaing Ting Ting （中国）　
VS　
Lena Ovchynnikova（ウクライナ）

▼第5試合　WBCムエタイ・インターナショナル・スーパーヘビー級王座決定戦
Stave Banks（アメリカ）　
VS　
Eduardo Maiorino（ブラジル）

▼第4試合　168ポンド4人トーナメント準決勝
Luis Bio（メキシコ）　
VS　
Steve Moxn（オーストラリア）

▼第3試合　168ポンド4人トーナメント準決勝
Pavel Obozny（ベラルーシ）　
VS　
Ky Hollenbeck（アメリカ）

▼第2試合　122ポンド4人トーナメント準決勝
国崇（拳之会）　
VS　
リー・ニング（中国）

▼第1試合　122ポンド4人トーナメント準決勝
ロミー・アダンザ（アメリカ）　
VS　
パウロ・ダ・シルバ（イギリス）

▽19日
▼第6試合　WCK　MMAスーパーファイト
Aj Fonseca（アメリカ）　
VS　
Yang Jianping（中国）

▼第5試合　WCKスーパーファイト
Guo Qiang （中国）　
VS　
Dannian Bujan（アルゼンチン）

▼第4試合　WBCムエタイ女子　135ポンドスーパーファイト
Mirian Nakamoto （アメリカ）　
VS　
Chantal Ughi（イタリア）

▼第3試合　168ポンド4人トーナメント決勝戦
18日第3試合の勝者　
VS　
18日第4試合の勝者

▼第2試合　122ポンド4人トーナメント決勝戦
18日第1試合の勝者
VS　
18日第2試合の勝者

▼第1試合　WBCムエタイ世界スーパークルーザー級タイトルマッチ
Stave McKinnen（オーストラリア）
VS　
Stephane Susperregui（フランス）

※情報＆写真協力＝JPMC