|  
 4月2日(土)東京・ゴールドジム原宿にて、明日(日)東京・ディファ有明で開催されるパンクラス『PANCRASE 2011 IMPRESSIVE TOUR』の前日計量が行われた。
  今大会がパンクラス初参戦となったタクミ(パラエストラ大阪)。予定の計量時間をオーバーし、規定の時間ギリギリでの計量となったが、服を脱いで上半身裸になると脂肪がほとんどないような鍛え抜かれた筋肉バキバキの肉体を披露! 見事にリミットちょうどの65.8kgで計量をパスした。  計量後の囲み取材では「予定していたよりも減量がギリギリになってしまいました。しかも東京に来たのも久しぶりで、慣れない場所だったので計量場所を間違ってしまいました(苦笑)。体重が65.8kgジャストでちょっと焦りましたけど、計量をクリアできて良かったですね」と語ったタクミ。
  もともとタクミは70kg以下で試合を続けてきたが、2年ぶりの総合復帰戦(2010年9月)で佐々木信治に敗れたことをきっかけに「他の選手は減量が上手になって、自分よりも骨格が大きい選手が70kgに落としてきて、今までのように70kgで試合をしてはいけないなと思いました」と、37歳にして65.8kg以下(フェザー級)への階級転向を決意。
 昨年末のジャックナイフツネオ戦で67kgという契約体重での試合を経験し、タクミは「あと1.2kgなので簡単に落ちるだろうと思っていた」ものの、そこから苦戦し「なかなか体重が落ちなくてびっくりしました。67kgからの1.2kgがきつかったです」と決して楽な減量ではなかったことを明かした。
  しかし対戦相手の川那子祐輔(秋本道場Jungle Junction)について質問をすると「川那子選手がパラエストラ東京時代の後輩でもある柳澤(雅樹)と試合をしている映像しか見ていないのですが、あの試合を見る限り、柳澤が一発でやられていて、柳澤が下手だなと思いました(笑)。もちろん川那子選手がきっちりと試合を決めていたところはすごいと思いましたけど」と余裕を感じさせるコメント。「計量をクリアするところまで、順調に調整してきました。試合では全部をやるつもりですが、自分の得意分野である寝技に持ち込んで一本勝ちします」と一本勝ちを予告した。  また今回は修斗を主戦場にしてきたタクミが初めてパンクラスのリングに上がるという図式もあるが、タクミは「前田(吉朗)選手とは練習しているし、砂辺(光久)選手とも交流があって、北岡(悟)もパラエストラ東京時代の後輩だったので、知り合いがよく参戦している大会として見ていました。
 以前は自分がパンクラスに出るとは思っていませんでしたが、今の時代、そういったことはあまり関係ないのかなと思います」と話し、「出させていただく以上はランキングに入って上を目指すし、ベルトを獲れるのなら獲りたい」とパンクラスでの王座獲りの野望も語っている。
  一方、タクミと対戦する川那子は「僕が格闘技を始める前、まだ格闘技オタクだった頃からタクミ選手のことは見ていて、まさかその選手と自分がパンクラスで対戦するとは思っていませんでした。ファイトスタイルとしては昔のシューターという感じで、最近の試合を見ても自分のスタイルを貫くタイプだなと思います」とタクミについてコメント。
 「僕も自分のスタイルを貫いて戦います。誰とやっても負けたくないのですが、タクミ選手の踏み台にされるのは我慢ならない。自分は修斗でやってきた柳澤選手にもKOで勝っているんで、修斗の選手には負けたくないです。しっかりこのチャンスを活かして、パンクラスのランキングに入らせてもらいます」と打倒タクミを誓った。
 パンクラス「PANCRASE 2011 IMPRESSIVE   TOUR」
 2011年4月3日(日)東京・ディファ有明
 開場14:00 第2部開始17:30
 ※ネオブラッドトーナメント予選決勝戦5試合は14:20〜
 第1部ネオブラッドトーナメント1回戦10試合は15:00〜
 第2部8試合は17:30〜
 <全対戦カード> ▽第2部▼メインイベント(第8試合) アテナルール 52.5kg契約 5分2R
 WINDY智美(パンクラスism)52.4kg
 vs
 V.V Mei(フリー/VALKYRIEフェザー級王者)※V一から改名、初参戦 52.2kg
 ▼セミファイナル(第7試合) フェザー級 5分2Rタクミ(パラエストラ大阪/元KOTCライト級王者)※初参戦 65.8kg
 vs
 川那子祐輔(秋本道場Jungle Junction)65.8kg
 
 ▼第6試合 ウェルター級 5分2R
 梁 正基(スタンド/同級6位)76.8kg
 vs
 鈴木慎吾(ALLIANCE/同級7位)77.0kg
 ▼第5試合 フライ級 5分2R阿部博之(ドラゴンテイル/修斗世界フライ級2位)※初参戦 56.5kg
 vs
 石井拓麻(ALLIANCE) 56.7kg
 ▼第4試合 ライト級 5分2R網 潤太郎(和術慧舟會A‐3/2010年NBT同級優勝&MVP) 69.7kg
 vs
 岡澤弘太(ノヴァ・ウニオン・ジャパン)70.2kg
 ▼第3試合 フェザー級 5分2R 高藤正和(高田道場/2010年NBT同級準優勝)65.7kg
 vs
 市川ランデルマン(FREEDOM@OZ)※初参戦 65.5kg
 ▼第2試合 ライトヘビー級 5分2R田中章仁(SRC育成選手)92.8kg
 vs
 増田裕介(AACC)92.8kg
 
 ▼第1試合 バンタム級 5分2R
 佐々木亮太(BAD ASS 13/2009年NBT同級優勝)61.0kg
 vs
 曹 竜也(闘心)61.0kg
 
 ▽第1部
 ▼第10試合 ネオブラッドトーナメント・ライト級1回戦
 下山大介(和術慧舟會TLIVE)
 vs
 咲田ケイジ(パラエストラ千葉)
 ▼第9試合 ネオブラッドトーナメント・ライト級1回戦中村晃司(パンクラス稲垣組)
 vs
 竹川光一郎(和術慧舟會トイカツ道場)
 ▼第8試合 ネオブラッドトーナメント・ライト級1回戦○冨樫良介(ALLIANCE)
 不戦勝
 ●サボウ・ミルチャ(ルーマニア/パラエストラ松戸)
 ▼第7試合 ネオブラッドトーナメント・フェザー級1回戦田島 直樹(CORE)
 vs
 増田 良太(GRABAKAジム)
 ▼第6試合 ネオブラッドトーナメント・フェザー級1回戦JON SHORES (ロデオスタイル)
 vs
 桜井明大(BLUE   DOG)
 ▼第5試合 ネオブラッドトーナメント・フェザー級1回戦斎藤正臣(高田道場)
 vs
 斉藤洋二(和術慧舟會TLIVE)
 ▼第4試合 ネオブラッドトーナメント・バンタム級1回戦西村広和(和術慧舟會A-3)
 vs
 沼倉雄太(TRIAL)
 ▼第3試合 ネオブラッドトーナメント・バンタム級1回戦石川良如(パンクラスP’s LAB東京)
 vs
 島崎 巧(レッスルウィン)
 ▼第2試合 ネオブラッドトーナメント・フライ級1回戦安永有希(東京イエローマンズ)
 vs
 辻田大祐(秋本道場Jungle   Junction)
 ▼第1試合 ネオブラッドトーナメント・フライ級1回戦○宇津木正和(パラエストラ古河)
 不戦勝
 ●三上 アスカ(=渋谷莉孔/リングス)
 
 ▼ネオブラッドトーナメント予選 第5試合 ウェルター級決勝戦
 永瀬正敏(GRABAKAジム)
 vs
 大橋省吾(吉田道場)
 
 ▼ネオブラッドトーナメント予選 第4試合 ライト級決勝戦
 松本崇寿(パラエストラ八王子)
 vs
 平山 学(Laughter7)
 
 ▼ネオブラッドトーナメント予選 第3試合 フェザー級決勝戦
 小畑公史(U-FILECAMP町田)
 vs
 藤井伸樹(Laughter7)
 
 ▼ネオブラッドトーナメント予選 第2試合 バンタム級決勝戦
 千田 昇(INSANITY)
 vs
 土佐健市(KIBAマーシャルアーツクラブ)
 
 ▼ネオブラッドトーナメント予選 第1試合 フライ級決勝戦
 島袋 力(CORE)
 vs
 木内崇雅(和術慧舟會GODS)
 <チケット料金>VIP(1列目のみ)   12,000円 SS席10,000円 A席8,000円 B席6,000円
 ※当日券は一律500円増し。
 <チケット販売所>パンクラス ストア=http://www.pancrase-store.com
 パンクラス=TEL:03−5628−1984
 チケットぴあ=TEL:0570−02−9999(Pコード   594−040)
 ローソンチケット=TEL:0570−000−777(Lコード 36627)
 イープラス=http://eplus.jp/battle/
 後楽園ホール=TEL:03−5800−9999
 書泉ブックマート=TEL:03−3294−0011
 レッスル池袋=TEL:03−3989−0056
 ビデオショップチャンピオン=TEL:03−3221−6237
 フィットネスショップ水道橋=TEL:03−3265−4646
 チケット&トラベルT−1=TEL:03−5275−2778 http://www.t-1.jp/
 格闘技・プロレス図書館   闘道館=TEL:03−3512−2080
 バトルロイヤル=TEL:03−3556−3223
 <問い合わせ>パンクラス=TEL:03-5628-1984
 
 ●パンクラス2011年大会スケジュール(8月まで)
 4月3日(日)東京・ディファ有明 ※第17回ネオブラッドトーナメント1回戦
 5月3日(火・祝)東京・ディファ有明
 6月5日(日)東京・ディファ有明 ※第17回ネオブラッドトーナメント準決勝
 7月10日(日)東京・ゴールドジム大森
 7月23日(土)東京・新宿FACE
 7月31日(日)大阪・アゼリア大正ホール
 8月7日(日)東京・ディファ有明 ※第17回ネオブラッドトーナメント決勝戦
 
 |