12月24日(金)東京・品川よしもとプリンスシアターにて記者会見が行われ、K-1 WORLD GP 2010王者アリスター・オーフレイム(オランダ)と吉本興行グループ・株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシーが日本における独占代理契約を結んだことが発表された。
これまでに、プロ野球選手では石井一久(西武ライオンズ)、福留孝介(シカゴ・カブス)、サッカーでは永島昭浩、本並健治、ボクシングでは井岡弘樹といった選手と独占代理契約を結んでいる。
会見には、格闘技好きとして有名なレイザーラモンのHG&映画「アバター」のキャラクターコスチュームで登場したRG、東京ダイナマイトの松田大輔とハチミツ二郎が出席し、よしもとの先輩としてアリスターを出迎えた。
歓迎ムードの中、K-1とストライクフォース世界ヘビー級王座の2本のベルトをぶら下げながら登場したアリスターは「よしもとの一員としてここに来られたことを嬉しく思います。私が所属しているジムのゴールデングローリーは世界中で展開しているが、よしもとと契約したことで日本でもジムを築きたいと思います」とあいさつ。
主役が登場したところで、よしもと所属の芸人4人は「上下関係はしっかりしているので、先輩として教えないといけないことがある」とアリスターにまず教えたことは、あいさつ。
お手本として、RGが楽屋に入り、先輩方に「おはようございます」とどの時間帯でも使うあいさつを教えたのだが、アリスターは「ルールが大事なのはわかるが……」とあまり乗り気ではない様子。それでも、いざ挑戦すると片言の日本語であいさつし、無事にクリアー。次に、ボケに対して、“どうコケるか”のレクチャーを受け、もうノリノリでコケる一幕もあった。
「自分紹介ギャグを持った方がいい」という先輩の提案もあり、HGが考えたのは、腰を振りながら「どうも〜K-1チャンピオンのアリスタ〜・フォー!! フレイムです!」というもの。アリスター人気に乗っかろうというHGの魂胆が見え見えのネタだが、アリスターは「毎回これをやります(笑)」と気に入った様子を見せていた。
完全によしもと芸人の一員として溶け込んだアリスターは「芸人と共演できたことは楽しい。格闘技だけでなく、お笑いにも出来るだけ挑戦していきたい。ピン芸人でやるか、コンビ芸人でやるかどっちでも構わない」とよしもと芸人としてのスタートに俄然やる気のようだった。
アリスターはよしもとと2年契約。格闘技関連以外のことをよしもとがマネージメントしていくという。なお、明日25日(土)には大阪・なんば花月で行われる吉本新喜劇「石田笑店」に出演する。
→アリスターの蹴りをお尻で受けるRG
★12・11「K-1 WORLD GP 2010 FINAL」の試合結果はこちら
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