1月17日(日)東京・ディファ有明で開催されたDEEK総合企画『MUAY2010 1st〜ムエロークプレステージ〜』にて、王者の中の王者を決める立ち技最高峰のトーナメント「ヨードムエ チャンピオンズカップ」(ヨードムエ=真の最高峰の選手にのみ使われる称号)Aブロック一回戦で勝利した、シンダムとクンスックの勝利者コメントが主催者を通じて届いた。
なお、「ヨードムエ チャンピオンズカップ」Bブロック一回戦は5月9日(日)東京・ディファ有明で開催され、ジョムトーン・チュワタナの出場を予定。決勝戦は8月1日(日)東京・八王子京王プラザホテルで開催を予定している。
■シンダム
ーーノンオー戦はどうでしたか。
「この試合に勝てて、本当に嬉しいです。また日本で試合ができます。前日のルール説明でタイでの試合ではないので、ミドル、ヒザだけでなく1Rから全ての技を採点するという事を言われました。お客さんはタイとは違い、どちらが強いか見にきているんだと、何度も強く言われていました。それで、前日にトレーナーと相談して、タイでの戦い方を変更して、この試合に備えました」
ーー本戦ドローで延長ラウンドに突入しました。
「攻めに行くしかないと思いました。ノンオーは疲れているようだったので、はっきり差をつけるつもりで、延長に挑みました」
ーーこのようなルールは、どうですか?
「タイではムエマラソンのように、一試合3Rのワンデイトーナメントはありますが、無制限の延長ラウンドはありません。非常に疲れましたが(笑)、なんとしても勝って、もう一度日本で試合をしたいという気持ちでした」
ーーもしまた延長戦があったら?
「疲れますが、勝つまで戦う覚悟があります」
ーー試合後にファンに囲まれて写真を撮っていましたね。
「試合前、ノンオーが日本で有名なのは分かりました。でも試合に勝って、皆さんが私と写真を撮りに来てくれて、本当に嬉しかったです。私の事を覚えてくれましたか? 次の試合では私を応援しに来てください」
ーーこの次はジョムトーンと未定選手の勝者と決勝をおこないます。
「大丈夫です。必ず勝って自分がトーナメントチャンピオンになります。また、皆さんの前で試合ができる事が本当に嬉しいです。私にとって、日本での試合は特別です」
■クンスック
ーー初めての日本での試合はどうでしたか。
「夢のような経験でした。今でもドキドキして、なんといっていいか、分かりません。ルンピニーで試合するのとは、全然違う気分です。本当に最高です。日本での試合が決まってから、ずっと興奮しています(笑)」
ーー17日の試合は、どうでしたか?
「ポンサワンのパンチは非常に強くて、序盤、危ないところもありました。でも、絶対に負けない気持ちでいました。次の試合に勝って、必ず自分がチャンピオンズ杯をとります」
■プラムック プロモーター
「今回の試合は、タイでも非常に注目されていて、タイの皆さんも試合結果が気になっていたので、試合後すぐにムエサイアム(タイのムエタイ専門新聞)に伝えました。とても凄い試合になって、私も大満足です。延長戦になったと、ムエサイアムに伝えましたよ(笑)。試合展開がタイとは違って、私自身、大興奮してしまいました。私の選手は残念ながら敗れてしまいましたが(ポンサワン)、素晴らしい試合を日本の皆様にみせる事ができて、ホッとしています。ありがとうございました」
|