「STRIKEFORCE:Rockhold vs Kennedy」
2012年7月14日(土・現地時間)アメリカ・オレゴン州ポートランド ローズ・ガーデン
▼ライト級 5分3R
○パット・ヒーリー(アメリカ)
判定
●廣田端人(CAVE/第6代DEEPライト級王者)
2月のDEEPで池本誠知を破り、DEEPライト級タイトル初防衛に成功した廣田だが、海外進出のためベルトを返上。今回、ストライクフォースで4連勝中の難敵パット・ヒーリーと対戦する。海外初進出、そして初参戦となるストライクフォースのリングで廣田は勝利することが出来るのか。
1R、プレッシャーをかけるヒーリーに対し、左フックを放ちながら廣田は組み付いてコーナーに押し込む。そのままテイクダウンに成功すると、上からガッチリと押さえ込んでこつこつとパウンドを落とす。膠着した展開となり、スタンドから再開する。廣田は右フックから右アッパー。今度はヒーリーがコーナーに押し込む。離れる廣田は左フック、ヒーリーはタックルを仕掛けるが、廣田はがぶってそのまま金網にヒーリーを押し込む。距離を取る廣田は、前に出るヒーリーに対しパンチを上下に散らしながら当てる。ワンツーから廣田は組み付いてヒーリーを金網に押し込む。打ち合いを経てゴング。
2R、接近戦で打ち合う両者。ヒーリーは廣田に組み付きながらヒザ。廣田は右ストレート、左フックを当てるも、ヒーリーはパンチを返す。右目から出血の廣田は組み付いてテイクダウンに成功。立ち上がるヒーリーはワンツー。廣田は金網に押し込むと、ヒーリーはヒジを返す。距離を取る廣田だが、ヒーリーはタックルからテイクダウンで上を取る。ガードポジションの廣田に対し、ヒーリーはパウンド。立ち上がった廣田は左ジャブから右ストレート。ヒーリーがしつこくタックルを仕掛けたところでゴング。
3R、コンパクトなパンチをまとめる廣田はそのままヒーリーを金網に押し込む。差し合いの攻防で膠着したために離れて再開。廣田は左フックを当てるも、ヒーリーはゾンビのように前に出続けてパンチを返す。廣田の右ストレートにあわせて、ヒーリーはタックル。廣田は金網に押し込まれてしまい、立ち上がるのに必死。完全に寝かされた廣田だったが、一瞬の隙をついて立ち上がる。廣田は疲労を見せながらもパンチの手数を出すが、ヒーリーはしつこいタックルで廣田を寝かせ上のポジションを取る。ガードポジションの廣田は距離を取って立ち上がるも、ヒーリーがしつこく組み付いたところでゴング。判定でヒーリーが勝利し、敗れた廣田は肩を落とした。
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