6月12日(土)東京・大久保のスポーツ会館にて、SRC第2回トライアウト『SRCプロ育成/アマチュア奨励選手選考会』が行われた。これはSRCを運営するワールドビクトリーロードが日本格闘競技連盟に加盟する競技団体として「SRCプロ育成制度」を設け、選考会で選ばれた若者たちの挑戦をサポートしていくというもの。
エントリーした29名(1名は欠席)はほとんどがアマチュア格闘技大会で実績を積んだ選手ばかりで、特にレスリングでの好成績者が目立つ。その中でもひときわマスコミの注目を浴びたのは、2001〜2007年レスリング天皇杯全日本選手権7連覇&学生レスリング6冠を成し遂げた田中章仁だった。
田中と言えば2004年12月28日にK-1を運営する株式会社FEGに入社、レスリングを続けながらK-1での総合格闘技プロデビューも目指すと会見を行い、話題になった選手。レスリングの大会にはFEG所属で出場し、2008年12月31日『Dynamite!!』でボブ・サップと対戦したマスクマン、キン肉万太郎の正体ではないかと言われていた人物(公表はされていない)。
その田中が『SRC』の選考会にいるのだから、話題にならないわけがない。基本的な体力テスト、打撃と寝技の動きなどを審査員の前で行い、約2時間のテストを終えると、プロ育成選手としては田中だけが合格となった。
田中はすでにFEGを退社。その理由は「怪我が多かったために、試合に出られなかったので退社しました」という。現在は桜庭和志のジムLaughter7で練習をさせてもらっている。「試合に出させていただく機会が今までよりあると思うので、出していただく限りは準備をして臨みます。レスリングはもういいかなと思っています」と、プロでの試合に意欲を見せる。
現在の体重は101〜102kgで、ヘビー級でもライトヘビー級でも「出られる準備をする」とのこと。「みんな強いので徐々にレベルアップしていく感じでいきたい。最初の目標は選考会に受かることだったので、それを達成したから地道にいきたいです」と、デビューに向けて慎重に準備をしたいと語った。
審査員の1人であり、7月25日にドン・キホーテ北池袋店の2階にオープンするSRC本部道場でヘッドコーチを務めることになった高橋義生は、「経験者が多いのでみんなそれなりに技術的なことは出来るので、僕は内面から出てくる魅力のようなものを頑張って見ていました。
アマチュアは強い弱いですがプロは違うところがあるので、その違うところを選考基準にしていました」と語り、合格した田中について「田中はちょっとバカさ加減がいい。一番田中が期待していたバカだった。内面からかもし出してくる全体的な雰囲気がいいし、技術は凄いものをもっていて申し分ない。その中にところどころ出てくるバカなところがプロの魅力を感じる。プロのリングで見てみたいと思った。プロは努力するのは当たり前で、人間的魅力を持っている人が上がってくる。それは田中が一番ありました」と合格にした理由を明かす。
さらに高橋は「僕の育成方針は根性論です。今だからこそ、毎日のようにスクワット2000回をやらせる感じで僕の独裁政権を作ります(笑)。バカになって前へ突き進むしかないバカを育てたい。スクワット2000回やれと言ったら“分かりました”と言ってやるくらいのバカですね。田中はやりそうじゃないですか(笑)」と、田中の育成方針を語った。
ワールドビクトリーロード
「SRC13」
2010年6月20日(日)東京・両国国技館
開場13:00 開始15:00(予定)
<全対戦カード>
▼SRCフェザー級チャンピオンシップ 5分5R
金原正徳(パラエストラ八王子/チームZST/王者)
VS
マルロン・サンドロ(ブラジル/ノヴァウニオン/挑戦者)
▼SRCライトヘビー級ワンマッチ 5分3R
泉浩(プレシオス/アテネ五輪 柔道銀メダリスト)
VS
イ・チャンソプ(韓国/CMA KOREA/亀尾異種格闘技ジム)
▼SRCライトヘビー級ワンマッチ 5分3R
川村 亮(パンクラスism/第4代ライトヘビー級キング・オブ・パンクラシスト)
VS
入江秀忠(キングダムエルガイツ)
▼SRCウェルター級グランプリシリーズ2010 1回戦 5分3R
中村K太郎(和術慧舟會東京本部/ADCC2009世界4位)
VS
オマール・デ・ラ・クルーズ(ベネズエラ/Fight Training Academy)
▼SRCウェルター級グランプリシリーズ2010 1回戦 5分3R
和田拓也(SKアブソリュート/第4代ウェルター級キング・オブ・パンクラス)
VS
イ・ジェソン(韓国/CMA KOREA/TEAM POSSE)
▼SRCウェルター級ワンマッチ 5分3R
菊田早苗(GRABAKA)
VS
Yasubei榎本(スイス/Enomoto Dojo)
▼SRCライト級ワンマッチ 5分3R
真騎士(SRC育成選手)
VS
ホドリゴ・ダム(ブラジル/アライアンスBJJ)
▼SRCフェザー級ワンマッチ 5分3R
大澤茂樹(SRC育成選手)
VS
戸井田カツヤ(和術慧舟會トイカツ道場)
▼SRCフェザー級ワンマッチ 5分3R
臼田育男(木口道場)
VS
カン・ギョンホ(韓国/CMA KOREA/Team MAD)
▼オープニングファイト ミドル級 5分2R
一慶(チーム・クラウド)
VS
ナム・イェウォン(韓国/CMA KOREA/大田チームFINISHジム)
▼オープニングファイト ライト級 5分2R
徳留一樹(パラエストラ八王子)
VS
石塚雄馬(AACC)
<チケット料金>
VIP席(特典付き)100,000円
ロイヤル雷電シート(特典付き/2名1マス)50,000円
マスRRS席(2名1マス)40,000円
マスSS席(2名1マス)20,000円
雷電シート(S席/パンフレット付き)9,000円
S席5,000円
<チケット販売所>
イープラス=http://eplus.jp/sengoku/(PC&携帯)
電子チケットぴあ
電話=0570-02-9999(Pコード816−270)
店頭=ぴあステーション、チケットぴあスポット
インターネット=http://pia.jp/t/
コンビニエンスストア=ファミリーマート、サークルK・サンクス
ローソンチケット
電話=0570-084-003(Lコード36822)
店頭=全国ローソン店頭Loppi
インターネット=http://l-tike.com/
CNプレイガイド
電話=0570-08-9999(10:00〜18:00)
インtナーネット=http://www.cnplayguide.com/
ドン・キホーテ
※一部取り扱いのない店舗あり
※受付時間は店舗により異なる
<お問い合わせ>
ワールドビクトリーロード=TEL:03−5725−7311
ワールドビクトリーロード
「SRC ASIA vol.1」
2010年7月4日(日)東京・ディファ有明
開場17:00 開始18:00
<出場決定選手>
■SRCバンタム級ASIAトーナメント2010
江泉卓哉(総合格闘技道場武門會)
高橋渉(Laughter7)
稲津 航(フリー)
岡本飛龍(FREEDOM@OZ道場)
石渡伸太郎(GUTSMAN・修斗道場)
近藤尚平(U-FILE CAMP登戸)
島崎太郎(大賀道場)
杉田一朗(心温塾/チームZST)
曹 竜也(闘心)
種市彩人(BLUE DOG GYM)
西村広和(和術慧舟會A-3)
パンチィー山内(総合格闘技道場コブラ会)
ソ・ジェヒョン(韓国/CMA KOREA/TEAM POSSE)
ソン・ミンジョン(韓国/パンクラスKOREA)
チョ・ナムジン(韓国/CMA KOREA/Team MAD)
チェ・ギュジン(韓国/CMA KOREA/蔚山UF)
<決定対戦カード>
▼SRCヘビー級ワンマッチ 5分3R
ショルダーブラザーズ1号 金親尊氏(TEAM TACKLER)
VS
イ・サンス(韓国/CMA KOREA/TEAM MAD)
▼SRCウェルター級ワンマッチ 5分3R
鳥生将大(パンクラスism)
VS
ノア・ヴィラヌエバ(アメリカ/TEAM AKEBONO)
<チケット料金>
SS席10,000円 A席7,000円 B席5,000円
<チケット販売所>
イープラス=http://eplus.jp/sengoku/(PC&携帯)
電子チケットぴあ
電話=0570-02-9999(Pコード816−270)
店頭=ぴあステーション、チケットぴあスポット
インターネット=http://pia.jp/t/
コンビニエンスストア=ファミリーマート、サークルK・サンクス
ローソンチケット
電話=0570-084-003(Lコード36822)
店頭=全国ローソン店頭Loppi
インターネット=http://l-tike.com/
CNプレイガイド
電話=0570-08-9999(10:00〜18:00)
インtナーネット=http://www.cnplayguide.com/
<お問い合わせ>
ワールドビクトリーロード=TEL:03−5725−7311
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