4月16日(木)東京・後楽園ホールで開催されるDEEP事務局『DEEP 41 IMPACT』にて、松本晃市郎(今田道場)と第5代DEEPライト級王者決定戦を争う菊野克紀(ALLIANCE)が、8日(水)東京・赤坂のALLIANCE-SQUAREで公開練習を行った。
菊野の得意技“三日月蹴り”をミットで受けた、師匠の“世界のTK”こと高阪剛は「ミットを持っていても痛い」と弟子の技の破壊力に満足そう。
今回の松本戦のことを聞かれると実に物騒なコメントが返って来た。「今までは足かせをつけていた感じでやっていましたが、今回は初めてそれを解き放つ。むしろ大丈夫かなって松本の方が心配ですね。怪我をするくらいならまだいいんですけれど、選手生命がダメになる可能性があって……そこまでやっちゃうのはナンボなんでも……」と、対戦相手の松本のことを心配するほど。
「ウチの選手はみんな世界を視野に入れた練習を積んでいるので、いくら克紀がチョン・ブギョンに勝っても上にはいくらでもいる。そういう状態を作ってやっています。
タイトルマッチは一個の山場なので、ここはフルで全開にして出し惜しみなくいきます。だから大丈夫かと心配なんです」と、普段はビッグマウスや挑発的なことを言わない高阪だけに不気味なものを感じる。
実際の話として「ウチの道場で練習している時も、アゴやアバラを折られたのが何人かいる。プロテクターをしているし、思い切り蹴っているわけでもないのに。仲間が練習で怪我をしてしまったら練習が出来ないし、仲間も試合が出来なくなってしまうので“これは危険だ”ということで制御させました」と、驚愕のエピソードを明かす。
「武道は人間の力がどれくらい通用するかで始まったもの。素手でどれだけ痛めつけられるか、身体全体が凶器になることを目指したものです。それが競技化されて失われたものがありますが、克紀はその原点に近いものを持っている」
松本の得意技はパンチだが、GRABAKAで練習を積んでいることから寝技勝負を仕掛けてくる可能性は充分にある。これまでの試合でほとんど寝技を見せていない菊野の寝技の強さはどうなのか? 高阪に聞くと「秘密です」という答えが返ってきた。「苦手というわけではないから秘密にする」と、それ以上は黙して語らず。
高阪の松本評は「一言で言うと“若い”。経験を積んでるけれども、そこに味わい深さが足りない部分がある。だから試合内容にバラつきがあり、いい時と悪い時がある。でも、その悪い状態でも勝ち上がって来ているから才能があるんでしょうね。際の部分で深さがあるかないかで展開が変わってくるんです。そこの部分がまだ若いな、と思います」
その深さが菊野にはある、という。「克紀はいろんなものを犠牲にしてここにいる。柔道、極真空手……そういう思いや師範の気持ちや技がある。今やっている総合格闘技のために別れなければいけなかったとか、辛い思いをしたはず。そういうものを積んできたのでチャンピオンになるという気持ちは松本と変わらないが、そこに辿り着くまでに何を積んできたかという部分に差が出る」
さらに高阪はこんな予言を…「今までいろんな選手を見てきたり、試合をやったりしてきましたが、この試合は一個のポイントになる予感がします。何年かしたら、DREAMや戦極など全体的なことを考えた時に一個のポイントになるような試合になるかもしれない」と、日本の総合格闘技界の歴史に残る一戦だとまで語り、菊野を「世界を取れる男の一人です」と評価した。
また、松本の師匠である今田耕司が「KOで勝ったら加藤ローサとの食事会」をエサにしていることを伝え聞くと、「ご褒美? 加藤ローサ以上のものは難しいですが考えてみます(笑)」としている。
DEEP事務局
「DEEP 41 IMPACT」
2009年4月16日(木)東京・後楽園ホール
開場17:30 開始18:15
<決定対戦カード>
▼第5代DEEPライト級王者決定戦 5分3R 菊野克紀(ALLIANCE) VS 松本晃市郎(今田道場) 上山龍紀(U-FILE
CAMP/初代DEEPミドル級王者) VS 窪田幸生(坂口道場) 金原弘光(U.K.R) VS 長井憲治(U-FILE
CAMP) 宮下トモヤ(POWER OF DREAM) VS クレイジー・ヒル(バンゲリングベイ) 北田俊亮(パラエストラ千葉)
VS ジョー・ベイビー・ジョー・タイマングロ(スパイク22) 桜木裕司(掣圏会館) VS 加藤 実(フリー) 水口清吾(フリー) VS 和歌嵐(手塚道場) MIKU(クラブバーバリアン/初代DEEP女子ライト級王者) VS ニックダリ“ザ・ナイトクイーン”キャラノック(アメリカ/Under
Dawgas) 宮田和幸(Brave) VS ソ・ジェヒョン(韓国/CMA KOREA) 松下直揮(MB3z) VS バック・ウォンシク(韓国/CMA
KOREA) <チケット料金> VIP席15,000円 SRS席10,000円
指定A席8,000円 指定B席6,000円 指定C席5,000円 ※当日券は各席500円増し。 <チケット販売所>
DEEP事務局=TEL:052−339-0303 http://www.deep2001.com/shop.html
チケットぴあ=TEL:0570−02−9999(Pコード:594−750) ローソンチケット=(Lコード:34673) イープラス=http://eplus.jp/battle/
DEEP道場=TEL:03−5348−6977 後楽園ホール=TEL:03−5800−9999 書泉ブックマート=TEL:03−3294−0011
チケット&トラベルT-1=TEL:03−5275−2778 <お問い合わせ>
DEEP事務局=TEL:052−339-0303 公武堂/NEX-SPORTS/Jams
「clubDEEP〜公武堂ファイトin ZeppNagoya〜 ラウンドガールオーディション」 <応募条件> 身長・年齢制限なし 未経験者歓迎
ブログがかける環境の方 自分磨きが出来る方 下記の3日間、参加可能な方(場所はすべて名古屋になります) ・4/26(公開オーディション) ・5/5
(公武堂Fight〜ラウンドガールとしてデビュー) ・7/26(clubDEEP in Zepp名古屋) <審査方法> 1次審査…書類審査(3/31必着)
最終審査…4/26公武堂本社にて公開オーディション 合格者3名選出 <必要書類> 履歴書(身長、体重、スリーサイズ、自己PR) 必ず連絡の繋がる電話番号とメールアドレスを必ず明記。 写真2枚(バストアップ、全身)
芸暦のある方は芸暦 以上を記入して郵送またはメールにて応募してください。 <応募先> 〒460-0058 愛知県名古屋市天白区植田西3丁目901 有限会社ジェイ・レーシング
Jams「公武堂Fightラウンドガール募集」係 担当者:林・前田 <連絡先> E-mail
:jams-art@mfj-jams.com TEL:052-802-0209 FAX:052-802-0378 http://www.mfj-jams.com/ ※本大会は「スカイパーフェクトTV『サムライTV』」にて放送予定。 ※希望者にはインターネット番組「公武堂TV」においてアシスタントやレポーターとして出演するチャンスもあります。同じく希望者はJamsに所属/登録することも可能です。 DEEP事務局
「公武堂杯DEEPフューチャートーナメント2009」 2009年5月頃 名古屋・公武堂macs(1回戦) 2009年7月26日(日)名古屋・Zepp
NAGOYA
<出場予定選手> ▼フェザー級(65.8kg以下) 中島崇夫、折戸大輔
、長谷川フヒト、吉川圭太、松井良太、門脇勝、藤井嵩士、TBA ▼ライト級(70.3kg以下) 田中慎一郎、石井智大、ヤギヒカルド、南陽啓、ほか4名予定 <お問い合わせ>
ネックススポーツTEL&FAX=TEL:0568-72-8066 DEEP事務局=TEL:052-339-0303 ●DEEP2009年度スケジュール
4月16日(木)「DEEP41」東京・後楽園ホール 5月頃 名古屋・公武堂macs(1回戦)
6月28日(日)clubDEEP 富山 6月30日(火)「DEEP42」東京・後楽園ホール 7月初旬 DEEPキック旗揚げ戦 7月26日(日)公武道大会 名古屋・Zepp
NAGOYA 8月23日(日)「DEEP43」後楽園ホール 8月30日(日)「DEEP44」大阪 |