▲(左から)間下、桜木、佐山総監、瓜田、斎藤
第一回大会(5月24日)から約半年の沈黙を破り、初代タイガーマスクこと佐山サトル(掣圏真陰流興義館総監)が創建した新武道『武道 掣圏』の第二回武術大会の開催が、12月6日(火)東京・後楽園ホールで決定した。
掣圏は八角形の土俵のようなリングで行われ、ルールは打撃や投げによるKO、関節技・絞め技が極まれば完全決着1本となり、その時点で勝敗が決まる。場外への押し出しと3秒間の制圧(抑え込み)でもそれぞれ1本となり、こちらは2本先取で総合1本となる。
会見に出席した佐山総監は「日本の威信を懸けて日本のために戦う。日本の文化=スポーツではなく、日本の文化=武道であることを表現していく大会であります」と挨拶。ルールに変更点はなく前回と同じで、「総合格闘技における立ち技の進化を早めるためのルール。なぜ抑え込まれたら終わるのか、なぜ押し出されたら終わるのか。それは足腰の強さとヒッティング(打撃)の強さを向上させるためです」と説明した。
試合に関しては「初めて出て来る長井満也選手、若翔洋選手は前回桜木に負けてから練習に打ち込んでいるようですし、佐藤光留選手もいい選手です。全員に注目しています」と言い、「長井選手に期待しているのは礼儀作法です。僕から出てくれと言ったわけではなく彼から出たいと言ってきました。プロレスラーでありなら、挑戦したいと言ってきた気持ちを買っています」と、初参戦の長井に期待を寄せていた。長井には最近、「技術を10年ぶりに教えた」という。
前回に続いて出場する桜木裕司(掣圏真陰流)は「後輩たちに伝えられるものがあるのなら、背中で伝えていきたい」と自分の生き様を表現すると語った。桜木と長井の対戦相手は、来週にも発表される予定だ。
また、佐山総監は「今日にも認可が下りる予定」とNPO法人危機管理開発機構という組織を立ち上げることも発表。「近日中にホームページを立ち上げ、そこで何をやるかが分かります。佐山はこれが本筋だったのか、と皆さんビックリするでしょう」と予告した。
●会見に出席した選手のコメント
間下隼人(掣圏真陰流)
「前回は負けてしまったので悔しい。今の役目・立場をしっかりと理解して、任務を完璧に遂行します」
斎藤彰文(掣圏真陰流)
「前回は結果的には勝ちましたが、内容的は不甲斐なかった。今回はキッチリと誰が見ても勝ったという内容で勝利を取りたい」
瓜田幸造(掣圏真陰流)
「今回も清めの儀式を行います。前回は初めてだったので至らない部分がありましたが、今回はおごそかにしっかりと試合場を清めていきたいと思います」
掣圏真陰流本部 興義館
「新生武道『武道 掣圏』第二回武術大会」
2011年12月6日(火)東京・後楽園ホール
開場18:00 開始19:00
<決定組み合わせ>
▼無差別級 1R・2R3分、3R2分
若翔洋(フリー)
vs
柴田正人(STYLE-E)
▼−90kg級
佐藤光留(パンクラスMISSION)
vs
竹村光一(COREジム)
▼−85kg級
山本裕次郎(チーム太田章)
vs
斎藤彰文(掣圏真陰流)
▼−90kg級
間下隼人(掣圏真陰流)
vs
竹嶋健史(スポルティーバエンターテイメント)
▼−77kg級
金森道(フリー)
vs
山根聖也(竜司チーム)
▼−71kg級
那須晃太郎(STYLE-E)
vs
岡田鉄平(キングダム立川)
▼−58kg級
久保田真樹(スーパータイガージム田中塾)
vs
大西健史(截空道京都総本部)
▼−75kg級
加藤秀朋(チーム・タイガー)
vs
渡邉真次(截空道京都総本部)
▼−60kg級
吉間順一(MAXジム)
vs
百々拳人(どど・けんと/実武道会館)
<出場決定選手>
桜木裕司(掣圏真陰流)
長井満也(ドラディション)
<チケット料金>
VIP席(特典付)10,000円 RS席8.000円
S席6.000円 A席4.000円
<チケット販売所>
イープラス=http://eplus.jp/battle/
チケットぴあ=TEL:0570−02−9999(Pコード:819−993)
ローソンチケット=TEL:0570−084−003(Lコード:36071)
CNプレイガイド=TEL:0570−08−9999
後楽園ホール=TEL:03-5800-9999
タイガーアーツ水道橋店=TEL:03-6272-4823
闘魂ショップ水道橋=TEL:03−3511−9901
書泉ブックマート=TEL:03−3294−0011
チャンピオン=TEL:03−3221−6237
チケット&トラベルT−1=TEL:03−5275−2778 http://www.t-1.jp/
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掣圏真陰流 興義館=TEL:03−3812−1202
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