7月8日(木)、谷川プロデューサーが7月11日(日)『K-1 WORLD GP 2004 in SOUL』の全対戦カードを発表した。
2002年のWGP決勝戦、アーネスト・ホースト(オランダ)の右ミドルで左腕を粉砕骨折したジェロム・レ・バンナ(フランス)。昨年は治療に専念するため、格下を相手にわずか2試合をこなしたのみ、左腕には骨を支えるための金属プレートが今でも埋め込まれている。
今年に入ってようやく
ドクターから「よほどの強い打撃をうけない限りは問題ない」とゴー・サインが出た。現在はスパー中心の練習で完全復活に向けて再始動している。今回のマリアーノ戦が本格的な復帰戦となるといっていいだろう。
対戦相手のマリアーノは187cm、120kgとバンナとほぼ同体格。筋肉質な体つき、いかついい風貌だけでなく、パンチを得意とするファイトスタイルもバンナそっくりだ。バンナとしてはこの豪腕ファイターにきっちりと勝って完全復活をアピールし、悲願のWGP制覇に向けて、好調な滑り出しといきたいところだ。
またWGPだけでなくバンナは以前からタイソン戦を熱望していたファイターの一人。谷川プロデューサーも「タイソンに推薦できるような試合をして欲しい」とエールを送る。この試合はバンナにとってただの復帰戦だけでなく、今後のバンナを左右する一戦になりそうだ。
FEG&MBC「K-1 WORLD GP 2004 in SOUL」
2004年7月11日(日)韓国・ソウル チャムシル体育館
開場13:00 開始15:00
<対戦カード>
[K-1 ASIA GP トーナメント]
※K-1ルール 3分3R 延長1R/決勝のみ延長2R
▼第1試合
曙(日本/チーム・ヨコヅナ)
VS
張慶軍(中国)
▼第2試合
ドルゴルスレン・スミヤバザル(モンゴル)
VS
子安慎悟(日本/正道会館)
▼第3試合
中迫剛(ZEBRA244)
VS
イ・ミョンジュ(韓国)
▼第4試合
デニス・カン(韓国)
VS
ガオグライ・ゲーンノラシン(タイ)
▼準決勝 第1試合
第1試合の勝者
VS
第2試合の勝者
▼準決勝 第2試合
第3試合の勝者
VS
第4試合の勝者
▼決勝
準決勝 第1試合の勝者
VS
準決勝 第2試合の勝者
※優勝者は「K-1 WORLD GP2004 開幕戦」の出場権獲得
[スーパーファイト]
▼K-1ルール 3分3R 延長2R
ジェロム・レ・バンナ(フランス)
VS
マリアーノ(アメリカ)
▼K-1ルール 3分3R 延長2R
レミー・ボンヤスキー(オランダ)
VS
アジス・カトゥー(ベルギー)
▼K-1ルール 3分3R 延長2R
ピーター・アーツ(オランダ)
VS
グラウベ・フェイトーザ(ブラジル)
<お問い合わせ>
FEG 03-3796-5060
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