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10月5日（水）東京・六本木にあるK-1 OFFICIAL GYMで、10月12日（水）東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される『K-1
WORLD MAX 2005～世界王者対抗戦～』に出場する、元プロボクシング日本スーパーウェルター級チャンピオン・大東旭と、総合格闘技ルールで出場する秋山成勲の公開練習が行われた。
参戦記者会見時には83kgあったという大東だが、この日は約10kg軽い72kg。頬もこけ体も引き締まっており、約2年ぶりとなる実戦のリングを前にしても不安はないようだ。
さらに「今、自分が考えていることが上手くいけば、クラウスは再起不能になるんじゃないですか」と余裕のコメント。公開練習終了後の囲み取材でも「クラウスのパンチはスピードもあるし、シャープですよね。ボクシングと単純に比べることは出来ないし、強さは闘争心だったに折れない心も影響するから、何とも言えないけど、クラウスのパンチはボクシングで言ったら6回戦レベルじゃないですか。クラウスのパンチじゃ僕は100％倒れないし、逆に僕のパンチだったらクラウスは100％倒れますよ」と、元世界ランカーとしての自信をのぞかせた。
●記者との質疑応答
――かなりお腹がすいてます？
大東 すいてますね。ピーク時で88kgあって、会見の時で83kgありましたから。でも減量のメドは立ってますよ。試合が終わったら好きなものをたくさん食べます（笑）。
秋山 久しぶりに会ったんですけど、びっくりしました。ゲッソリしていて。でも肌の色もいいですし、調子はいいと思いますよ。
大東 秋山選手と同じくらい（体重が）ありましたから。
秋山 そう考えると僕が70kgまで減量するのは無理な話なんで、改めて凄いなと思いますよね。
――秋山選手と一緒に練習するようになったのはいつ頃からですか？
秋山 今年の夏前です。僕が大阪にいるときにボクシングを教えてもらうという感じで。
――お互いの第一印象は？
秋山 喫茶店で話したのが最初で「一緒にやりませんか」という話をしたと思います。顔は怖そうだけど、根はやさしそうだなと思いましたね。
大東 僕の足りないものは教えて欲しいし、僕が力になれることがあればと思って、練習をするようになりました。第一印象としては僕は逆にやさしさよりも「極めている男やな」というのを感じて。礼儀もいいし、僕の認めるトップアスリートですね。
 ――お互いの事は刺激になりますか？
秋山 僕よりも年上で新しいことをやるというのは尊敬しますね。大東さんを見ていると、自分もまだまだ出来ると刺激になりますし、会えて良かったと思います。
大東 刺激は充分ありますよ。前の試合の2週間前くらいにミットを持ったりしたんですが、生活が練習するかメシ食うかしかなくて。僕もアスリートはそうあるべきだと思うし、だからこそ実力者なんだなと。練習以外でも勉強になります。
――一緒に練習するときの練習メニューは？
秋山 週3，4回でスパーやミットを持ってもらったり、ジムで待ち合わせしてその日に何をするか決める感じです。スパーリングはかなりガチガチやりますよ。時間は4Rほどを一回の練習にまとめて、次の日にダメージや疲れが残らないようにしてます。基本的にはパンチ中心なんですけど、大東さんが相手の時は僕が蹴りや膝蹴りを出してやりました。やっぱり目が蹴りに慣れることも必要でしょうし。
大東 僕は普段、週に2回キックを教えてもらっている道場で蹴り対策をやって、それ以外はボクシングを活かす様な練習をしてました。午前中はロードワークと水泳です。
――蹴りには大分慣れましたか？
大東 ずいぶん見えるようになったし、対応できるようになっていると思います。ただ試合でやってみないと分からない部分もあって。その部分はパンチでカバーしたいと思います。首相撲でも振り回されて大変でしたし、ローを蹴られたときの痛みは身を持って体験してますから。
――同じボクサーの鈴木選手は「ミドルとハイはガードできるけど、ローはまだちょっと」と話していましたが
大東 そうですね。最初キックを始めた頃は、上だけじゃなくて下も見ないといけなくて、「目線が忙しいな」と思っていたんですよ。でも今は上を見ながら下に反応できるようになってますし、ハイとミドルは問題ない。体が勝手に動きます。
――ローキックのディフェンスについては？
大東 ガードするよりも受けないほうがいいのかな。でもそれだと距離ができてしまうじゃないですか。それをどうするかで流れも変わる。でも僕の中ではロー対策は一つ考えてますよ。
――キックの練習を始めてクラウスの印象は変わりましたか？
大東 特に変わらないです。ボクサーが相手だと蹴ってくるのは全体的にそうだし。僕の中で勝つためにはこれしかないって決まってるんですよ。だから3R通してそれをやります。それは僕の攻撃の中から生まれるチャンスなんですけど、僕は自分の攻撃がすべてチャンスやと思ってますから。
――減量は苦しくないですか？
大東 ボクシング時代は69.85kgでしたし、引退直前は72.5kg。3年ぶりの減量ですけど、周りが心配するほどではないんです。一度、体重が落ちだすとそのまま落ちていくんで、食事の量を減らしながらトレーニングの量を増やしてます。食事の量は重さで考えて、自分がかいた汗の量と相談して決めている感じです。あとは鳥のササミをよく食べてます。
――自分から蹴ることも考えてますか？
大東 そういう隙があればやってみたいと思います。
――今頭の中で考えていることが決まれば、クラウスはどうなると予想してますか？
大東 再起不能じゃないですかね。
「K-1 WORLD MAX
2005～世界王者対抗戦」
TBS/FEG
2005年10月12日（水）東京・国立代々木競技場第一体育館
開場16：00 開始17：30（予定）
＜対戦カード＞
▼K-1ルール 3分3R延長1R
アンディ・サワー（オランダ／シュートボクシング オランダ）
VS
武田幸三（日本／治政館）
▼K-1ルール 3分3R延長1R
安廣一哉（日本／正道会館）
VS
レミギウス・モリカビュチス（リトアニア／リングス リトアニア）
▼K-1ルール 3分3R延長1R
鈴木 悟（日本／フリー）
VS
マイク・ザンビディス（ギリシャ／メガジム）
▼K-1ルール 3分3R延長1R
大東 旭（日本／フリー）
VS
アルバート・クラウス（オランダ／ブーリーズジム）
▼K-1ルール 3分3R延長1R
HAYATO（日本／FUTURE_TRIBE）
VS
ブラック マンバ（インド／フリー）
▼総合格闘技ルール 5分3R
秋山成勲（日本／フリー）
VS
マイケル・ラーマ（アメリカ／アイロンホースボクシングクラブ）
▼総合格闘技ルール 5分3R
所 英男（日本／フリー）
VS
ガブリエル・リムレイ（アメリカ／フリー）
▼K-1ルール 3分3R延長1R
ガオグライ・ゲーンノラシン（タイ／伊原道場）
VS
佐藤嘉洋（日本／フルキャスト）
▼K-1ルール 3分3R延長1R
ジョン・ウェイン・パー（オーストラリア／ブンチュウジム）
VS
輝 浪（日本／フリー）
▼K-1ルール 3分3R延長1R
新田明臣（日本／バンゲリングベイ）
VS
イアン・シャファー（オーストラリア／リングス・オーストラリア）
▼K-1ルール 3分3R延長1R
我龍真吾（日本／ファイティングマスター）
VS
サミール・ベルバーチ（フランス／レ バンナ エクストリームチーム）
▼K-1ルール 3分3R延長1R
山本優弥（日本／BOOCH BEAT）
VS
ASH-RA（日本／チーム・エックスフォース）
▼K-1ルール 3分3R延長1R
濱崎一輝（日本／シルバーアックス）
VS
白 虎（日本／Ranger品川ジム）
＜チケット料金＞
SRS席22,000円 S席12,000円 A席6,000円
＜チケット発売所＞
●デジタル先行発売中
K-1オフィシャルサイト＝http://www.k-1.co.jp
FEGオフィシャルサイト＝http://www.feg-jp.com
i-mode K-1オフィシャルサイト
Voda fone live! K-1オフィシャルサイト
EZ web K-1 オフィシャルサイト
●一斉発売中
チケットぴあ＝℡0570-02-9999
CNプレイガイド＝℡0570－08－9999
ローソンチケット＝℡0570-063-003（Lコード：38883）
キョードー東京＝℡03-3498-9999
イープラス＝http://eee.eplus.co.jp
＜チケットに関するお問い合わせ＞
株式会社キョードー東京 03-3498-9999
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