“地上最強の女子高生”神村エリカ(TARGET)とWBCムエタイ女子インターナショナル・ライトフライ級王座決定戦を争うデニス・メラー(イギリス)が、激闘を予告!
10月2日(日)東京・後楽園ホールで開催されるWBCムエタイ・ジャパン第2回大会『The Path to the World Champion』に出場する選手の試合直前コメントが、主催者を通して発表された。
→神村と対戦するメラーは一階級下のミニフライ級タイトルを返上して、今回のタイトルマッチに臨む
今回、自ら神村との対戦を名乗り出たというメラーは「エリカ選手は非常に戦績の良い、急成長中の選手だと認識しています。だから今回、特に彼女と戦いたかったのです」と、その理由を語る。
「彼女の試合は見ていますが、自分のスタイルで戦いたいので、あまり細かい研究はしていません。ファンの皆様にとってエキサイティングな試合をしたいです。そのような戦いをするために日本に行きますし、ハードな戦いをするつもりです。エリカ選手も私もともにアグレッシブなハードパンチャーとして知られているので、アグレッシブで感動的な試合をお見せできると思います。もちろん5ラウンド戦うつもりですが、私たちはどちらもハードパンチャーなので、すぐに終わるかもしれないですね」と、短期KO決着もありえるとする。
メラーは「日本の格闘技ファンの方々に、ムエタイの世界の技術をお見せできるように、私は情熱的で強いアスリートとなるべく、日々ハードなトレーニングをこなしてきました。試合結果はどうであれ、世界の中で非常にコンディションの整った女性ファイターとしての技術をお見せします!」と、かなりモチベーションの高いコメントを寄せている。
また、J-NETWORK同級王者の菅原勇介(TARGET)を挑戦者に迎え、WBCムエタイ日本スーパーライト級王座の初防衛戦を行う“セイセイ誠治”こと高橋誠治(東京町田金子ジム)、WBCムエタイ日本ライト級次期挑戦者決定戦を行うNJKF同級王者の宮越慶二郎(拳粋会)とJ-NETWORK同級王者の黒田アキヒロ(フォルティス渋谷)は次のようにコメントしている。
高橋誠治
「菅原選手は体もガッチリしていて、オールラウンドに何でも上手な選手という印象ですね。あと、投げるのがうまいと思います。圧力があるので、押されないように気をつけたいです。映像を見た感じでは当たりそうな技のイメージがあるので、それを試しながら、やりながらしっくり来る技で攻めたいと思います。
蹴りは出さないと怒られちゃうんで(笑)出しながら、当たる技で勝ちたいですね。今回、負けたらベルトを取られちゃうんで普通の試合とは違うんですけど、でもまあ、いつも通りですね。相手も強いですし、挑戦者のつもりでしっかり向かっていきたいと思います」
宮越慶二郎(左)
「黒田選手は何試合か見させてもらいましたが、けっこう手を出してくるタイプで、どっちかと言ったらちょっとやりにくいかなという印象ですね。パンチと、たまにバックブローとかも出してくるので、気をつけたいです。ムエタイスタイルで、組んでも首相撲とかでも強いと思うんですが、そこをやられないように自分もパワーをつけてきたので、やり返したいですね。ローキックから、最終的にはいつものようにパンチで倒したいと思ってます。
NJKFのチャンピオンとして看板を背負ってるのでプレッシャーもあるんですけど、勝ちたいですね。大会の最初なので、自分が熱い試合をしてKOして、その後のタイトルマッチも盛り上がればいいなあと思います。ライト級タイトルマッチはどっちが勝つか分からないですけど、どっちが来ても自分にとっては勝ったら出世できるので、どっちでもいいと思っています。1試合目からお客さんを盛り上げるような熱い試合をします!」
黒田アキヒロ(右)
「宮越選手はトータル的にバランスのいい選手ですね。穴がないし、パンチはもともとあるのに加えて、ムエタイスタイルの蹴りが見違えるほど上手になってるので、そこを警戒しています。一発をもらわないようにして、やっぱりムエタイなので接近戦になったら首相撲を仕掛けるようにしていきたいと思っています。
大会前、1週間ほどタイのルークプラバーツジムに合宿に行っていました。ムエタイだけに専念できて、自分の下手なところを分かってくれていて修正できたので、1週間ですけどすごく密度の濃い練習ができました。自分は1本のベルトじゃ周りに納得してもらえてないし、自分も納得してないので、2本目は必ず獲りたいですね。その相手がまずは宮越選手で、その先は決まったらまた自分の頭の中で考えていきたいです。この大会は自分でもワクワクするし、みんな自分が一番だと思って闘ってるんで、その中でどれだけ自分が輝けるかが自分の中での勝負ですね。この中で一番の試合をする自信があります!」
WBCムエタイ実行委員会
WBCムエタイ・ジャパン第2回大会
「The Path to the World Champion」
2011年10月2日(日)東京・後楽園ホール
開場10:45 開始11:00
<決定対戦カード>
▼ダブルメインイベント第2試合 スーパーファイト
ジョムトーン・チューワッタナ(タイ/WBCムエタイ世界スーパーライト級王者)
vs
大和哲也(大和ジム/K-1 WORLD MAX -63kg Japan Tournament 2010優勝、元WBCムエタイ日本ライト級王者)
▼ダブルメインイベント第1試合 WBCムエタイ女子インターナショナル・ライトフライ級王座決定戦
デニス・メラー(イギリス/WBCムエタイ女子インターナショナル・ミニフライ級王者)
vs
神村エリカ(TARGET/WPMF&WMC世界女子ミニフライ級王者、Girls S-cup2011トーナメント優勝)
▼セミファイナル WBCムエタイ日本ライト級タイトルマッチ 3分5R
羅紗陀(キングジム/王者、WBCムエタイ世界同級13位)
vs
増田博正(スクランブル渋谷/挑戦者・WBCムエタイ世界同級14位、元全日本同級王者)
▼WBCムエタイ日本バンタム級王座決定戦
闘魔(新宿レフティージム/WPMF日本&M-1スーパーフライ級王者)
vs
幸二郎(OGUNI GYM/NJKF同級2位)
▼WBCムエタイ日本スーパーバンタム級王座決定戦
新人(E.S.G/NJKF同級1位)
vs
日下部竜也(OISHI GYM/シュートボクシング日本同級王者)
▼WBCムエタイ日本フライ級タイトルマッチ
大槻直輝(OGUNI GYM/同級王者)
vs
加藤竜二(橋本道場/MA日本&WPMF日本フライ級王者/挑戦者)
▼WBCムエタイ日本スーパーライト級タイトルマッチ
高橋誠治(東京町田金子ジム/王者)
vs
菅原勇介(TARGET/J-NETWORK同級王者/挑戦者)
▼WBCムエタイ日本ライト級次期挑戦者決定戦
宮越慶二郎(拳粋会/NJKF同級王者)
vs
黒田アキヒロ(フォルティス渋谷/J-NETWORK同級王者)
<チケット料金>
VIP席15,000円(完売) SRS席12,000円(完売) RS席10,000円(完売)
S席8,000円 A席6,000円 B席4,000円(完売)
<お問い合わせ>
WBCムエタイ実行委員会(NJKF事務局内)=TEL:03−6912−7247
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