初代K-1GP王者ブランコ・シカティック、K-1GP3度優勝のピーター・アーツらを生み出したオランダの名門ジム・チャクリキが、10月14日(日)東京・両国国技館で開催される『K-1RISING WORLD GP FINAL 16』への参戦を表明していることが分かった。
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チャクリキジムのトム・ハーリック会長は「(K-1に)参戦する。元々K-1とともに私はずっとやってきた。K-1初代王者は私の生徒のブランコ・シカティックだし二代目王者も私の生徒ピーター・アーツだ。私の元から育った選手の多くがK-1で活躍し貢献した。バダ・ハリもそうだ。私とK-1は切っても切り離せるものではない。金銭問題で破綻した旧K-1は残念なことだが……」と、K-1へのアツい想いを語る。
ヨーロッパにはIT’S SHOWTIME(イッツ・ショータイム)を買収して世界最大の立ち技格闘技組織となったグローリーがあるが、ハーリック会長は「私はSHOWTIMEもグローリーもさほど好きではない。K-1の名前に比べれば、SHOWTIMEもグローリーも何ほどのものでもないよ。K-1がキックを世界中に広めたのだ」とし、「私は新K-1へ参戦する。ヘスディ・カラケス(エジプト)、ラウル・カティナス(ルーマニア)、サウロ・カバラリ(ブラジル)を連れて10月大会に出る。私はK-1とともにやってきた。私はK-1が好きだ」と、10・14両国大会に3人の選手を送り込むと明言した。
新生K-1にとっては、頼もしい援軍が現れた。
記事提供=遠藤文康
K-1 Global
「K-1RISING WORLD GP FINAL 16」
2012年10月14日(日)東京・両国国技館
<出場予定選手>
ミルコ・クロコップ(クロアチア)
ダニエル・ギタ(ルーマニア) |